白川郷・五箇山と飛騨高山+山代温泉
●飛騨地方の世界遺産、白川郷と五箇山を堪能し、高山を楽しむ。
名所を車で巡り歩き、帰路には山代温泉に立ち寄る贅沢コースを。
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白川郷・五箇山と飛騨高山+山代温泉 目次
- 1日目 出発〜サービスエリアで休憩〜高山ラーメン
- 1日目 高山・古い町並散策
- 1日目 高山グリーンホテル天領閣
- 2日目 朝食〜高山陣屋・朝市
- 2日目 白川郷
- 2日目 徒歩で白川郷城山展望台へ
- 2日目 五箇山・菅沼集落
- 2日目 山代温泉・瑠璃光
- 3日目 ゆっくりと帰路へ
タイトル | 旅行日時 | 都道府県 | 旅行先・観光したもの | 移動 手段 |
メンバ ー |
備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
白川郷・五箇山 飛騨高山+山代温泉 |
2014/04/20 〜04/22 |
岐阜 | 高山散策、高山陣屋、高山朝市、白川郷 | 車 | 家族 | ドライブ 温泉 世界遺産 |
富山 | 五箇山(越中五箇山菅沼集落) | |||||
石川 | 山代温泉(瑠璃光) |
1日目 出発〜サービスエリアで休憩〜高山ラーメン
久しぶりに家族でドライブがてら、旅行に行ってきました。
行けるときに思い切って行かないと、今後なかなか行けなさそうですしね。
今回は私の希望で、目的地は高山と白川郷。
帰りは山代温泉を経由するルートで、宿は私ではなく両親がチョイスしたものになります。
普段より良い宿を楽しんできました。
高山市の中心市街地には江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保全されており、その景観から「飛騨の小京都」と呼ばれています。
観光ガイドでは「飛騨高山」と記され、全国各地から毎年非常に多くの人が観光に訪れるようです。
最近は「日本の原風景を残す街」として紹介され、日本国外からの観光客も増加しているとか。
フランスのミシュランの実用旅行ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」では、必見の観光地として3ツ星を獲得しているそうです。
(2009年3月発行の「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン2009」、2011年3月発行の同グリーンガイド第2版においても3ツ星を獲得)
夏が暑く、冬が寒く、気温の年較差が大きい高山ですが、春の時期は過ごしやすく、よい気候でした。
高山を代表する観光地は「古い町並(国選定重要伝統的建造物群保存地区)」。文字通り古い町並がならんでいるんですね。
9:00に自宅を出発し、一路高山方面へ。
スムーズにいけば3〜4時間ほどで到着するのですが、今回は急ぐこともなく、途中休憩を挟んでのんびりと向かうことにします。
まず立ち寄ったのは養老サービスエリア。
この辺りは関ヶ原も近いとあって、鎧や家紋などが見受けられます。
食堂には飛騨バーガーなるものが。気になりますね。
せっかくなので飛騨バーガーと、近江牛コロッケバーガーを注文してみました。
味は絶品とは言いませんが、まあまあでしょうかね。
一応メディアにも紹介されたことはあるみたいです。
少し休めたので、次は長良川サービスエリアで休憩。
ここは軽くトイレ休憩のみでした。
飛騨に近づくにつれ、やはり山が多くなってきますね。
いよいよ高山に到着。
まずはホテルを通り過ぎて、駐車場に車を停めます。
路地に入り、桔梗屋さんで高山ラーメンをいただきます。
店内はテーブルと座敷が少々。
こちらが高山ラーメン。しつこくなく、ほどよい味でした。
遅めの昼食として頂きました。
1日目 高山・古い町並散策
車を停められたので、高山の街並みをぶらっと歩きます。
鍛冶橋を渡ります。
川にはなんとコイがいます。
橋の真ん中にある銅像。
橋を渡ってすぐ、宮川朝市のエリアでした。
高山で行われる2か所の朝市のうちの1つです。
朝市も高山の見どころの1つ。
4月下旬でしたが、高山の桜はちょうど美しい時期でした。
桜を見ながら古い町並みエリアの方へ。
この辺りも観光コースの一部のようですね。
外国人も足を止めて写真を撮っていました。
秋葉様。
こちらは豊明台組保存区域。
重要文化財の日下部家住宅。
入場料がいるようで、中には入りませんでした。
重要文化財の吉原家住宅。
火垣も重要文化財。
この辺は観光エリアの隅の方であるためか、観光客は少なめでした。
ぶらっと歩き回って反対側には、浦島台組保存区域が。
地図を見て奥の方へ。屋台蔵がたたずむ町並みがあり
この大きな鳥居は
櫻山八幡宮です。
観光の中心地から徒歩でここまで来るのは少し時間がかかるので、人は少なめでした。
せっかくなので参拝しにいきます。
立派な木材を使っていますね。
敷地は割と広いです。
祭りの時はにぎわいそうです。
裏側にもいけそうですね。
もっと人がいてもいい気はします。
こちらが本殿でしょうか。
さらに上にも神社があるようですね。
神社以外にも見どころはありそうでしたが、そろそろ引き返します。
門を出ます。鳥居が道筋に連なっています。
無料休憩所もありました。設備が整っていますね。
神社を出て、古い町並みの方へもどります。
途中あったのは重要文化財の、獅子会館。
からくり人形上演場になっていました。
メインの古い町並みの方へ移動。
この辺りはちょっと葉桜になってますね。
少し駆け足で向かいます。
こちらは神馬台組保存地区の神馬台。
鳩峯車組保存地区。いろいろありますね。
人通りの多い交差点に出ました。
なるほど、古い町並みというのは主にこの地区の事を指すようですね。
上三之町町並保存地区。ここがメイン通りのようですね。
なるほど観光客が大勢います。
この辺り一帯に、特に人が集中しているんでしょうか。
人力車もスタンバイしてました。
重要伝統的建造物群保存地区であるこの辺りは、車両規制があるようです。
道が狭くなってきましたが、人力車も普通に通ります。
赤い中橋の方へ出ましたが、こちらも人が多いですね。
橋を渡る前に、近くにあった高山町役場を覗いてみました。
展示物は主に、高山の歴史などに関するものでしょうか。
役場のすぐ近くの交差点も人が沢山。この奥に何かありそうですね。
そろそろ戻ることにします。
飛騨の小京都と呼ばれるだけあって、多くの観光客がいましたね。
中橋の桜もきれいでした。
陣屋の方へ歩いていきます。
陣屋の前にあるだんご屋は、かなり繁盛していました。
焼き団子です。かなり前から売られていたようですね。
誰の像だろう。
こちらが陣屋。
外国人観光客が大勢訪れていました。また明日にでも覗いてみることにします。
駐車場へ戻ります。このあたりは繁華街でしょうか。
駐車場近くの鍛冶橋の手前にも団子屋。高山名物とあってこちらも繁盛していました。
いい時間になったので、車でホテルへ直行しました。
1日目 高山グリーンホテル天領閣
1日目の宿は高山グリーンホテル天領閣。
立派なホテルですね。
隣には飛騨物産館があります。
ロビーも特別広くはないですが、綺麗なつくりでした。
チェックインの手続きの間、お茶とお菓子をサービスしてくれます。
このお茶はなかなか美味しかったです。
部屋案内をしてくれたのは研修中の方でした。まだちょっと慣れてない感じかな。
さっそく部屋へ。今回は和洋室の部屋でした。
布団でもベッドでも好きな方を選べますね。
和室もゆったりしたレイアウト。
畳の部屋の机には、無料のるるぶと、茶菓子と冷水。
窓から見える中庭の桜はちょうど見ごろでした。
部屋もそこそこ広くて快適です。
トイレ。
お風呂は大浴場なので未使用。
テレビの下の金庫は簡素なものでした。
夕食まで時間があるので、ホテルの隣の物産館を覗きにいきます。
エレベーターの前には浴衣が置いてあり、サイズが合わない場合交換ができます。
ロビーは細長い形ですが、ゆったりとしたつくりになっています。
ホテルのすぐ横は足湯になっていました。
こちらが飛騨物産館のホテル側の入り口。
入ってすぐに足湯があり、ホテルにつながります。
建物の中には宴会場もあるようです。
高山おみやげ商店街。こっちがメインです。
高山を模した雰囲気。
品揃えも多く、見ているだけでも楽しめますね。
2階もあるのかと覗いてみましたが
囲碁サロン、卓球ができるスペースに、申し訳程度のゲーム機があるだけでした。
土産の数がとにかく豊富です。
土産館を後にし、夕食前にゆったり入浴してきました。
お待ちかねの夕食をいただきます。
座敷もある広めのレストランでした。
我々は宿泊客のプランが良いためか、奥の席に案内されました。
旅館料理を頂くのは久しぶりです。
父の好きなスーパードライは、なんと飛騨ラベルでした。
高山の幸が机の上に並びます。
川魚。これは正直ちょっと食べられませんでした。
メインの飛騨牛。これはとてもおいしかったです。少量なのはそういうものだと思っています。
デザートも工夫を凝らした品を出して頂けました。
高山周辺でとれた食材をうまく調理された美味しい食事でした。
9時から物産館でビンゴゲームがあるということで、部屋に戻ってくつろいだ後にぶらりと覗いてみました。
景品は14個らしいですが参加者が多かったため、残念ながら我々は当たりませんでした。
外を見ると桜がライトアップ。夜桜もよさそうですね。
ゆったりした夜を過ごすことができました。
2日目 朝食〜高山陣屋・朝市
翌朝の朝食会場は、ホテルの最上階のレストランでした。
朝の早い時間だったので、まだ人は少なめ。
我々は角のテーブルでした。ゆったりできそうです。
一般的なモーニングは一通り揃っているようですね。
しっかり朝食を頂きました。
朝食後、私1人で8:45出発のホテル送迎バスに乗り、陣屋朝市へ。
乗客は私1人だけでしたので、高山駅をスキップして、直接陣屋へ向かってもらえました。
高山は朝市でも有名で、現在は宮川朝市、陣屋前朝市の2か所で行われています。今回は陣屋前のみ。
陣屋前朝市に到着。雨が振っていても毎日あるようです。数はやや少なめですがこんなものかな?
朝市を行っているのは地元のおばちゃん達。飛騨弁で話しかけてくれます。
出発まで時間があるので、朝市は陣屋を見た後にもう一度チェック。
まずは陣屋観光です。
朝は空いていていいですね。雨は小降りでしたが。
まずは陣屋の外を見て回ります。
建物の跡地が残されているようですね。
外観を見ても、古い建物が残っているという印象。
入口に戻り、陣屋の中を見ていきます。
入り口では外国人の団体が英語で説明を受けていました。
内部は当時の状態がよく残っているそうです。
この陣屋ならではの特徴として、釘かくしの真向兎(まっこううさぎ)があります。家紋にも使用されるとか。
当時の囲炉裏やかまどでしょうか。
かつての役所ということで、様々な役割の部屋があったようです。
風呂場や厠も残っていますね。
庭も立派なものです。
2階もあるのですが、非公開でした。
1階を見る限り、2階も保存状態はよさそうですね。
何人かのガイドさんが団体客に説明をしていたので、聞き耳を立てながら見て回りました。
建物も瓦ではなく、特徴的なつくりになっているそうです。
当時の部屋もよく残っています。
こちらは台所。広いですね。
こういった庭は外国人が好みそうです。
広間にあった掛け軸。
こちらは使者之間だそうです。籠が置いてありますね。
外国人観光客も多く訪れています。
蔵も見学できますが、内部は写真撮影禁止でした。
当時もこのように、桜がきれいに咲いていたのでしょうか。
時間をかけてゆっくりと見て回り、外の朝市へ戻ってきました。
兄がほー葉味噌を買ってきてほしいというので、枯れ葉と共にその味噌を選んで買いました。
味噌の種類が色々置かれていて、用途によって品を選ぶようですね。
車で迎えに来てくれた家族と合流し、高山を後にします。
次に向かうのは、白川郷。
2日目 白川郷
今日はいよいよ世界遺産、白川郷へ。
岐阜を代表する観光地であり、1995年に世界遺産に登録されました。
白川郷は四季おりおりの景観で知られ、1年を通して楽しむことができる場所。
春に訪れれば、きれいな桜を見ることもできます。他の地域よりは花見の季節は遅め。
豪雪地帯のこの辺りでは、4月上旬まで雪が残ることもあるとか。
毎年2月頃の週末には夜間ライトアップが行われるそうです、寒いですが冬もよさそうですね。
高速に乗って目的地を目指します。
この高速道路は比較的最近にできたためか、手持ちのカーナビでは表示されませんでした。
白川郷の出口の写真をタイミングよく撮れました。
白川郷行のバスがあったので後についていきます。
この時期、白川郷の桜はベストシーズンのようですね。綺麗に咲いています。
看板と、目の前のバスを頼りについていきます。
素晴らしい桜並木ですね。
駐車場へ向かいます、もう集落っぽいのが見えていますね。
駐車場も桜並木です。
さっそく行ってみますと、観光案内所の建物がすでに合掌造り。
観光客がいつでも多いので、案内所の人も忙しそうです。
マップを参考に、白川郷を散策してみます。
集落へ行くには川の向こう岸に移動する必要があります、まずはこの階段を上り
橋を渡ります。帰りに気が付きましたが、遠くから見るとけっこう細い橋です。
橋なので当然、揺れます。
川の付近は工事中でした、何か新しくつくるのかな。
こちら側はすでに観光客が大勢。
世界遺産に登録されて、一大観光地になっていますね。
重要文化財 明善寺庫裡郷土館。
白川郷で一番大きな合掌造りだそうです。
入場料がかかりますが、入ってみることにします。
入り口が狭いので、人が多いと出入りが激しいです。
入口を入ると、順路はすぐ2階のようです。
階段を上がります。
1階から続々人がやってきます。
会談は中二階があって、さらに上へ。
内部は展示物が置いてありました。
フォトカードをプレゼントしてくれるサービスも。
しかし、よくこれだけの人と物を置けるものです。
意外と頑丈な作りなんですね。
ここからの景色はなかなかのもの。
さらに上に上がってみると、通路が細くなっていました。
隙間から下が見えます。
外を覗いて右を向くと、合掌造りの屋根の裏側が見れます。
一通り見たので1階へ。
1回の入り口は少々狭いですが
奥にはまだ見どころがありそうです。
道なりに奥へ進むと
お寺のようになっていました。
入り口に戻り、左の方に行ってみると、古き良き囲炉裏がありました。
外国人観光客がこぞって記念撮影をしていました。
中は意外と広く、耐久性のある建物でしたね。
入り口が狭いので、人が多いと場所がないのは仕方ないでしょうか。
よく見ると外には珍しい花が。
道端にはスイセンも。意識して植えられているんでしょうかね。
途中、工事中のところがあったので、少し迂回します。
少し広い場所に出ました。
食事処でソフトクリームを買い、少し休憩。
もう少し歩いて散策します。
観光客が多いので、おみやげ処もたくさんありますね。
合掌造り集落ときいて、もう少しのどかな印象を持ちましたが、そうでもないですね。
一大観光地という感じがします。
人を入れずに写真を撮るのも一苦労。
兄からご当地プリンを頼まれたので、今藤商店へ。
入り口入ってすぐのところに例の品がありました。
どうも賞味期限が短いので、お土産として買って帰るのは無理ですね。
通販で直送のほうが向いているかもしれません。
この店はそこそこ品揃えが豊富でした。
2日目 徒歩で白川郷城山展望台へ
先ほどの広場から展望台へ観光シャトルバスが出ているそうなのですが、時間が決められているのと、
観光客が多すぎて1時間半ほど待たされるようだったので、仕方なく私1人で徒歩で向かうことにしました。
メインのルートからは外れるので、人が少なく静かになってきました。
最大級長瀬家は、残念ながら閉鎖中。
この分かれ道から上り坂になっていくようです。
一気に坂を上っていくような道ですね。
途中にあった木。根っこが曲がっています。
この坂は見るからに、なかなか上ろうとする人は少なそうです。
坂が続きますが、頑張って登ります。
それっぽいのが見えてきました。
ここからも展望が見れそうです。
なるほどこれは、紹介写真でよく見る白川郷ですね。
もう少し上まで行ってみます。
これは帰りのバスを待つ人々。行きも混んでましたから、帰りも相当待つでしょうね。
自家用車は無理らしいですが、観光バスならばここまで来れるわけですね。
天守閣展望台に向かいます。
シャッター押しますサービスがあります。あえて書くというのは珍しい気がします。
なるほど、ここなら見晴らしはよさそうですね。
展望はさっきの場所とあまり変わらない気はしますが。
上から見ると確かに集落に見えますね。
展望台にある建物に入ってみます。
お土産と食事処になっていて、写真が沢山飾られていました。
外に出るとまた小雨が降ってきました。
帰りの観光シャトルバスを待っていましたが、人が多すぎてバスに入りきれません。
仕方ないので、また徒歩で来た道を引き返すことにします。
行きもそうでしたが、あまり通る人がいない分、少し景色が変わって新鮮です。
大通りに戻ってきました。ちょっと寄り道。
こちらは重要文化財の和田家住宅。時間も押してるので入りませんでしたが。
少し歩みを速めて、で駐車場へと向かいます。
先ほどの広場に到着。観光シャトルバスはここから出ています。
結局待つ時間よりも、徒歩で行って帰ってくる方が早かったようです。
少々歩き疲れましたが、展望台を見れて悔いはありません。
帰り際、修学旅行生と思われる学生の集団に遭遇。やっぱり世界遺産ですからね。
行きにも渡ったであい橋。
駐車場の方面から見ると、かなり細い橋である事がわかります。
桜のちょうどよい時期に、白川郷を訪れることができました。
一度は行きたかった場所なので、今回小雨ではありましたが、来れてよかったです。
2日目 五箇山・菅沼集落
白川郷を後にし、次に向かうのは五箇山。
地理的には富山県になります。
五箇山とは、白川郷と共に世界遺産に登録された地域で、こちらも合掌造りで知られています。
ただ白川郷だけ見れば十分という理由からか、五箇山まで訪れるケースはあまりないようです。
今回はそれでもあえて行ってみました。
高速を使うと遠回りになるので、地道を走ります。
ダムがあるようですね。
15分ほど走ると、五箇山に入りました。看板がすごく古い…。
ダムで水をせき止めているんですね。
道はこちらで合っているようです。
五箇山は相倉集落と菅沼集落があり、それぞれが離れているため、今回は菅沼集落のみ訪れることにしました。
駐車場に車を停めます。
エレベーターで下に降りることができるようですね。
駐車場の階は展望駅。
下は遺産駅でした。
合掌造り集落の他に、青少年旅行村・合掌の里というものもあるようですね。
トンネルを歩いて抜けます。
トンネルの出口にマップがありました。
それほど広くはなさそうですね。
歩いていると、のどかな風景が。
行きに通った看板もそうですが、こちらも曲がりっぱなしです。放置されてる感が半端ないですね。
ただここは、人も少なくのどかで静かです。
白川郷もこのくらい静かなら居心地がよさそうですが、あそこは仕方ないかな。
その分こちらの五箇山に人が流れず、知る人ぞ知る世界遺産という感じがします。
五箇山も桜がきれいです。今年は花見をしてませんでしたが、これで十分ですね。
菅沼集落の石碑。雨が降っていたので、看板が血塗られたみたいになってますが。
五箇山民俗館。
神明社。
桜と池と合掌造り。人が去るのを粘って、いいのを撮りました。
一応これが展望スポットということでしょうか。
店もごちんまりして、これはこれで。
ここは決して広くないですが、ゆったり見て回るにはちょうどいいですね。
遠回りにはなりましたが、五箇山にも立ち寄ってよかったと思います。
看板が放置されてる感はなんとかしてほしいですけどね…。
2日目 山代温泉・瑠璃光
五箇山を出た後は、石川県の山代温泉へ。
片山津温泉を通り抜け、宿へ。
2日目の宿は山代温泉にある瑠璃光。
今回は少し良いプランにしましたので、部屋に露天風呂が付いており、さらにラウンジも利用できます。
今回は宿を楽しむという事で、外には出ずに宿の中で過ごしました。
ロビーは広くて開放的でした。
チェックインの前に、お茶とお菓子をいただけます。
さすが加賀ですね。おいしくいただけました。
女性の宿泊客は浴衣を選ぶことができます。
さっそく部屋へ入ります。
玄関。
部屋は大きな和室と小さな洋室。
浴衣もちゃんとサイズや色を選択してくれます。
これも加賀の文化の1つでしょうか。
洗面所。
そして奥には
室内露天風呂です。
なかなか快適な部屋ですね。
洋室の部屋は小さいながら
マッサージチェアが置いてあります。これも売りの1つでしょうか。
景色は残念ながら平凡でした。
部屋でゆっくりとくつろぎ、食事の前に温泉へ。
今日は旅館の温泉にいきます。
そこそこゆったりした作り。
ゆっくりお風呂につかり、ロビーの奥にある食事処へ。
16:00〜17:45の間、湯上りサービスタイムとして、お菓子がいただけるそうです。
この場所で21:00から、太鼓の生演奏がきけるそうです。
ラウンジを覗いてみます。
入り口の扉は、暗証番号を入れないと開きません。
中へ入ります。
本やDVDもレンタルできます。ここはわりとDVDの品揃えは頑張ってますね。
ドリンクももちろんあります。時間帯によってはアルコールも。
岩盤浴やマッサージ機も設置されています。
内部は禁煙で、外ならば吸えるようですね。
ラウンジでゆっくりして夕食へ。仁三郎でいただきました。
加賀らしく上品に盛り付けされた皿が置かれていました。
各芸能に通じる加賀は、陶器から食に至るまで、大変奥深いものがあります。
出される品はどれも美しく盛られたものばかり。
もちろん味も絶品です。
品が出てくる速度は遅いですが、ゆったりと楽しむことが重要でしょうか。
おそらくは地元の食材をメインに、こだわりのある品ばかりです。
普段食にあまり頓着がない私ですが、加賀の料理の数々をこういった形で頂くことができたのは収穫です。
ただ美味しさだけじゃない、「食」を楽しむとは、こういうことなのかもしれません。
加賀百万石は伊達ではありませんね。京都に匹敵する奥深さがあります。
部屋に戻る前にお土産を覗きます。ここのオリジナルの商品もあるそうです。
部屋に戻って、白川郷プリンをいただきます。確かに黒ゴマの味ですね。
仁三郎ブランドの和菓子。なかなかいけます。
21時から太鼓のショーを見ました。怪しい面を被った演奏はなかなかの迫力。
加賀一向一揆太鼓と呼ばれるもので、30年以上続くこのショーを毎日無料開催しているそうです。
鬼の面をかぶった勇壮な加賀の太鼓ショーのいわれは、当地の加賀一向一揆。
その昔、圧制に苦しむ農民たちが鬼の面をかぶり、太鼓を叩いて敵を脅したといわれています。
太鼓1つですべてを表現する。これも芸術でしょうか。
この日はこれで就寝。明日はゆっくり帰るだけですね。
3日目 ゆっくりと帰路へ
翌朝、部屋の露天風呂に入ってみました。
なかなかいい感じ。
朝食も昨日の夕食会場、仁三郎でいただきました。
洋食も選べましたが、やはり和食を選んでこそですからね。
かまどでご飯をいただけるので、とてもおいしい。
チェックアウトは11時半までなので、部屋でゆっくりDVDを見ていました。
チェックアウトします。
瑠璃光は評判通り、なかなかよい宿でした。
帰りも適度に休憩しつつ、高速を走ります。
賤ヶ岳サービスエリアで休憩。
ガソリンもいれておきます。
次は多賀。こちらは大きいです。
えびせんべいの里も入っています。
ここは広くて店も多いですね。
こちらでお持ちを頂くことにしました。
ここの餅はおいしいです。デパートなどにも入っている店舗なのかな。
久しぶりにゆっくりと楽しめた旅でした。
たまには少し良い宿でのんびりするのも、いいものですね。
家族全員がそれぞれ満足できた旅でした。
私としては白川郷と五箇山に行けたので、それだけで満足です。
自分用のお土産は、高山物産店で購入した「かたりべ」。
サクサクした和菓子で、天皇陛下も食べられたという、由緒ある品だそうです。
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