東北北部周遊と関東寄り道 2日目 角館〜横手城とやきそば〜秋田の比内地鶏ときりたんぽ
●東北地方の北部を青春18きっぷで大周遊+関東寄り道。長編旅行記 2日目。
みちのくの小京都・角館に横手やきそば。秋田は忘れられがちでも見所は十分。
|
東北北部周遊と関東寄り道 目次
※この旅行記は長文であるため、複数ページに渡って記載しています。
- 1日目 仙台駅到着〜世界遺産・平泉〜盛岡で冷麺
- 今回のスケジュール
- 1日目 出発〜仙台から平泉へ
- 1日目 世界遺産・平泉到着〜無量光院跡〜高館義経堂
- 1日目 平泉・中尊寺 金色堂と数々の堂
- 1日目 平泉・毛越寺〜観自在王院跡
- 1日目 平泉から盛岡へ
- 1日目 盛岡冷麺(ぴょんぴょん舎)
- 2日目 角館〜横手城とやきそば〜秋田の比内地鶏ときりたんぽ
- 2日目 盛岡から角館へ
- 2日目 レンタサイクルで角館散策
- 2日目 角館武家屋敷群
- 2日目 大曲駅〜横手やきそば
- 2日目 横手城散策〜かまくら館
- 2日目 秋田駅散策〜比内地鶏丼
- 2日目 ホテルへ〜千秋公園・久保田城跡
- 2日目 きりたんぽ鍋
- 3日目 現存天守・弘前城〜三内丸山遺跡〜青森駅
- 4日目 東京から水戸へ〜偕楽園・好文亭〜帰路へ
タイトル | 旅行日時 | 都道府県 | 旅行先・観光したもの | 移動 手段 |
メンバ ー |
備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
東北北部周遊と 関東寄り道 (長編) 1日目 2日目 3日目 4日目 |
2012/08/25 〜08/30 |
宮城 | 仙台駅 | 夜行バス+ 青春18切符 +借自転車 |
1人旅 | 長編 47都道府県踏破 ご当地グルメ 3泊5日 4県周遊 費用約4万 現存12天守 世界遺産 |
岩手 | 高館義経堂、中尊寺、毛越寺、無量光院跡 観自在王院跡、盛岡駅、盛岡冷麺 |
|||||
秋田 | 角館武家屋敷群、横手やきそば、 横手城、千秋公園 |
|||||
青森 | 弘前駅、弘前城、新青森駅、 三内丸山遺跡、青森駅 |
|||||
茨城 | 水戸駅、偕楽園、好文亭 |
2日目 盛岡から角館へ
4:40起床。すごい早起きだ…。
眠いですが身支度をサッと整え、チェックアウトを済ませて駅へ向かいます。
ホテルの前。この時間でも明るいですね。
早朝の盛岡駅。
さすがに人はほぼいません。
駅から見た駅前広場。閑散としています。
駅の中も静かです。
観光に力を入れている感じがしますね。
いざ改札へ、と思ったところ、駅員さんにまだ早い、その看板を見ろと言われました。
なんと改札がまだ空いてないそうなんです。
新幹線の改札も同様。どうやら始発に合わせて改札を開始するようですね。
仕方がないので、改札のすぐ側のベンチで休むことに。
駅の中央部はやはり新幹線専用のエリアになっています。新幹線の利用者が多いんですね。
関東方面から観光客を運んでくれる重要な足ですから、力を入れるのは当然ですね。
ようやく改札が開いたので中へ。
5:22の電車に間に合いました。これを逃すと次の電車は14:10なんです。
青春18きっぷで東北を行こうと思うと、多少の無理は覚悟しなくてはなりません。
エスカレーターで8番線へ。
電車は4両編成くらいはあるでしょうか。ワンマンではありませんでした。
駅のホームにあった、今では懐かしい公衆電話。
東北での電車のドアは、基本的にボタンを押して開けます。
電車の中は普通です。
ボーッと車窓を見ながら、電車に揺られます。
予想通り、田園風景とまばらな建物という光景が広がっていました。
途中、田沢湖駅で25分ほど停車していました。
田沢湖の前後は山の中を電車が走っているという感じで、トンネルもいくつか抜けています。
この駅以外にも、途中で単線になっているところも多いので、停車待ちもたまにあるようですね。
そしてやはり乗客は、電車のドアを開けたら閉める習慣がついているようです。雪国の習慣ですね。
角館に到着。かなりの数の学生が乗り降りしていました。
秋田県の代表的な観光地の1つですね。
大曲行きの普通列車は、6:55のあとは13:46です。間隔の長さがすごいですね。
かくのだて。
角館はみちのくの小京都と呼ばれています。
新幹線が停まる駅だけあって、ちょっとした飾り付けもされています。
でも改札は普通に小さいです。
駅の外に出ました。新幹線が停車するというのは大きいですね。
しかし駅前はわりと何もありません。
お土産屋が数店と、タクシー乗り場くらいでしょうか。
お土産屋はここで買うのがいいのかな?
奥には、秋田内陸線の乗り場があるようです。
中に入ってみましたが、人気がありませんでした。
2日目 レンタサイクルで角館散策
とりあえず駅からすぐ近くにある、「花場タクシー」を目指します。
民家風の交番がありました。
実はこの会社、タクシーだけでなく、レンタサイクルも貸してくれます。
1時間300円で、営業時間は6時〜20時。荷物も200円ですが預かってくれました。後払いです。
7:10。早速自転車を借り、マップと案内板を参考に進んでいきます。
マップ通り進みますが、普通の道なので、正しいのかどうかわかりません。
看板を見る限り、とりあえず間違ってはいなさそうです。
所々に道標がありました。
道を確認しながら進んでいくと
どうやら、ここから先が武家屋敷群のようですね。
案内板もありました。間違いなさそうです。
文化財保護のため、ここからは禁煙で、かつ車は30km速度制限があるようです。
入り口にあった古ぼけた家。これ店?
パンフレットには決して紹介されませんが、地方の観光地のすぐ近くはこんな感じで殺風景だったりします。
さて、ここからが角館でよく紹介される、武家屋敷群ですね。
一部の建物は中に入れるのですが、到着が早かったため、まだ開いていませんでした。
立派な門構えの建物もありますね。
この周辺は観光できる文化財が多いですが、普通の一般住居も混じっています。
ぶらっと自転車で周るには、ちょうどよい道ですね。
時間つぶしに、適当に走ることにします。
ここは小学校跡のようですね。
このあたり一帯は観光地だけあって、道も綺麗で、しっかり整備されていますね。
多くはないですが、所々に店がありました。
一般公開されている建物は有料のところと、無料のところがあります。
美術館もあるようですね。
学校などの跡地も点在しているようです。
ここまでが保存地区のようですね。
保存地区の一般住宅にはポストがないのか、扉に新聞が突っ込んでありました(笑)
停止線の標識。なるほど。ここも雪がよく積もる地域のようですね。
今度は歴史地区を離れ、川の方へ向かってみることにします。
古城橋というようですね。
川のすぐ側のこの通りは、角館のシダレザクラで有名な場所。
桜の時期になるととても美しい道で、名物でもあります。
土手を降りてみることにしました。
流れはそれほど急ではないのかな?
シダレザクラの道は歩道であるため、自転車で走るのは大変。
少し迂回して川沿いに進み、武家屋敷方面に戻ります。
このあたりが、並木道の終点のようですね。
ここから武家屋敷方面へ進みます。
道標を参考に進むと、本明寺というものがありました。
こちらは薬師堂。
報身寺。寺院もいくつかあるようですね。
朝早い時間帯なので、人は誰もいませんでした。
ひっそり、という感じですね。
川のほうへ進んで行くと、釣りをしている人がいました。何が釣れるんだろう。
2日目 角館武家屋敷群
そろそろ扉が開く時間なので、武家屋敷の入り口に戻ってきました。
まずは岩崎家を覗いてみます。
この案内板、比較的新しいですね。
ちゃんとした史跡なんですね。
掃除もきちんとされていて、良好に保存されてあるようでした。
入り口の高さが低いので、かがんで入らないといけません。
天然記念物 岩崎家のカシワ だそうです。
建物の中には入れませんが、綺麗に掃除されているのは感じます。
裏側にまわってみました。
屋敷内には入れないものの、パンフレットなどが置かれていました。
これは同時の住居地図でしょうか。
中に入れないのが残念ですね。
岩崎家を後にします。
次に訪れたのは松本家。
ここも史跡なんですね。
小さいながら、風情ある佇まい。
ぐるっとまわってみますが、どうも内部は閉まっていて見れないようですね。
次へ向かう途中にあった郵便ポスト。他に写真を撮っていた人がいたので、私もつい撮ってしまいました。
次は河原田家。ここもやはり史跡。
ここはなかなか見所がありそうですね。
家の入り口に置かれてあった、立派な屏風。
入り口が低いのは、当時の風習なんですかね。
ここはなかなかいい庭です。
よく整備されていますよね。
奥にもあるようです。
中には入れなくても、丁寧に保存されていることはわかります。
ここは、少しだけなら中を見れそうですね。
ゆったり見れたので、出ることにします。
まだ見るところはあるのですが、時間も気になるので、駅に向かうことに。
通りがかる車を見ていると、皆さん慎重に走っているようです。
スピードもあまり出さないし曲がるのも慎重。
穏かな東北の人の気質なのか、雪国の習慣なのか。
ここももう少し賑やかだといいんですけどね。
自転車なので、駅まではそれほど時間がかかりませんでした。
レンタサイクルを返却し、歩いて駅へ。
角館駅の由来が書かれてありました。
まだ電車が来るまで時間があるので、土産屋をのぞいて見ます。
秋田名物、いぶりがっこ。秋田はなにかと「っこ」をつけたがるそうです。
おにぎりもきっと、あきたこまちを使用しているんでしょうね。
秋田の土産コーナー。
これは秋田名物のご当地ヒーロー「超神ネイガー」ですね。探していたのですがやっとありました。
ホームへ移動。電車が来る数十分前まで改札は行われないようですね。
この辺りは駅によっては便数が少ないので、改札の時間が区切られて決められているようです。
いつでも改札をしてるわけではなく、改札が開始されるとアナウンスが流れるので、乗客は待合室で待つのが通常のようです。
待合室には結構な数の乗客がいました。平日でも観光客はいるようですね。新幹線停車駅ということも大きいでしょうが。
小さい駅でも案内板が綺麗なのは、新幹線が停車するからでしょうかね。
構内美化の意識も高いようです。
時刻表を見ると、ほとんどが新幹線。普通列車の本数はほんとに少ないです。
ようやく電車が到着。
さて、次に向かうのは横手。
こちらも9:42の電車を逃すと、次は13:46です。
厳しい旅程ですが、今でしかこんな無理はできませんね。
2日目 大曲駅〜横手やきそば
横手の途中、乗り継ぎのため大曲駅に到着しました。
発車まで時間があるので、大曲駅を散策することに。
大曲は秋田県の主要な駅の1つなので、乗り継ぎにもよく利用される駅です。
大曲と言えば花火が有名。
観光案内所を覗いてみます。
やはり花火関連の商品が目立ちますね。
これは実際に使用される花火の打上げ筒と同じもののようです。
当日は、こういう光景が広がるんでしょうねぇ。
駅の外に出てみます。
駅前の前に、花火通り商店街が伸びているようですね。
駅の待合室にいってみると
大曲の梵天が置かれていました。
改札口の方へ戻る途中、窓を見ると「田沢系」と書いてありました。分かりやすくするためでしょうか。
キヨスクの土産コーナーでは、名物品の名前が並んでいました。無理やり作ってそうなのもありますが…。
運賃表をみると、大曲が乗り継ぎの拠点になっているのがわかります。
電車に乗り込み、いよいよ横手に到着。
横手からは秋田まで乗換えなしの列車が1時間に1本程度あるので、ここに着けさえすれば、だいぶ楽です。
1時間に1本の電車があることがこれほどありがたいとは、東北恐るべし。
意外と観光客は多そうですね。
横手は、高橋勇市選手の出身地なんですね。
観光客っぽい人が確かにちらほらいます。
さっそく観光案内所へ。
横手やきそばマップが張り出されていました。スタッフの人も丁寧に教えてくれました。
レンタサイクルを借りるには「かまくら館」に行くとよいとのこと。
横手やきそばマップも入手し、駅を出発。
横手駅はわりと新しそうですね。
横手といえば、かまくらも人気。
まずは地図を参考に、かまくら館を目指します。
停止線の標識は、ここが積雪地帯であることを意味します。
とても古めかしいポスト。まだ現役なんでしょうか。
曲がりくねった道を進みます。
かまくら館に到着。
中に入ってみます。どうやらパスポートも申請できる場所のようですね。
解放的な空間。なのはいいんですが、冷房が効いてなくて暑かったです。
今でこそ焼きそばも有名ですが、元々はかまくらで有名な町ですからね。
奥の事務所で、レンタサイクルを借りることができました。
かまくら館の土産コーナー。
荷物も預かってもらい、さっそく自転車で焼きそばを食べに向かいます。
地図をチェックし、目星をつけておいた店に移動。
ちょうどかまくら館と駅の間、さっき通った道に1店舗ありました。
「ふじわら」さん。横手やきそばがブームになる前からの店のようです。
11:30開店ということで、数分前ですが店内に入ることができました。
個人で経営されている小さなお店といった感じですね。
こちらが焼きそば。
さすが老舗だけあって、とても美味しかったです。
麺はもちろん、キャベツまでがこれほどうまいとは。
わざわざ来て食べる価値は十分にある味で、大阪でも通用しそうな味です。
私の帰り際には、既に車が2台で埋まっていました。
そこそこ人気のある店のようですね。
2日目 横手城散策〜かまくら館
腹ごしらえを済ませ、自転車で横手城を目指します。
この像はなんでしょうね。
横手川を渡ります。
土手を通っていきます。
案内板を見ると、いろいろ見所はあるみたいですね。
こちらの横手川は、一級河川として知られています。
八柏大和守殉難の地とあります。
地図どおり進んでいくと、高校が見えました。
横手公園の碑がありましたから、ここで間違いはなさそうですが
どうみても高校の敷地内です。
近くにあった案内板を見てもよく分かりませんが、とりあえず進んでみることに。
この坂道を自転車で進むのはきついですね。
登りきると、すぐ横に城が見えました。
簡素な噴水を発見。ここで自転車をとめます。
横手城キャラクター とむらくん がいました。
こちらがパンフレットなどで見るアングルの横手城。
城自体はそれほど大きくはありません。
天守の近くには碑がいくつか建っていました。
不思議だったのはこの碑。あえてこうしているんでしょうか。
先生とあるわりには全く手入れされておらず、蔦で文字も見えません。
こちらの休憩所からは
庭園のようなものが見えました。
天守へ戻ります。
さっそく内部へ。
入り口入ってすぐには木筒が。
入場料は100円でした。安い。
荷物も預かってもらえるようですが、今回はこのまま行きました。
小さいながらも展示物がきちんと置かれています。
フラッシュは不可ですが、撮影はできるようです。
バリアフリーも意識しているようですね。
私以外の観光客は、まだいないようでした。
資料を写真撮影可能な城は、そんなにない気がしますね。
屋上の展望フロアに到着。
おえかきコーナーがありました。確かに展示物と並んで、子供の絵がよく飾られていました。
扉を開けて外に出てみます。蜂もいるみたいですが…。
この辺りは建物の数も少なく、緑が多いです。
こちら側が町の中心部でしょうか。
横手城からは町の端から端が見えるようです。小さい町なんですね。
下を見ると何やら円が。何かの計測でしょうか?
一通り見たので、時間を気にして下に一気に駆け下りました。
途中、他の観光客の方にもすれ違いました。私1人ではなかったようです。
小さな城でしたが、バリアフリーも意識しているよい城でした。
ただこの噴水のチープさは、どうにかしてほしいもんですが(笑)
時間も気になるので、かまくら館へと戻ります。
一級河川があるとないとでは、周辺の水事情も変わってきそうですね。
この道の向こうがかまくら館。
到着後、自転車を返却。預けていた荷物を受け取ります。
かまくら体験コーナーへは、横手城との共通券になっているため、とりあえず入ってみました。
かまくらルームは室温をかなり下げており、冬場のかまくらを体験できるようになっています。
先客がいたために待ち時間があるようで、私は時間がおしていたことと、
体調があまりよくなかったため、今回は見送ることにしました。
横手は焼きそばが有名になりましたが、観光はそれだけではないですね。
さて、そろそろ駅に向かいます。
駅に到着。
自動改札があるのは、主要駅の証拠でしょうか。
いよいよ秋田駅へ向かいます。
2日目 秋田駅散策〜比内地鶏丼
秋田駅に到着。
改札を出る前にちょっと散策してみました。
蒸気機関車のミニチュアが展示されていました。
五能線各駅停車スケッチ展。
SLは秋田ロマンということなんでしょうか。
好きな人にはたまらない空間かもしれません。
駅弁屋さん。
秋田駅に隣接している商業施設はTopico。
改札を出ます。
中央口。普通列車と新幹線が綺麗に分かれています。
駅の散策は後ほど行うとして、まずはホテルを目指します。駅からもう見えていました。
駅から歩いてすぐという、立地は申し分ありません。
チェックインの時間までまだあったので、荷物を預けて散策を開始。
ホテルのすぐ側に併設してあった食事処。きりたんぽはなさそうかな。
ホテルから見ると、すぐ前方がもう駅です。
途中、金萬の店を見かけました。秋田銘菓として有名です。
こちらが秋田駅から続くメイン通り。
近くの商業ビルに入ってみると、デパートというより、小さな店舗が集まっている感じでした。
全てのスペースが埋まっているわけではないようでしたが。
地下が食品コーナーというのは、全国共通ですね。
生産者直売所がありました。都会にはない素晴らしいコーナーです。
通りを歩いてみます。
なまはげちゃんの像。
こちらにも金萬の店がありました。帰りに買うことにします。
アーケードを出てすぐ側にあった店。老舗という感じですね。
オブジェがありました。駅前には何かしらありますよね。
駅の方へと戻ります。
ぽぽろーど。
改札へ通じる通路。意外というと失礼ですが、わりといつでも人が多い通りです。
Topicoの集客力も、なかなかのようですね。
時間は15時を過ぎていましたが、昼食に是非頂きたかったのが比内地鶏。
探し回っていたのですが、結局こちらの店舗くらいしか見つかりませんでした。
「秋田比内地鶏や」。さっそく入ってみます。店内は普通。
メニューを見てみると
究極親子丼が1280円。極上親子丼が980円。高い!さすが比内地鶏。
極上は生卵にシェーバーブラウンを使用しており、究極はどちらも比内地鶏。
悩みましたが、せっかくここまで来たのですから、究極親子丼を注文することにしました。
待つこと5分。到着しました。
これが鶏肉も生卵も比内地鶏を使用した、究極親子丼!
米はあきたこまちを使用しているものだと思われます。
米も鳥も卵も全て高級食品というだけあって、普通とは違う味がしました。
炭火焼なのか、調理自体にも手間がかかっているような気がします。
思ったほど量はなかったですが、美味しくいただけました。
2日目 ホテルへ〜千秋公園・久保田城跡
さて、15時を過ぎていたので、ホテルへと戻りました。今回の部屋は1006。
狭めですが、寝るには十分なスペースでした。
ベッドも机も不足ありません。
バストイレも思ったほど狭くなく、清潔感はあります。
窓からの景色。高いビルがあるのは駅前周辺に多いですね。
部屋に入ったのが16時くらい。1時間ほどゆっくりして、今度は駅前を歩いてみます。
観光案内所の前にあった像。
観光案内所でレンタサイクルを借りました。
自転車を受け取れるのは、少し離れた地下駐輪場。
無愛想でしたが親切な管理人さんに用意してもらえました。
借りたのが17:15で、返却期限まで1時間ちょいしかありませんでしたが、近場なので問題なし。
千秋公園。自転車であれば駅前からすぐでした。
ここはかつての大手門跡。
地図を参考に、中へ入ります。
千秋公園は久保田城跡として知られています。
自転車で中へ。砂利道なのでちょっと運転しにくいですが。
ジョギングをしている人が多かったです。学生の部活でのジョギングコースになっているようですね。
なにやら像を発見。
空。
神社もありました。
公園を見ると、いかにも城跡という感じの造りです。
自転車を適当なところで停めておいて
階段をのぼっていきます。
裏門跡。
階段を上がった先も、なかなか敷地は広そうです。
佐竹義堯公の銅像がありました。
公園としては十分な広さなので、市民の憩いの場でしょうか。
そして石階段を登った先にあるのが
久保田城。
残念ながら営業時間は過ぎてしまい、中に入れませんでした。もう少し早く来るべきだったか。
ここも秋田の観光地の1つといえそうです。
しかしよく設計された公園ですね。
緑も多いですし、よい公園です。
本丸跡がもっとしっかり残っていればよかったのですが。
八幡秋田神社。
なんと道の真ん中に猫が寝ていました。恐れ多い猫だ。
敷地内にはいたるところに碑がありました。
表門。なかなか立派です。
都市部の中にある公園という感じですが、バランスがよさそうな気がします。
というか高松城の混沌具合と比べれば、どこもよく見えてしまいますが(笑)
自転車に乗って引き返します。砂利道と舗装道が整備されているのはありがたいですね。
2日目 きりたんぽ鍋
そのまま駅へ向かいます。
駅前アーケード通りに到着。
先ほども立ち寄った金萬。
秋田では老舗だそうですね。1箱買って帰りました。
通常、金萬の日持ちは3日程度らしいので、期限が長いパックになっているものを購入しました。
1時間程度でしたが、レンタサイクルを返却。
この階段は自転車を支えて上がれるよう、工夫されて作られてあります。
再び観光案内所へ行き、カギを返却。ついでに夕食できりたんぽが食べられる店を聞きました。
駅から少し離れたところにある商業施設に行ってみました。
この時思ったのですが、ここを通る人は若い人が多いんですよね。
その上オシャレな人も多い。秋田は東北のお洒落番長という感じがします。
人も決して少なくなさそうですしね。
ここは吹き抜けになっていて、かつ映画館もある解放的な施設でした。
若者が集まるのもうなずけます。
秋田駅に関しては若者も割と多く、盛岡と比べれば華やかな印象を受けます。
別ルートから、再び駅の方向へ。
再びTopicoへ。なにかとここ便利かも。
きりたんぽを食べられる店は周辺には2、3店舗あるようなのですが、結局入れそうな店はほとんどありません。
案内の通りに行ってみると、昼食を食べたのと同じ店がありました。
きりたんぽは比内地鶏でダシを取るので、比内地鶏を扱う店で食べられるんですよね。
できれば違う店で食べたかったのですが、暗くなってきましたし、徒歩圏内で食べれそうな店はここくらい。
やむを得ず、本日2度目となる店に再び入店。
今度は奥の座敷へ入りました。
見慣れたメニューからきりたんぽ鍋をチョイス。
秋田県民にとって「きりたんぽ」は家庭で作る料理である事が多く、店で「きりたんぽ」を食べるのは主に観光客がほとんどらしいです。
その中でも特に美味しい店なら、地元の人も来ることがあるようですが。
到着しました。1人でコンロ鍋というのがまた…。火の調整も自分で適宜行います。
これが中身。1人前ですが、量としては十分でしょうか。
ゆっくり待っているとダシがでてきました。
さっそくいただいてみます。
きりたんぽというのは、米をこのような形に整えて作ったもの。
崩してみると、ちゃんと米であることがわかります。
味は予想に反し、あまりしませんでした。練ったご飯の味というんでしょうか。
餅ともご飯とも違う、「お米そのもの」を食べているという印象がありました。
米の味はするけどご飯ではない、あえていうなら「うすいしょうゆのもっちり味」といったところ。
ダシの味がないと薄味なんですが、それを楽しむんでしょうかね。
野菜もたっぷりでヘルシーな食事ですね。
量もちょうどいいかもしれません。
比内地鶏の卵黄と鶏肉。おいしくいただきました。
夕食後、あたりはすっかり暗くなっていました。
さすがに人通りはなくなってきましたが、それでもどこか華やかな通り。狭いはずなんですけどね。
本日は概ね予定通り、グルメも観光も楽しめたと思います。
明日の朝もやはり早いので、今日も早く寝なければなりません。
秋田の人は特別美人が多いというわけではなく、美白の人も沢山いたわけではありませんでしたが、
老若男女問わず肌艶がよい人が多く、美しい人がより美しく見えるような気がしました。
秋田美人という言葉があるのも、分かる気がします。
⇒次の頁『東北北部周遊と関東寄り道(3/4)』へ進む
■ TOPに戻る | ▲ 目次に移動 | ▲ このページの一番上に移動 | ★ 国内旅行記一覧へ(日付順)・(都道府県順)