地図を活用しよう
普段行かない場所だと、土地勘は乏しいもの。
知らない場所での観光には、地図は欠かせないものです。
特に街歩きを楽しみたい場合は、いつでも地図を見られるようにしておきましょう。
地図を活用しよう 目次
地図を入手しよう
現地に観光案内所があれば、まず地図は入手できます。
ホテルなどの宿泊施設にも置いてあることがありますが、
どのような地図なのかは、見てみないと分かりません。
出発前に地図付きのガイドブックを買ったり、ネットで地図を印刷したりしておけば、
現地の散策で無駄になることはないでしょう。
ドライブが中心なのであれば、カーナビがあれば十分事足りますが、
古いものだと現在の状況に対応していない事もあります。
スマートフォンやタブレットなどを持っている人なら、今や最新の地図を
見ることができますので、日本国内で電波の届かないところ以外なら、
紙媒体はもう必要ない時代かもしれません。
海外旅行なら事前に地図を準備しておく
日本国内ならともかく、海外では観光案内所以外では地図の入手は期待できません。
ツアーなどで添乗員が渡してくれる事もありますが、
個人旅行であれば、出発前にあらかじめ地図を用意した方がいいでしょう。
手堅いのはガイドブックですが、最新のものになっていない可能性もあり、
主要な場所しかカバーしていないという欠点もあります。
局地的に必要な部分があるなら、グーグルマップなどで調べて印刷しておくと便利です。
特に現地ホテルにたどり着くまでの地図は、是非準備したいところです。
wifiなどで現地でもネット回線が確保できるのであれば、スマートフォンを使うのも有効ですが、
回線が思いのほか弱かったり、実際は使えなかったりすることもあります。
不安であればやはり紙媒体での地図も用意しておくのがよいでしょう。
地図の扱い方と活用法
地図を見るには方向が分からなくてはなりません。
方位磁石を忘れずに持っていくようにしてください。
現地での入手が難しいので、出発前に正常に動くかを確認し、
可能なら2つ以上準備するとよいでしょう。
方角を知るだけなら100円ショップで売られているもので十分です。
地図にはたいてい、北の方角が分かるようになっています。
方位磁石を地図の上におき、北の方角に合わせてみましょう。
重要な地図は2枚以上用意しておき、1つを荷物の奥に、
もう1つをすぐに取り出せるようにしておくと、片方なくなっても安心です。
ホテルや観光目的地、主要な駅などは、あらかじめ地図に印をつけておくのもよいでしょう。
予定を直接地図に書き込んだり、ルートを矢印で示しておいたりと、
自分なりの様々な方法を試してみて下さい。
地図を見る際の注意点
出発前に地図が手に入る場合は、旅に出る前に一度は確認しておきましょう。
だいたいのイメージがつかめ、現地での活用がスムーズにいきます。
観光地には、大抵シンボルとなる目立つ建造物や広場があるものです。
そこを起点に現在地点や目的地を把握すると、少しはわかりやすいはずです。
また地図を見ながら歩いていると、周囲の人から見て観光客であることが
ばれてしまうため、海外だと良からぬ輩の標的にされる可能性もあります。
それを自覚するとともに、地図を見ることに気をとられ、
スリや引ったくりに合わないようにしましょう。
治安の良し悪しにも左右されることですが、
世界各国から観光客が訪れるような場所だと、他の人もよく地図を
広げているので、そこまで気にすることはありません。