トルクメニスタン

中央アジア南西部に位置する共和国。
カラクム砂漠が国土の85%を占めており、国民のほとんどは南部の山沿いの都市に住んでいる。
豊富な石油や天然ガスを埋蔵する。西側でカスピ海に面し、アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン、カザフスタンと国境を接する。
首都はアシガバート。永世中立国。

国情報 目次

基本情報

トルクメニスタン
Turkmenistan

正式名称
トルクメニスタン
首都
アシガバート
最大の都市
アシガバート
通貨
マナト(TMM)
公用語
トルクメン語 国の標語
なし
面積
488,100平方km(51位) 人口
5,110,000人(112位)
民族構成
トルクメン人85%、ウズベク人5%、ロシア人4%、その他6% 宗教
イスラム教スンニ派が大多数。正教会も一部存在する。
国歌
独立、中立、トルクメニスタンの国歌 ISO 3166-1
TM / TKM
時間帯
UTC +5 サマータイム
なし
ccTLD
.tm 国際電話番号
993

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滞在情報

祝日・祭日
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式

郵便
日本大使館
・在トルクメニスタン大使館(兼勤)
Trading Centre “Paytagt”, Street 1945, building 60 Ashgabat, Turkmenistan 744000
電話: (993-12) 477081, 477082
Fax: (993-12) 477083
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

・一般的にはイスラム教ではひげを伸ばすことが推奨されているが、ニアゾフ元大統領により、40歳未満の若い男性がひげを生やすことは法律で禁止されている。また長髪も禁止。
世界遺産
  • 国立歴史文化公園“古代メルフ” - (1999年、文化遺産)
  • クフナ・ウルゲンチ - (2005年、文化遺産)
  • ニサのパルティア王国時代の城塞群 - (2007年、文化遺産)
主要都市
アシガバート:首都。最大都市。
アヴァザ:カスピ海に面する都市。ベルディムハメドフ大統領の号令で「国家観光特区」としてリゾート開発が行われた。
メルヴ:同国第二の工業都市。メルヴ遺跡は世界遺産。
クフナ・ウルゲンチ:古代ホレズムの都。世界遺産。
代表的な観光地

地獄の門:首都アシガバードから北方の砂漠にある直径60mの穴。
天然ガスが噴出し、40年以上燃え続けている。
1971年に落盤事故が起きた際、有毒ガスが外に漏れないよう、火をつけたものである。

英語の通用度
その他観光情報
・国土の8割が砂漠。
・ガルキニシュガス田は、2006年に発見されたガス田。埋蔵量は世界2位。
このガス田が発見されたことで、この国の天然ガスの埋蔵量は世界13位から4位へ上昇した。(08年)
・天然ガスは中国までパイプラインが伸びている。
・外出時、公の場では女性は民族衣装を着用する規則がある。
・女性の既婚者は外出する際は髪をスカーフで巻く。
・首都アシガバードは「世界で最も大理石の建物が密集している首都」としてギネスブックに登録された。
イタリアなどから大理石を輸入したらしい。
・世界一大きい室内観覧車や、世界最大の星形建造物もギネスブックに登録されている。
・砂漠の国なので定期的に泥をかき出さないと、川の水をせき止めてしまう。
・ニヤゾフ大統領亡き後も、「国家結納金法」(外国人がトルクメニスタンの女性と結婚する場合、5万ドルを納税しなければならない)、「メロンの日」(独裁者ニヤゾフが好きだった)などは残っているようである。
・国民は電気、ガス、水道も相変わらず無料。義務教育も無料で、試験に受かれば大学も無料。
ガソリンは車1台につき月120リットルまでなら無料らしい。
・子供が8人以上の家庭にはエリートハウスと呼ばれる豪華マンションが無償提供される。
・高級住宅街(エリートハウス)に住む人は、天井のシャンデリアの高さが高いため、一家に一台、脚立は必需品らしい。
・毎月子供1人120マナット(約4500円)の子ども手当が支給される。
・トヨタ車がシェア約60%らしい。結婚式ではトヨタの車が使われ、キャッチコピーは「結婚式から草原まで」。(トルクメン語でトヨは結婚式、オタは草原を意味する)
・トルクメニスタンの料理は、シルクロードの国らしく、様々な食文化が融合しているという。
中国の饅頭に由来する「マンティ」、ピラフの原型といわれる「プロフ」などがある。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


絨毯の紋様を図案化したもの、5つの紋様が5つの部族を表す

イスラム教のシンボル、5つの星が主要な5つの地方を表す

イスラム教の聖なる色

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
鉱業、農業、牧畜業
国の有名人
●サパルムラト・ニヤゾフ:トルクメニスタン初代大統領、トルクメニスタン民主党(DPT)議長。
トルクメニスタンの独立・近代化を行ったが、極端な個人崇拝に基づいた独裁的な政治によって、世界で最も権威主義的で抑圧する独裁者として国外で非難された。
通称「中央アジアの金正日」。
2006年12月21日未明に急死。トルクメニスタン政府により「心停止による急死」と発表された。
●ウラジミール・バイラモフ:サッカー選手。
欧州1部リーグでプレーした数少ないトルクメニスタン人選手であり、ロシアプレミアリーグでは通算15得点を記録している。
2009シーズンでは18得点を挙げカザフスタン・プレミアリーグの得点王に輝いた。
その他雑学情報
・「クラッシュ」という、道着を着て投げ技だけで行われる競技がある。
日本の柔道に似た競技で、中央アジア地域で競技人口は100万人以上いるという。
・この国の国旗は世界一複雑だと言われている。
オスマン帝国のシンボルである緑色と三日月の組み合わせをベースに、トルクメン人の代表的な5部族を示す5つの模様を刺繍で表している。
上からテケ、ヨムト、アルサリ、チョウドゥル、サリク各部族の文様。
帯の一番下に描かれたオリーブの枝は、永世中立国であることを示している。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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