旅行の時期を考える
行きたい時に旅に行く、それが一番いいと思いますが、
融通が利くのであれば、旅の時期を考えてもいいかもしれません。
旅行の時期を考える 目次
存分に楽しむならベストシーズンに
国内外を問わず国や地域によって、また観光地や何が目的かによって、
その地での観光を楽しむ上でのベストシーズンと呼ばれる期間が存在します。
存分に楽しむのであれば、やはりベストシーズンに行くのがよいでしょう。
有名な観光地であれば、一般的なベストシーズンというのは調べればすぐに分かります。
気候がよい、過ごしやすい、居心地がよい、楽しめるものが多い時期というのがだいたいそうで、
例えば南国でバカンスを楽しむのであれば、天気がよく海が綺麗な時期がベストシーズンになります。
しかし人によってもこのベストシーズンというのは異なることがあり、
ヨーロッパを観光するなら冬は寒い事が多いために、夏〜秋がベストとされますが、
例えばサッカーを見に行くのが目的であれば、サッカーの試合がない時期はベストとは言えません。
仮に冬であっても、サッカーが盛り上がる時期であれば、
その人にとってはそれがベストシーズンと呼ぶことができるはずです。
その旅に何を求めていくのか、その目的を存分に果たせるのはいつか?
それこそが本当の意味での「ベストシーズン」と呼べるのかもしれません。
一般的なベストシーズンの欠点は、旅行代金が総じて高額になりやすいこと、人が多いこと、
また宿泊施設や航空券の予約が取りにくくなることでしょう。
前もって旅行の計画を立て、可能なら早めに手配をしておくことが大事になります。
リーズナブルに楽しむならオフシーズンに
ベストシーズン以外の時期で、観光地などにあまり人が訪れない季節はオフシーズンと呼ばれます。
この時期はベストシーズンほど観光客が多くないために旅行代金が安くなりやすく、
宿泊施設や航空券の予約も比較的とりやすくなっています。
場所にもよりますが、オフシーズンでは楽しめないという事は決してありません。
とりあえずこの国に行きたいんだけど、と考えたとき、あえてオフシーズンに行くことで、
その国その土地での、特にイベントなどがない平凡な日々の、日常的な光景を楽しんだりもできます。
ただ国や地域によっては、日本人にとっては辛く厳しい気候が続く期間であったり、
特にその時期に楽しめるものがないという事もあり得ます。
そんな時に無理に行くことはありません。
オフシーズンで安いからと言ってすぐ行くことを決めるのではなく、
事前に情報を収集した上で、総合的に判断するようにしましょう。
観光地によっては一年中楽しめる場所というのもあり、その場合はオフシーズンとされている
時期があったとしても、特に大きな問題なく楽しめるはずです。
例えば赤道に近い国々は一年中ほぼ気候が変わりませんし、常夏の島と呼ばれているところは、
海の綺麗さなどが変わるくらいで、大きく魅力が損なわれるということもありません。
イベントや祭りの時期を把握する
日本国内はもちろん、世界各国でも、時期によって様々なイベントや祭りが開催されます。
それらを目的に旅に出ることも楽しいものです。
逆に興味がなくても、イベントや祭りの時期を把握していれば、混雑を避けられるかもしれません。
イベントや祭りは、その知名度や規模にもよりますが、
多くの場合、事前にスケジュールというものが決められています。
今はネットで検索するだけで簡単に調べられますので、まずはその時期を把握しましょう。
1日足らずで終わるものから、長期に渡るものまで様々あり、
イベントや祭りの目玉とされる出来事は大いに盛り上がりますので、
それがどのタイミングかという事も、欠かさずチェックしてください。
集客力の高いイベントや祭りほど、宿泊施設や交通手段の手配が困難になりやすいです。
どうしても行きたいのであれば、かなり前からの準備と予約を心がけましょう。
人気のものであれば、数年先まで予約が一杯なんてことも、よくある話です。