マイレージについて
飛行機に乗ったことがある人は、マイレージという言葉を１度は聞いたことがあるでしょう。
マイレージサービス（またはマイレージプログラム）とは、航空会社が行う顧客へのポイントサービスのことです。
主なマイレージサービスは会員旅客に対して搭乗距離に比例したポイントを付加し、
（一般的に単位はマイル（陸上マイル≒1609mではなく海里＝1852m））
そのマイルに応じた無料航空券、割引航空券、座席グレードアップなどのサービス提供です。
最近では航空会社と関係なくとも「継続的な顧客への付加サービス」を提供するための
ポイント集計システムに対して「マイレージ」という呼称を使用することも増えています。
マイルに関しては詳しいサイトや書籍が沢山ありますので、興味があれば調べてみてください。
マイレージについて 目次
マイルは貯めた方がいいのか？
人それぞれですが、旅行目的かは問わず頻繁に飛行機に乗る人、
頻繁ではなくとも飛行機は今後も乗り続けたいと思う人なら、貯めておいて損はないです。
マイレージの登録や維持は基本的に無料です。
逆に飛行機に興味がない人や、マイレージ以外のポイントカードを必死に貯めているという人は必要ないでしょう。
マイルには有効期限があるため、数年に１度乗るか乗らないか、という人だと
十分には貯まらないどころか、期限切れでマイルが失効することもあります。
ただそれ以外にペナルティがあるわけでなく、維持費も無料ですのでデメリットは他にありません。
マイルは貯めやすい反面、使い勝手が悪い事が多いので、
どの航空会社のマイルを貯めるかは最初に考えた方がよいと思います。
ただ飛行機には乗らなくても、本腰入れてマイレージを貯めることで、
年に１回以上、無料で飛行機に乗る事は不可能ではありません。
世界三大アライアンス（航空連合）
世界各国の航空会社はアライアンスと呼ばれる航空連合に所属しており、
同じアライアンスであればマイレージの相互乗り入れが行われている事が多いです。
（例えば大韓航空に乗ってデルタ航空のマイレージを貯める事も可能）
世界的な航空連合は３つで、有名な航空会社はどこかに所属しています。
（スターアライアンス、スカイチーム、ワンワールド）
・スターアライアンス
1997年5月14日に設立された、世界初で世界最大の航空連合です。
その加盟会社による就航国は190ヶ国余り、1,300以上の空港に達し、1日当たりの便数は21,000便を超えるとも。
日本では全日本空輸（ＡＮＡ）が加盟している事で知られます。
他にユナイテッド航空、シンガポール航空、アシアナ航空、ルフトハンザドイツ航空などが加盟。
・スカイチーム
スターアライアンスに次いで大きく、よく知られている航空連合。
デルタ航空、大韓航空、チャイナエアライン、KLMオランダ航空、エールフランス、エア・ヨーロッパなどが加盟。
・ワンワールド
日本航空（ＪＡＬ）が加盟している事で知られる航空連合。
他にアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空などが加盟。
※加盟会社は時代によって変わりますので注意。
本気でマイルを貯めるなら提携クレジットカードは必須
本格的にマイルを貯めるのであれば、マイレージ加算ができる提携クレジットカードの登録は必須でしょう。
飛行機のマイルだけでマイレージを貯められる人は一部で、
多くはクレジットカード使用によるポイント加算が占めるはずです。
月々の水道光熱費はもちろん、生活費も可能な限りクレジットカードで
支払うようにすれば、毎月確実にポイントは貯まっていきます。
普段の買い物も積極的にカードを使い、例えば大人数での飲み会の費用を一括で払わせてもらったりと、
意識と工夫次第ではポイントはだいぶ溜まるはずです。
クレジットカードの場合、種類によっては維持費がかかるケースが多く、
普段使いならカードのブランドも考えて選びましょう。
「クレジットカードを選ぶ」も参考にして下さい。