東北北部周遊と関東寄り道 3日目 現存天守・弘前城〜三内丸山遺跡〜青森駅


●東北地方の北部を青春18きっぷで大周遊+関東寄り道。長編旅行記 3日目。
  現存天守・弘前城に三内丸山遺跡。本州最北の見所はねぶただけではない。


弘前城 三内丸山遺跡

東北北部周遊と関東寄り道 目次

※この旅行記は長文であるため、複数ページに渡って記載しています。

タイトル 旅行日時 都道府県 旅行先・観光したもの 移動
手段
メンバ
備考
東北北部周遊と
関東寄り道

(長編)

1日目
2日目
3日目
4日目
2012/08/25
〜08/30
宮城 仙台駅 夜行バス+
青春18切符
+借自転車
1人旅 長編
47都道府県踏破

ご当地グルメ
3泊5日
4県周遊
費用約4万

現存12天守
世界遺産
岩手 高館義経堂、中尊寺毛越寺無量光院跡
観自在王院跡、盛岡駅、盛岡冷麺
秋田 角館武家屋敷群、横手やきそば、
横手城、千秋公園
青森 弘前駅、弘前城、新青森駅、
三内丸山遺跡、青森駅
茨城 水戸駅、偕楽園、好文亭

3日目 秋田から弘前へ

昨日と同じく4:40起床。眠い。
チェックアウトを済ませ、ホテルを出ます。

早朝なので人1人いません。
  

静まった中、秋田駅へ。
  

さすがにここも人がいませんね。
  

あきたこまちの広告を発見。確かにお米は美味しいです。


大きい駅ではないですが、なかなかデザイン性はありますね。


当初、秋田駅は田舎なのかと思ってましたが、なかなかしっかりした駅でしたね。
  

さて、改札を通ります。


なまはげといえば男鹿。またの機会に行って見たいものです。


次に来るときは、駅弁を買ってみてもよさそうですね。


1番ホームへむかいます。


秋田駅。また来ることがあるでしょうか。


電車は既に到着していました。


弘前行きです。ボタンを押して開けます。


弘前へは2時間半くらいかかるので、のんびり車内で待つことにします。

車内のドアの上にあった路線図。東北の広域が一枚の図に収まってしまいます。


東北、特に北部の電車はドアのボタン開閉が一般的。
  

途中で停車した「大館駅」。ここは秋田の主要駅の1つでもあります。


大館は名産品が多く、秋田犬、比内鶏、きりたんぽ、大館曲げわっぱ、天然鮎が大館の5大名産品だそうです。
まさに秋田を語るに外せない都市なのですが、残念ながら今回は通り過ぎるだけ…。

車内で待つこと2時間半。いよいよ弘前駅に到着。


リゾートしらかみの停車駅でもあります。
時間の都合で今回は見送りましたが、そのうちまた乗りたいもんです。


リゾートしらかみの模型がありました。


好きな人は喜びそうですね。
  

改札前には、ねぷたの展示。


青森・弘前といえば、ねぶたは外せませんからね。


弘前城の模型もありました。


改札を出ます。


改札はちょっと小さいですね。


というかそもそも、駅の大きさ自体、それほど大きくはないようです。
  

KIOSKには、お土産がいろいろ売られていました。


きっぷ運賃表。見慣れない駅名を見ると、遠くへ来たんだなという気がします。


弘前といえばやはり「りんご」が有名ですね。


弘前は東北の中でも観光資源が揃っている方ですから、元気になってほしいですね。


駅は大きくなくても、観光客はそこそこ集まっている感じがします。


2Fの待合室へ。


駅前のタクシー乗り場。なかなかの数です。


1Fへ降ります。


出入り口のすぐ側に、観光案内所がありました。


8:45から開くそうです。あと20分ちょいなので、のんびり待つことにします。


外に出てみました。やはり観光案内所は目立つ位置に立地していますね。


ポストの上にもりんご。


りんごの風 の像。
  

どのあたりがりんごの風なのか分かりませんが、とにかくりんご尽くしです。
  

弘前駅は小さいながらも近代的なデザインという感じがしますね。
  

駅の隣にあるのもAPPLESE。りんごだらけ。


とりあえず腹ごしらえに、ミスタードーナツに入りました。


何かしらりんごを食べたかったので、スティックパイ アップルを注文。
  

青森のりんごを使用しているとは限りませんが、とりあえず味は普通でした。


この店舗はかなり構造が入り組んでます。
  

しかしこの時間にも関わらず、人はそこそこ入っていました。


広告を発見。これがミスタードーナツも含まれているかはわかりませんが、どこかで食べたいものです。


駅に戻ります。そば処の隣に小さな売店があったので見てみます。


アップルケーキが売られていました。これなら間違いないでしょう。
  

さっそくこの場でいただきました。小さいですが食べやすく、なかなか。


休憩所が空いてたのはいいんですが、近くにゴミ箱がないのは不便でした。

時間になったので観光案内所へ。レンタサイクルと地図をゲット。
荷物は預かってくれないそうなので、近くにあったコインロッカーを利用することに。


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3日目 現存12天守・弘前城散策

まずはなんと言っても弘前城へ向かわねばなりません。
現存天守の1つにして、私が青森県を訪れた目的の1つであります。
弘前城以外の見所も弘前城周辺に固まっているので、どちらにせよ行くことになりそうです。

自転車に乗って早速出発。


弘前の駅前には大型のイトーヨーカ堂があるんですね。


予想通り、駅から弘前城へは徒歩で行くには遠そうです。


標識を見ると、どうやらここから車で白神山地へも行けるようですね。


小さな土渕川を越えます。
  

ここから走ること5分、ようやく敷地が見えてきました。


側にあったローソン。ここはなかなか頑張ってる感じがしますね。
  

堀の外側を自転車で走ります。


綺麗に整備されているのがわかります。


左へ曲がって


いよいよ中へ。


こちらは東門口のようです。


マップを見ると、各門から入れるようになっていました。


自転車に乗ったまま、門を潜ります。


門には傘立てが設置されていました。


なんとWi-Fiも飛んでいるそうです。これは意外ですね。


さっそく城を目指します。敷地内の移動も自転車だとラクラクです。


敷地は広く、植物園もあるようですね。
  

東内門外橋(石橋)。なかなか美しい場所です。
  

景観の美しさを意識して設計されたかのような、見事な城下ですね。


こちらは東内門。やはり傘立てが置かれてありました。


城はどこかと見渡すと、すぐそこにありました。


途中にあった王鹿石。天然記念物のようです。


城の周辺はタイミングの悪い事に工事中でした。仕方がないですが残念。
できるだけ工事中の箇所が写らないように撮影するしかないですね。


こちらが下乗橋。この橋は写真撮影において重要な橋です。
  

この橋と共に城を撮影。これぞ弘前城のハイライトであり、パンフレットなどにも使用されるアングル。


でも堀を見ると残念ながら工事中。


券売所の側も工事中でした。


ここの手前で自転車を停めて、歩いていきます。


工事中で最も残念だったのは、このベストアングルの写真が台無しになること。

もはや城ではなく、工事をアピールしてしまっています。


工事は必要なことですし仕方ないのがわかっているのですが、はるばるここまで来て残念と言う気持ちは拭い去れません。


まあ工事中なのはここだけなので、気を取り直して城へ進みます。

桜が美しいことで知られる弘前公園ですが、確かに、春は一層美しさが増しそうですね。


ぐるっと歩くと、城が見えてきました。


これが現存天守の1つ弘前城。近くで見ると古ぼけた小さな城ですね。


しかし重要文化財であり、日本に12しかない貴重な城。


写真撮影パネル。高さが低いような。


石段を登って入り口へ。


敷地内は広いですね。


フラッシュは禁止でしたが、写真撮影は可能でした。


展示品も、なかなかしっかりしてますね。
  

中央の部分に階段がありました。急な階段は現存天守の特徴です。


最上階。小さな城なのですぐにたどり着きました。
  

ミニチュアが置かれていました。こう見ると、なかなか面白い設計ですね。
  

きっと当時も、ここから美しい景色が見えていたのでしょうね。


小さいながらも、現存天守ならではの佇まいを楽しむことができました。


城を出て少し歩きます。

ちょっと離れたところから城を撮影すると、天守としてはどこか威厳が足りない気もします。


これは何の石碑でしょうね。


蓮の池。


本丸未申櫓跡がありました。
  

やはり当時から眺めを意識して作られていたのでしょうね。
  

敷地内には他にも跡地が点在していました。
  

弘前城は東北随一の観光地の1つ。これからも健在であってほしいですね。


さて、戻ります。


まだ見ていなかった南内門に寄り道。
  

杉の大橋。橋にもそれぞれ名前があるんですね。
  

桜の名所としても知られる弘前城。また春の景色も見てみたいものですね。


北側の出口から出ることにします。ここは随分広々してますね。


青森県護国神社。
  

北門を潜って外に出ます。
  

北門も重要文化財。


北門口から外へ出ます。


こちら側には、入園者の心得が建てられていました。


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3日目 ねぷた村〜新青森駅へ

さて、城を堪能したので、あとは時間まで周辺の施設を見てみます。

北門口からすぐ側にあったのは石場家住宅。実はこれも重要文化財。


今回は通り過ぎることにします。お土産屋通りを進んで。


少し進むとあるのが津軽藩ねぷた村。


ここはねぷたを展示しているほか、津軽の民工芸品の製作実演・体験、
津軽三味線の生演奏など津軽を丸ごと体感できる施設。

名産品を扱うお店も並んでいます。


林檎屋がありました。入ってみます。


品数は少ないですが、手作りと思われるりんごの関連商品が並んでいました。


りんごジュースをいただいました。なかなか美味しい。


りんごはまさに青森のブランド。これからも大事にしてほしいですね。


こちらがねぷた村の入り口。入るには時間が中途半端なので、今回は前を通るだけ。


土産屋を覗きました。いろいろあります。


ねぷたの様子を撮影したDVDも売られていました。


りんご酢の試飲もできました。体にはよさそうですね。


さて、自転車で駅へと戻ります。
このあたりが弘前の繁華街でしょうか。


ちとシャッターもありますが、開いてる店は多めかも。
  

銀行の前にあった温度計には「34℃」とあります。そんなに暑かったんか。


駅へ戻って自転車を返却し、すぐに電車に乗り込みました。
弘前はわりと観光客は多かったように思います。

次に到着したのは新青森駅。新幹線が停車する駅です。青森駅の手前にあります。

やはり小さな駅であっても、新幹線の停車駅は綺麗につくられていますね。


改札も小さめ。券売機も1つしかありません。


デザインも意識されています。


やはりどこにいっても、歓迎はねぶたですかね。


観光案内所に行き、パンフレットをもらってバスの時間をチェック。


まだ時間があるので、旬味館を覗いてみました。


ここはお土産街なんですが華やかに作られていて、しかも津軽三味線がBGMとして流れています。
新幹線でやってきたお客さんも満足しそうな施設でした。

これはなかなかよい施設ですね。立地も良く、人もわりと多いです。
  

そろそろ時間なので、新青森駅の南口から出てバスを待ちます。


今回乗るのは、この観光バス、ねぶたん号。
  

車内は小さいですが主要な観光地を結び、運転手も親切に停車駅を最初に確認してくれます。


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3日目 三内丸山遺跡

訪れたのは、三内丸山遺跡。


日本最大級の縄文集落跡で、今も発掘調査が行われている施設です。
  

世界遺産登録も目指している、青森を代表する観光地の1つ。


遺跡ときいていましたが、なかなか解放的なデザインの建物ですね。
  

入り口入ってすぐに総合案内。私が写真を撮っていると案内嬢がやってきて、
あと10分少々で展示説明があります、と教えてくれました。


すぐ近くのコインロッカーで荷物を預けます。後で100円が戻ってくるタイプで助かります。


遺跡だけではなく、展示品や施設も充実していそうですね。
  

奥には体験コーナーや、休憩できるスペースも。
  

さて時間になったので、さんまるミュージアムへ向かいます。


内部の展示品を見ながら、係員の女性が細かい解説をしてくれました。


確かに縄文時代の発掘ができる場所と言うのはほとんどないですよね。


こちらは三内丸山遺跡の目玉といわれる発掘物。君は誰だね?


これだけ保存状態がよさそうなものが見つかるというのは、稀なことでしょうね。


人形などの展示物もあり、子供でも楽しめるようになっていました。


ミュージアムを出て、遺跡のほうに行くと、遺跡のミニチュアが置かれていました。


ちょうどこれから係員の説明がはじまるようです、急いで合流しにいきます。


外は日差しが強そうですが、まあ日焼け覚悟でついていきます。


観光客も見て回れるよう、綺麗に整備されていますね。
  

こちらがさっきまでいた施設ですが、埋もれた洞窟のようです。


歩いていくと、それっぽいのが見えてきました。


なるほど、これがそうですね。


これは分かりやすい展示物です。原寸大みたいですしね。


縄文時代、実際にこのように建てられ、使用されていたんでしょうかね。


解説もそれぞれ書かれています。


正直、社会の教科書で見るより、ここに見に来た方がよほど理解が深まります。
  

発掘した後の展示も一部、公開されていました。


このように地面より低い位置に降りられる通路が用意されていました。


ちょっと写真だとよくわからないですね。


次はこの大型の竪穴住居に入ってみます。


少しアレンジして復元しているようですが、外の日差しに反して中は涼しいです。


大人数が入れる施設で、集会や避難所として使用されたのでしょうね。


建物は大きくても、入り口はやっぱり狭いです。


これはなんでしょうね。


テントの中に入ると、発掘した跡を見学することができました。


主に貝塚だったようですが、子供の墓という説もあるそうです。


当時も実際に、このような建造物があったのでしょうか。
  

別のテントに入ってみると、こちらも貝塚っぽいです。


テントといってもプレハブの建物みたいなものですけどね。


こちらは子供のお墓みたいですね。
  

こちらは倉庫や住居として使われた建物。
  

日差しが強くて暑かったですが、なかなか堪能できました。


次のバスが来るのは15時48分。1時間ありましたので、施設でぼーっと時間を潰すことに。
ここまでよく歩いたので、休めるときに足を休ませないといけません。


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3日目 青森駅〜東京へ

バスに乗り、今度は青森駅へ向かいます。
三内丸山遺跡は新青森駅からの方が近いですが、青森駅にも便がありますので、バスで直接向かうことに。

このあたりが青森の繁華街でしょうか。


あおもり駅に到着。意外にも小さくてびっくり。


やはり新幹線が停車しないからでしょうか、それでこれだけの差があるんですかね。


駅の側の観光案内所に入ります。


ここも簡素なものでした。
  

お土産屋を冷やかします。


ちょっと青森駅を歩いてみることに。


改札も少なく、小さいです。
  

お土産屋は一応あります。
  

駅前の商業施設はLOVINA。


ここのコインロッカーが最も安いらしいので、利用しました。


腹ごしらえに、ここ限定のアンパンを食べました。
  

青森駅からは特に観光は考えておらず、駅周辺をぶらぶらするつもりでした。


体力的にも時間的にも無理はできないですし、目玉の観光地もないですからね。

夜行バスの停車位置を確認。このあたりのようです。


駅前の商業施設アウガ。何気にここも青森の人は推すそうです。


複合施設のようで、地下から入ると鮮魚コーナーがありました。


1Fは商業施設。


上の階は市民センターや図書館がありました。
  

すぐ下の階には、無料でインターネットができる施設もありました。


青森市民でなくても利用できるという事で、休憩がてらネットサーフィン。


1時間ほどゆっくりしていると、あたりはすっかり暗くなってきました。


ベイエリアの方へ歩いていきます。


ねぶたの家 ワ・ラッセ。あとで入ってみることにします。


ベイエリアに似合う洒落た建物がありましたので、入ってみます。


お土産や手作りの商品などがあって、なかなかよい施設ですね。


ワ・ラッセにも入ってみました、ここもねぶたに関する展示が行われている施設です。


ねぶたもまた見に来たいもんですが、すごい混雑しますからねぇ。


すっかりあたりは真っ暗に。


バスが来るまであと2時間くらいですが、もうどこにも寄れそうにないので、LOVINAの1Fのベンチに腰掛けて待っていました。

無事夜行バスに乗れ、今回の東北の旅は終了。


なかなかハードでしたが、なんとかなるもんですね。
冬は寒くて厳しい気候ですから、夏のこの時期に行けてよかったと思います。
あとは夜行バスの乗り継ぎのために関東により、最後の未踏の地、茨木を目指します。

コンセント付きの夜行バスで助かりました。デジカメのバッテリーが充電できます。



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