ネパールの旅 2日目 ようやくカトマンズ到着〜ナガルコットへ
●遥かなるヒマラヤに抱かれし神々の国、ネパール。悠久の地を歩く。長編その2。
ようやくたどり着いたネパール。タメルに立ち寄り一路、ナガルコットへ。
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ネパールの旅 目次
- ネパールの旅 1日目 準備編〜広州でまさかの足止め
- ネパールの旅 2日目 ようやくカトマンズ到着〜ナガルコットへ
- 2日目 広州から今日こそカトマンズへ
- 2日目 カトマンズ到着
- 2日目 空港からタメル地区へ
- 2日目 ツアー会社「Himalayan Activities」到着〜ナガルコットへ
- 2日目 ホテル「雲海リゾート」到着
- ネパールの旅 3日目 ナガルコットからミニトレッキング〜混沌の町カトマンズへ
- 3日目 雲海の中での朝食
- 3日目 サクーへミニトレッキング
- 3日目 サクー到着〜バスでカトマンズへ
- 3日目 カトマンズ到着〜ホテル「Family Home」へ
- 3日目 アティティツアーズへ〜散策と食事
- ネパールの旅 4日目 ヒマラヤマウンテンフライト〜1日観光ツアー
- 4日目 ヒマラヤ マウンテンフラント 空港へ
- 4日目 ヒマラヤ マウンテンフラント いよいよ上空へ
- 4日目 パシュパティナート
- 4日目 ボダナート
- 4日目 バクタプル
- 4日目 パタン
- 4日目 ホテル到着〜カジノへ
- ネパールの旅 5日目 カトマンズ散策〜帰路へ
タイトル | 旅行日時 | 国・地域 | 地名 | 旅行先・観光したもの | メンバ ー |
備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ネパールの旅 (長編) 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 |
2012/12/18 〜12/23 |
ネパール | カトマンズ | タメル地区、パシュパティナート、ボダナート、 ダルバール広場、スワヤンブナート、 アサン・チョーク、インドラ・チョーク、クマリの館 |
2人 | エベレスト 空から鑑賞 街歩き カジノ |
ナガルコット | 雲海鑑賞 | |||||
サクー | ミニトレッキング | |||||
バクタプル | 古都散策、ダルバール広場 | |||||
パタン | ダルバール広場 | |||||
カトマンズ盆地 | ヒマラヤ・マウンテンフライト |
2日目 広州から今日こそカトマンズへ
モーニングコールがなったのは5:50ほど。
英語だったので確証はありませんが、6:30くらいにはバスが来るだろうとのこと。
6:20。下におりてみると、やはり朝食時にも無料券がもらえました。
バフェイでしたが、やや控えめにしておきます。
おかわりでもしようかと思ったその時、入り口からSharonが来て、バスがもう来ている事を伝えてくれました。
結局ほとんど食べられないままバスへ。
走ること15〜20分ほどで空港に到着。
どうやらここからは各自で行け、ということのようで、皆少し戸惑いながらもゲートを目指すことに。
まあ空港の外側を見ることはできましたが、もうちょい誠実な対応をしてほしいものです。
手荷物チェックを通る際、私はすんなり通れたのですが、Kだけなぜか足止め。
どうやら航空券の日付が違うとのことで、後で聞くと他にも同じ理由で足止めされていた人もいたとか。
とはいえ昨日渡されたチケットは全て日付が昨日のままだったので、
全員呼び止められてもおかしくないのに、なぜか止められたのは一部の人だけ。
このあたりのずさんさは相変わらずと言う感じはしますね。
予想外に時間を食ってしまったので、Sharonも時間が遅れていることを心配していましたが、
なんとか間に合わせることができました。
航空券には8:20とありました。
案内板を見ると、またゲートが変更されている模様。
A02のゲートへ向かうと加徳満都(カトマンズ)の文字が。
ゲートを確認すると、Sharonも来たようです。
近くのイスに座り、拙い英語でコミュニケーションしつつ待ちます。
8:30。ようやくゲートが開きました、バスに乗り込みます。
待ちかねた乗客が次々と搭乗。もう遅れてくれるなよ。
中国南方航空。次はもう乗らないかな。
道中、同じ便に乗っていた人の中には日本語が話せるネパール人も数人いるようで、
こちらが日本人だと分かると、日本語で話しかけてくれた人が何人もいました。
日本の名古屋に住んでいる人も結構いました。
彼らを見ていると、ネパール人は親日的でフレンドリーで親切という印象がもてます。
ちょうど9:00離陸予定だったのですが、窓から外を見るに、この空港は滑走路がすごく混んでいて、実際飛んだのは10:00。
まあともあれ、ちゃんと飛んでくれたようです。
シートはわりと普通な方です。
機内食。右上はスイカっぽいのが入っていましたが、左上のも合わせて食べられませんでした。
ネパールの上空に差し掛かったとき、窓を見ると、ヒマラヤの展望が!
当初予定していたフライトは夜だったので、カトマンズに行く途中のフライトで見ることができたのは、
怪我の功名といえるでしょうか?
山々の遥か向こうに聳える白い岩肌は、まさに世界の屋根。
この辺りの山は意外と荒涼としてますね。
高度が下がってくると、山々の姿もはっきりしてきます。
空港へ近づくにつれ、だんだんと山から町へと姿が変わっていきます。
まもなく着陸。建物もすぐ近くです。
2日目 カトマンズ到着
無事離陸しました。タラップを降りて歩いてバスへ。
バスはわりと普通。イスはほとんどなく、多くの人が入れるようになっていました。
バスの到着地点のすぐ前にあった像。
歩いてイミグレーションへ。
こちらがイミグレーション。大勢の人が並んでいます。
機内で入国カードが渡されなかったのでどこにあるのかと探していると、壁際に大量に置かれていました。
置かれているというよりは、かなり無造作に放置されてる感じでしたが…。
ゲートは「WITH BIZA」と「WITHOUT BIZA」に分かれていました。
「WITH BIZA」の方に並んでいると、前にいた乗客のネパール人が「外国人は向こうだよ」と左を指差してくれました。
なるほど「Foreigner」と書かれています。こういうところが親切ですね。
イミグレ通過前にも銀行がありますが、通過後にもあるのでここで替える必要はありません。
この時間なので、予想していたよりは薄暗い感じはしなかったです。決して明るくはないですが。
後ろを振り返ると誰もおらず、広々としていました。
無事ゲートを潜り、エスカレータで下へ。
さらにここでも手荷物チェックがありました。わりとすんなりいきましたが。
すぐ先にはターンテーブルがありました。
荷物を探しますが、雑然としています。
受け取り手がすぐ見つからない荷物は、次々放置されているかのようです。
無事荷物も確保し、税関検査を通ります。
税関検査を抜けてすぐ、隅にあった看板。
ここを抜けると両替所がありました。
日本円のレートは10.09のはずなのに、1,000円払って返ってきたのは980ルピーでした。
空港で手数料を差し引かれたのか、はたまた29ルピー抜かれたのか。
なにぶんはじめての国での最初の両替なので真相は分かりません。
しかも両替証明書を求めても、拒否されてくれませんでした。
まあとりあえず残りの両替はタメルについてからで十分です。
2日目 空港からタメル地区へ
ここを抜けるとタクシーカウンターがある広場にでます。
事前に聞いていた噂どおり、かなりの客引きがありました。
とりあえずタクシーを拾ってタメルには行くつもりだったので交渉。
しかしどうも場所によって値段が決められているらしく、タメルまでは650ルピーとのこと。
交渉の際も、ホテルは決めているのか?ツアーは組んでいるのか?と事あるごとに聞いてきます。
自分達が紹介するホテルやツアー会社を利用してもらうための営業トークですね。これも事前の情報通り。
とりあえずタクシーチケットを確保して、運転手と共に空港の外へ向かいます。
空港の到着ゲートはいつもこんな感じで、送迎の車やタクシーの客引きが混在してたむろしています。
タクシーに乗り込んだとき、車の窓の外から、私の名前が書かれた紙を掲げた人が覗き込んできました。
あわてて車を降りて確認すると、どうやらフジホテルの送迎の方のようです。
昨日宿泊予定の宿でしたが飛行機が飛ばず、送迎も来ないだろうと思っていたんですが、まさか来るとは…。
しかも私の風貌などは一切伝えていないのに、一見日本人に見えない我々を探し当てたその眼力はたいしたものです。
窓口に戻り、タクシーチケットをキャンセルすると、返ってきたのは450ルピー。
話を聞くとキャンセル料200ルピーが発生するようです。まあそれは仕方ないですね。
その際も窓口のスタッフは「フジホテル、ダメダメ」などと言いながら対応。
これはつまり「そのホテルはよくないから、うちが紹介するホテルにしなよ」ということですね。
ネパール人は親切ですが、商売っ気が絡むとお決まりの営業トークを繰り出します。
何年経っても代わり映えしないであろう手口で、芸がないですね。
フジホテルの運転手に連れられて送迎車へ。
途中にも「フジホテル」の看板を掲げている人がいましたが、運転手が言うには「フジホテルはうちだけ」とのこと。
客を確保するためには、なんでもありですな…。
車を待っていると、名古屋に住んでいたと言う日本語堪能なツアー会社の人が話しかけてきました。
親切そうな人で名刺を渡されましたが、後から考えるとあの人も営業トーク見え見えでしたね。
車に乗り込みタメル地区へ向かいます。
車窓からは、ようやく着いたカトマンズの喧騒が広がっていました。
行き交う大勢の車、人、信号もわずかで、交差点には警察官が立っています。
車のクラクションもインドほどではないにしろ頻繁に鳴っています。
ここがネパールか…。
車窓を見ていても、まさにまとまりのない混沌とした街並みでした。
しかしどんな雑多な場所でも人々の生活、営みが消えることはありませんね。
普通にブランド品なんかも売られていますし
立派な銀行だってあります。
交差点ともなると交通量はなかなかのものです。
この像は何でしょうね。
車で35〜40分くらい走ったでしょうか、ようやくタメル地区にあるフジホテルに到着。
ロビーに向かうと他に宿泊客の姿は見えず、大勢のスタッフがたむろしていました。日本語で事情を説明。
やはり向こうとしては今日これから宿泊をさせるつもりでいたようで、まずはそれを断ります。
こちらとしては、フライトが遅れてしまったために予定していた昨日に宿泊はできず、今日明日はもうホテルが決まっているため、
明後日でもよいかというと、「では予約するので先に金を払ってくれ」とのこと。
最終日に帰る際、空港までの送迎ができるかと聞くと、「それはしていない」とのこと。
また「今日泊まらないのなら、空港の送迎代として600ルピーを支払ってくれ」とのこと。
金を先に払うのを渋っていると「ネパールではそうなっているんです」と言ってきました。
これは必ずしもそうではないはずなんですが、こちらを納得させるために、それっぽい言葉が口からでているのを感じてきます。
日本人利用客の多いこのホテルで、他の日本人ならば承諾したかもしれませんが、
私も旅人の端くれとして、素人程度にしか騙せない口車に乗る気はありません。
必要以上にスタッフがたむろしすぎていることもそうでしたが、日本人利用者が大変多いホテルにしては、
他のホテルと遜色なくちょっと商売っ気が強すぎるというか、がっかりした部分もありました。
まあ私が買い被りしていたのかもしれませんけどね。
過度に期待はしていなかったので、これはそういうもんだろうと思います。
こちらとしてはフライト遅延の連絡ができず、送迎もしてもらったので1泊くらいはさせてもらえたらとは思ったのですが、
泊まる気が失せた私は「では予約は結構なので、泊まる予定の日になったらまた来ます」
と伝えておきました。
やはり向こうとしては先にお金を払わせたいのか「週末だから人が混むかもしれない、部屋が空いてないかもしれない」
といってきましたが、それでもよいとこちらも譲らずいると、最終的には向こうも引き下がってくれたようです。
(ネパールではわりと、ホテルでも店でも客引きに必死な人はそういう傾向にあるようです)
タクシー代に関しては仕方がないので、600ルピーを支払いましたが、領収書を求めると何回かごまかそうとされました。
領収書を出したくないのが見え見えですが、こちらが引き下がらずにいると、しぶしぶ書いてくれたようです。
こんなホテルに長居はしたくないなと、とりあえずホテルを出てツアー会社へ。
できるだけ早めに訪問したかったので、写真撮影は後回しにし、地図を参考にタメル地区を歩いていきます。
途中、幾人かの客引きがおり、中には日本語で話しかけてくる人もいましたが、歩みを止めず適当にあしらって目的地へ。
2日目 ツアー会社「Himalayan Activities」到着〜ナガルコットへ
ツアー会社「Himalayan Activities」さんの事務所。なんとか迷わずたどり着けました。
奥に行くと日本人の春日山さんが見えました。
春日山さんはメールの文面を見る限りではかっちりした男性という印象でしたが、
実際はどこか抜けていてほんわかした可愛い女性でした。
事情を説明し、飛行機が遅延したためツアー参加ができず、ツアー内容の日程を変更することにしました。
ついでにマウンテンフライトの送迎も予約しておき、その後観光に回ることに。
とりあえず本日はタクシーでナガルコットまで向かうことに。
スタッフの方にタクシーの交渉をしていただいている間、教えていただいたすぐ近くの店で水を買い、両替所へ。
(途中、小さな声でハッパを売るよという人もいました。タメル滞在中は何度かありましたね。)
外に出ると、空港で名刺をもらったネパール人と再会。
両替するならそっちが1ルピー安いよとか、ツアー決まってないなら相談にのるよとか言ってきました。
Kの話だと待ち伏せしてたんじゃないかとのことで、やはり彼も営業に必死だったようです。
日本に住まれた経験のある人なので、ずさんにならない程度に日本語で断って、おいとましてもらいました。
タメル地区の両替所は、どこで行ってもレートに大差はありません。
Kとそれぞれ1万円ずつ両替すると、10,160ルピーが返ってきました。
やはり空港のレートが悪すぎますね、1円に対して1ルピー以上が返ってこなければおかしいですから。
春日山さんの話によると、今は両替のレシートをもらえないので、再両替ができないとのこと。
両替したルピーはここで使い切らなければならないようです。
タクシーに乗って、一路ナガルコットへ。
今から行くとなると、日没までに到着できるかは微妙なところです。
運転手に1500ルピーでいいかと訪ねると、煮え切らない感じでしたが、まあ問題なさそうです。
運転手は少し年をとられた白髪の男性。
車窓を眺めていると、カトマンズの日常の喧騒が流れていきます。
この国は基本的に店には扉がなく、道に面して商品を並べているようですね。
王宮っぽい建物の前を通りました。
都会からちょっと離れるとこんな感じでしょうか。
石垣を修正している現場のようです。原始的ですね。
だんだん車窓が田舎になってきました。
途中、車が密集していて通れなかったりしましたから、日没には間に合わなさそうです。
今の内にでも、夕陽を見ておくことにしました。
今日はわりと見通しがきく日のようで、とても夕陽が美しいです。
この辺りは山の斜面に家が建っているので、夕陽が反射して綺麗です。
曲がりくねった山道を走ります。
2日目 ホテル「雲海リゾート」到着
雲海リゾートは「日本人の宿」などといわれているようで、運転手も地元の人に道を尋ねながら走っているようでした。
16:00にカトマンズを出発して、1時間20分くらいはかかったでしょうか、ようやく宿に到着。
やはり日没には間に合いませんでした。
お金を払いますが、やはりなんというか、1500ルピーでは本当に最安値のランクのようで、
交渉の際にも運転手は渋々その値段で承諾してたということなんでしょうね。
もう少し欲しそうにしていたので、100ルピーだけ渡してあげました。
宿の前にタクシーが到着した時点で、宿のスタッフと思しきネパール人が出てきました。
彼に案内されて部屋へ移動。
3階にある部屋で、前には屋根のないテラスのような場所があったのですが、わりと寒くはなかったです。
チェックインの手続きのためにロビーに戻り、宿泊者名簿に記録します。
やはり日本人利用者がほとんどのようですが、今日の客はキャンセルが出たため、
我々以外に宿泊者はいないようでした。
夕食は注文してから1時間ほどかかるらしいので、この時にまとめて注文。
ダルバードのチキンとチャー(ネパールティー)を、それぞれ2つ頼んでおきました。
その後、スタッフに経営者夫妻の日本人の奥さんを呼んでもらいました。
聞くところ、チャングナラヤンは寺院があるだけのところで、サクーは小さな町らしいので、
翌朝のナガルコットからのミニトレッキングはサクーにすることにしました。
その他、いろいろな話を聞かせてもらいました。
ネパールではインドなどと違い、身包みをはがされたり、大きく騙されるという話はきかないそうです。
部屋に戻り、身支度を済ませるころには、辺りはすっかり真っ暗に。
しかも停電の時間帯に突入しているようで、明かりもつきません。
懐中電灯の光でなんとかなるかと思っていた荷物の整理も、予想外に進まず。
とりあえず食事の時間まで部屋でゆっくりしておきます。
そろそろ時間なので階段で下に下り、ロビーの裏手に用意されているレストランへ。
見事なまでに真っ暗でしたが、とりあえず暖炉の部屋へ。
ロウソクだけがついているような状態でした。
しかしカメラのフラッシュだけでも明るく撮影できるもんですね。
こちらは玄関。
ロビー。
暖炉の部屋。ちょうどダルバートが運ばれてきました。
こちらがダルバート。左下はチャーで、それ以外はご飯の上に乗せるおかずです。
チャーとはインド式に甘く煮出したミルクティーのことで、ネパールでは英語で「ネパールティー」。
庶民的な飲み物であり、ベトナムなどではチャイと呼ばれています。
ロウソクの明かりだけで食べる食事も、なかなかオツなものです。
このように混ぜ合わせながら食べていきます。
ご飯の横についているセンベイみたいなのも、割ってご飯にふりかけます。
そのままでも食べてみましたが、単独で食べるにはあまり美味しくないかも。
本来この国ではダルバートは右手のみを使って素手で食べるもんですが、外国人にはスプーンが用意されています。
ダルバートは少し辛かったですが、なかなか美味しくいただけました。
部屋に戻るとすっかり真っ暗に。この暗さでは荷造りもできないので、今日はまったり過ごすことに。
部屋の外のテラスは月明かりに照らされ、星が綺麗に見え、近くのホテルからは何やら音楽が流れ、
遠くのホテルからは自家発電の音が聞こえてきました。
基本的には夜は静かな場所なんですよね。
その後、部屋に戻ってロウソクをつけました。
電気を一切使わず、明かりはロウソクだけ。
普段このような経験をしないのですが、ロウソクの炎を見つめていると、何やら神秘的というか、不思議な気持ちになります。
風がないのか、ロウソクの炎は揺れ動くことなく一定。気持ちが落ち着いてきますね。
日本をはじめ先進国では、電気が常に日常的に使用できるのが当たり前ですが、
本来、地球上の国々では、電気が安定的に供給されていない国の方が多く、
そういった国々では夜になると、月明かりやロウソクが貴重な明かりになるのです。
こういった国を訪れることで、日本では当たり前だと思われている多くのことが、決してそうではないのだと再認識できます。
できれば是非、多くの人にも経験してもらいたいですね。
とりあえず計画停電の時間が終わるまで待ちましたが、一向に回復せず。
40分くらい後になってようやく電気が戻ってきました。
今の内に部屋の写真をとっておきます。ちょい散らかってますが。
こちらが部屋のドア。携帯電話とデジカメバッテリー充電中。
ドアのすぐ横にベッド。
もう1つベッドがあって
ベッドとベッドの間には机があり、ロウソクもここにあります。
毛布をもう1枚と、湯たんぽも用意してもらいました。
ドアを開けてすぐ正面がトイレとシャワーです。足元にビーチサンダルを用意してくれているのがありがたいです。
マレーシアと同じく、基本的にトイレとシャワーはワンセットです。
やはり同様に右側にホースがあります。左手でお尻を拭きますからね。
気持ちちょっと便座が左にずれてる気がします。
シャワーはお湯がでますが、温かくなるまでには蛇口ひねってから5分くらいかかるようです。
温度調整は難しく、熱過ぎたり温すぎたりしてました。
洗面所。こちらもネパールの一般的なタイプだと思います。
着替えを済ませ、荷物の整理も軽く済ませたので、今日はもう寝ることに。
明日の日の出は天気がよければいいんですがね。
予想外に時間がかかってしまいましたが、ようやくたどり着いたネパール。
本格的に楽しめるのは明日からです。
⇒次の頁『3日目 ナガルコットからミニトレッキング〜混沌の町カトマンズへ(3/5)』へ進む
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