観光案内所を活用しよう

国内外の主要な都市、及び観光地には、観光案内所という施設があります。
うまく活用することで、旅をより良いものにすることができるでしょう。

観光案内所を活用しよう 目次

観光案内所でできること

まず、「観光案内所」と銘打っている施設であれば、
必ずその地域、周辺エリアの観光マップやパンフレットが置かれてあります。
街歩きや散策には地図があった方が便利なので、持っていなければここで入手しておきましょう。
観光案内所にはスタッフが常駐していて、観光に関する質問にも答えてくれます。

提供サービスは場所によって異なりますが、観光地としてよく整備されている場所ほど
様々なサービスが受けられ、観光案内所の数も多い傾向にあります。
現地での宿泊施設の予約や、現地のツアー・イベントの手配ができる事もあります。

また観光案内所は必ずしも独立した建物になっているとは限らず、
同じ建物内で他の施設と混合されている事もあり、間違えやすいケースもあります。
「観光案内所」と書かれているか、「i」や「?」のマークの看板があるかを確認してください。

「i」のマークは世界中の観光案内所で見かけます。
世界共通といっていいかもしれません。文字の色や書体は様々。
観光案内所のiマーク

日本国内では「?」マークもよく見かけます。
観光案内所の?マーク


一般的に観光地と認知されていない場所にも観光案内所が置かれている場合があります。
その場合、その地域には何かしらの観光スポットがあるという事を示しています。
気が向いたら立ち寄ってみましょう。


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国内の観光案内所

日本国内にも各所に観光案内所があります。
多くの場合、その観光地のアクセスの起点となる場所に設置されています。
空港や鉄道の駅、道の駅、バスセンター、大型の駐車場がある施設などです。

各都道府県の県庁所在地や主要都市の観光案内所ですと、その地域以外にも、
その都道府県全域の観光案内を受けられることも多いです。
例えば札幌駅に行くと、広大な北海道全域の観光案内を受けられる施設があります。
また主要な観光地の観光案内所では、英語などの外国語を話せるスタッフがいる事も多いです。

観光情報を事前にネットで得ていたり、旅行ガイド本を持っている場合は、必ずしも立ち寄る必要は
ないでしょうが、観光案内所の利点は最新の情報を入手できる点にあります。
ガイドブックには載っていたけど、実はこの観光地は閉館していたとか、
現在工事中で入場に制限があるとか、そういう思わぬ情報を得られる事もあります。

まずは現地の最新の観光地図を入手するためにも、中を覗いてみましょう。


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海外の観光案内所

海外にも整備された都市や観光地であれば、世界中とはいわないまでも、観光案内所は存在します。
特に欧米では各都市に設置され、日本よりも一般的な施設ではないかと感じるほどです。

日本と同じく主要駅や空港などにある他、ちょっとアクセスし辛い場所にもあったりします。
有名な観光地であれば、その国の公用語に関わらず、英語が話せるスタッフがいると考えていいでしょう。

数は少ないですが、地域によっては日本語で観光案内が受けられる場所もあります。
JCBプラザが代表格ですが、個人経営で観光案内をしているところもあれば、
現地の観光案内所のスタッフが日本語を話せたり、日本人であったりもします。

海外の観光案内所の場合、宿泊施設やツアーの手配には手数料が発生するケースが多いです。
地図をもらったり観光の質問をするくらいならタダなので、とりあえず立ち寄ってみましょう。
市内観光ツアーが催行されていたり、交通機関のチケットが入手できたり、
イベントスケジュールを確認できたりもしますし、言葉が分からなくてもパンフレットを
見ていると、なんとなく内容が把握できる事もあります。

アクティビティが盛んな地域であれば、観光案内所以外でもイベントやツアー手配をする
施設が多くあったりするので、比較検討するのもよいかもしれません。


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各国の政府観光局を活用する

観光案内所とはちょっと違いますが、観光案内を受けられる機関という意味で、少しご紹介。
国・地域によって名称や位置付けが異なりますが、対外向け観光広報を主体とする政府機関があり、
一般的に「政府観光局」と呼ばれており、世界各国にあります。

政府の観光担当省庁やその外局が、自国の観光客誘致のために主要国に支局をおいて、
その国の旅行会社や自国の航空会社、各メディアや通商担当省庁などと密接な関係を保ちながら、
ツアーパンフレット、ガイドブック等に掲載される写真の提供をはじめとする自国の観光情報の提供や
各種宣伝、広報などの活動を通じて観光客の誘致を行っています。

多くの場合国単位の政府観光局しか持たないものの、規模の大きな国や観光業が盛んな国の場合、
連邦構成単位(州)や地方自治体で観光局を持つケースもあります。

国によっては、政府観光局の公式サイトに日本語表記があったり、
日本語のパンフレットを郵送してもらえたりもしますので、一度チェックしてみましょう。
私もドイツに行く前に、ドイツ観光局にパンフレットを郵送してもらった事があります。


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