安土と京都の旅
●初夏を前に、信長の旧跡・安土と、京都の名所を散策。
勾配を歩いて観光した後、琵琶湖畔の宿で疲れを癒す。
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安土と京都の旅 目次
タイトル | 旅行日時 | 都道府県 | 旅行先・観光したもの | 移動 手段 |
メンバ ー |
備考 |
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安土と京都の旅 | 2015/06/21 〜06/22 |
滋賀 | 安土城跡、安土城天主 信長の館、石山寺 | 車 | 家族 | ドライブ 世界遺産 |
京都 | 毘沙門堂、西本願寺、宇治上神社 |
1日目 安土城跡
まず向かったのは、安土城跡。
安土城といえばそう、織田信長の城として有名。
安土城は異端児信長らしく、当時の城としては大変奇抜な造りをしていたと伝わっていますが、
本能寺の変の後まもなく消失しており、城跡が残るのみとなっています。
安土城の手前の駐車場にたどり着きました。
駐車場が2つあり、片方が有料駐車場で、もう片方が無料駐車場。
なぜ隣接しているんだ…。
当然、無料の駐車場へ。
有料駐車場の方が敷地は広いですが、1台たりとも停まっていません。係員も暇そう。
駐車場の隣は休憩所になっていました。
厠にはなぜか浮世絵。
内部には安土城のレプリカ。
さて、安土城跡へ向かいます。
ここから先は入場料がかかるようですね。
受付はとても小さな建物。
案内板の横には、木の杖があります。
そして城跡へは、この山の階段を上っていかなければなりません。
入り口に近い脇道にあったのが、豊臣秀吉邸址。
復元図を見ても、ちょっとイメージしにくいかな。
反対側も入れそうな場所がありましたが、特定の時期だけ公開するようですね。
階段や周りの壁も、当時を偲ばせます。
振り返ると、のどかな田園風景です。
先を進みます。
地面に埋められた石仏というのもありました。
珍しいですね。
石仏と書かれていなければ分かりそうにありません。
アジサイもきれいに咲いていました。
今も復旧作業は行われているようです。
ここから上に行くと、天守跡があるようですね。
立札がかすれていて見にくいです。
天主、本丸跡に至る。
さらにここを上るようですね。
この辺りは石垣がよく残っています。
城跡って感じがしますね。
仏足石というものがありました。
この石碑も新しそうな気が。
ここを上ると
二の丸址と、織田信長公本廟。
これが本廟ということでしょうか。
織田信長公廟捺印所。記念スタンプってことでしょうね。
立ち入り禁止の奥が霊廟のようです。
お寺の敷地内になっているんですね。
少し引き返して
こちらの広場が本丸跡のようです。
すっかり木々が生い茂っていて、本丸跡といってもピンときませんね。
石を積み上げただけの灯篭のようなものがありました。
さらに上に上がると。
こちらが天守閣址。
立札によると、消失してからだいぶ長い間、放置されていたみたいですね。
思ったよりも狭いですが、こういうもんでしょうか。
はしごで少し登って
ここから見下ろせるようになっていました。
スズメバチ注意。怖いな。
天守の部分はコンパクトな感じがします。
反対側の景色。
信長の城跡だけあって、人はひっきりなしに来ますね。
見る物は見たので、駐車場へ戻りました。
1日目 安土城天主 信長の館
安土城跡を散策し、次は「安土城天主 信長の館」へ。
城跡を訪問後は、是非セットで訪れたいのがこちらの施設です。
こちらには1992年に開催されたスペイン・セビリア万博へ出展された
原寸大の安土城天主(5・6階)が展示されており、当時の姿を窺い知ることができます。
周りは田んぼなのに、このエリアだけ建物が並んでいます。
こちらは文芸の里。
隣にあるのが安土城考古博物館。
文芸の里に車を停めて
奥まで行くとありました。
変わった建物ですね。
信長の館、とあります。
入り口で券売機を買います。
安土城天守の再現物のほか、当時の料理の再現も。
現代でも美味しく食べられそうなものばかりです。
定時になると、安土城の在りし日のCG映像が流れます。
織田信長の肖像画。今はこっちが主流かな。
ここは安土城とワンセットで訪れるのがいいですね。
1日目 石山寺
ホテルからも近い位置にある石山寺は、東寺真言宗の寺。
日本でも有数の観音霊場であり、西国三十三所観音霊場第13番札所となっています。
また当寺は『蜻蛉日記』『更級日記』『枕草子』などの文学作品にも登場し、
『源氏物語』の作者紫式部は石山寺参篭の折に物語の着想を得たとする伝承があります。
「近江八景」の1つ「石山秋月」でも知られるお寺。
瀬田唐橋(せたからばし)を通って
琵琶湖の南側を南下。
石山寺へ到着。
よくわからないオブジェ
角を曲がったところに入り口がありました。
西国十三番石山寺。
なかなか広そうな境内です。
ここから入場料が発生。
さっそく中へ。
くぐり岩。
手水舎を抜けて
階段を上へ
見どころがいろいろありそうですね。
こちらは蓮如堂。
紅葉の時期は綺麗そうですね。
本堂へ。
なかなか立派なお寺ですね。
御利益がありそうです。
石山寺は紫式部のゆかりの地でもありますからね。
おみくじや絵馬もあります。
先へ進みます。
安産の腰掛石なるものがありました。
天井が低いですが、ここに座るようですね。
先へ進みます。
これも立派ですね。
広くて迷いそうです。
立札はあるんですが、全て見て回るのは難しそう。
琵琶湖の南側が見えました。
心経堂。
こちらは舞台でしょうか。
紅葉の時期は混みそうですね。
下へ降ります。
これほどの寺ならもっと有名になってもよさそうですけどね。
散策はこのへんにして、戻ることにします。
帰りに前を通った石山寺駅、小さいところですね。
電車もローカルな感じがしました。
1日目 ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ
本日の宿はロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ。
立派なホテルですね。
中に入ると。
吹き抜けの中央が、結婚式場になっていました。
少し歩くとすぐロビーです。
大きい建物ですね。
さっそく部屋へ。
エキストラベッドは寝返りをうつと、ギシギシいいます。
窓からは琵琶湖が見えますね。
トイレとバスルーム。
シャワールームもありますね。
ホテルの外を散策してみます。
川辺を散策できるように遊歩道になっていますね。
釣りをしている人が多かったです。
まあここは琵琶湖というよりは瀬田川なんですけどね。
サイクリングやジョギングもできるし、いい場所ですね。
宿へ戻ります。ホテルにも散策できる場所が多いです。
こちらにはカルガモが放されているようです。
中庭も散策できるようになっています。
アジサイがきれいに咲いていました。
ドッグランの設備もありました。犬ホテルなどの施設も各種あるようです。
建物内にはスパや、レストランも複数店舗あります。
品の良いショップもありました。
この日はホテルでゆっくり休みます。
山道を歩いたので疲れました。
2日目 毘沙門堂
翌朝、朝食は2Fのレストラン。
吹き抜けが美しいですね。
品数は多くないですが味は美味しく、満足度は高い朝食でした。
ホテルを出発して、京都の山科区にある毘沙門堂へ。
名前の通り本尊は毘沙門天で、天台宗京都五門跡の一であり、「毘沙門堂門跡」とも呼ばれます。
京都の紅葉の名所の1つにも数えられます。
京都の中でも少し訪れる機会が少ない場所にあるため、今回が初めての訪問となりました。
山科の駅から北にあり、意識しないと来ないような場所にあります。
駐車場からだと横から入るようになってますが、正面の門はこちらのようですね。
ぐるっと正面へ回ります。
こちらが正面の門のようですね。
こちらが入り口。
毘沙門堂。ここで間違いないですね。
中へ入ってみます。
立派な建物ですね。
賽銭箱。オンベイシラマナヤソワカとは毘沙門天に祈るときの言葉です。
本堂に鎮座するは、毘沙門天。
上杉謙信も自らを毘沙門天の生まれ変わりだと公言していましたからね。
朱色の本堂は映えます。
奥へ進みますが、ここから先は写真撮影ができないようです。
内部を進んで庭園へ。ここは撮影可だそうです。
狭い通路ですが
この岩に足をおろして
正面に広がるのがこの景色。紅葉の時期はすごそうですね。
晩翠園というようですね。
人が少なく、穴場スポットという感じがします。
入口へ戻り、正門の方から撮ってみました。
正門へはこの階段を上ってくるようですね。こっちが正規ルートなのかも。
メディアでも紹介されている場所ですが、京都の穴場の1つといえるかもしれませんね。
2日目 西本願寺
続いて訪れたのは東本願寺なんですが、屋根を解体工事中ということで、西本願寺に来ました。
ここは東西で分かれた寺ですが、どちらも世界遺産なんですよね。
来ている人は観光客が多そうです。
現在も使用されているお寺です。
立派な内装ですね。
広い敷地に大きな建物が並びます。
門も立派です。
鐘楼も大きいですね。
広い敷地ですが、立ち入れるのは一部のみです。
案内板には本願寺と書かれており、「西」とは書いていません。
外に出てみます。
正面から門を見ると、その場所の格式が分かる気がしますね。
敷地内の角にあるこちらは太鼓楼という、新撰組ゆかりの地。
堀も立派です。
2日目 宇治上神社
最後に訪れたのは、京都府宇治市にある「宇治上神社」。
小さな神社ですが、世界遺産に登録されています。
京都には無数の神社仏閣がありますが、その中でも世界遺産に登録されているものは数えるほどです。
京都の世界遺産はほとんど訪れた事がありますが、この「宇治上神社」は今回が初めて。
行ってみます。
小さいところなので、ちょっと道が分かりにくいです。
おそらくこの道の真ん中にある歩道に沿って行けばいいんでしょう。
ここかな?
と思ったら宇治神社でした。神社の人に聞いたら怪訝そうにされてしまいましたよ。
さらに奥に進むと、ありました。
小さくても世界遺産ですから、必ずそれを示すものがあります。
京都の世界遺産の中では、だいぶ規模は小さい方です。
ごちんまりという感じ。
本殿は奥のようですね。
これは手水舎でしょうか。珍しいタイプですね。
入り口から回り込んで
こちらが本殿のようですね。
世界遺産の本殿ということで、ご利益がありそう。
本殿の奥にも摂社があるようです。
こちらまで来る人はいないんでしょうか。
小さな神社でしたが、京都の世界遺産をまた1つ踏破できました。
帰り道に宇治川が流れていました。川が多いのも京都の魅力かもしれません。
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