中央ヨーロッパ周遊の旅 2日目 プラハ歴史地区の散策〜ウィーンへ
●チェコ、オーストリア、スロバキア。鉄道周遊の1人旅。長編その2。
百塔のプラハの歴史地区は、幾多の歴史を刻んだまま今に留まっていた。
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中央ヨーロッパ周遊の旅 目次
- 中央ヨーロッパ周遊の旅 1日目 KLMオランダ航空でチェコへ
- 中央ヨーロッパ周遊の旅 2日目 プラハ歴史地区の散策〜ウィーンへ
- 中央ヨーロッパ周遊の旅 3日目 ウィーンリンク内散策 王宮〜オペラ座〜カフェザッハー
- 中央ヨーロッパ周遊の旅 4日目 ウィーン郊外散策 シェーンブルン宮殿とウィーンの森
- 4日目 ホテルで朝食〜シェーンブルン宮殿へ
- 4日目 グロリエッテ〜庭園散策
- 4日目 JCBプラザ〜リヒテンシュタイン城〜ゼーグロッテ
- 4日目 ヘルドリッヒスミュール〜ハイリゲンクロイツ修道院〜マイヤーリンクの礼拝堂
- 4日目 マクドナルド〜コンサート「Strauss & Mozart」
- 中央ヨーロッパ周遊の旅 5日目 スロバキア・ブラチスラヴァ散策
- 5日目 ホテルで朝食〜ウィーン南駅(東駅)からスロバキアへ
- 5日目 ブラチスラヴァ中央駅〜徒歩で旧市街へ
- 5日目 ブラチスラヴァ城
- 5日目 ミハエル門〜散策して中央駅へ
- 5日目 ウィーン到着〜土産購入〜レストラン「フューリッヒ」
- 5日目 オペラ座ライブ〜シュテファン寺院〜カジノ
- 中央ヨーロッパ周遊の旅 6日目 空港散策〜帰路へ
タイトル | 旅行日時 | 国・地域 | 地名 | 旅行先・観光したもの | メンバ ー |
備考 |
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中欧周遊の旅 (長編) 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 |
2012/04/20 〜04/26 |
チェコ | プラハ | プラハ城、聖ヴィート大聖堂、 カレル橋、旧市街広場、旧市庁舎 |
1人旅 | 首都巡り 街歩き カジノ ヨーロピアン イースト パス |
オーストリア | ウィーン | 王宮、シシィ博物館、銀器コレクション、 シュテファン寺院、シェーンブルン宮殿、 ウィーンの森、国立オペラ座、カフェザッハー |
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スロバキア | ブラチスラヴァ | ブラチスラヴァ城、ミハエル門、街歩き |
2日目 民宿桐渕出発
翌朝、起きたのは6:30くらいでしょうか。
荷物の整理を済ませ、部屋の写真を撮ってみます。
こちらは入り口入ってすぐのロビー。
ロビーの前には部屋が2ルームとお風呂。
私の部屋は102でした。犬のイラストのプレートです。
バスルームには「おふろ」とあります。
部屋とお風呂の間にはこういうスペースも。
ロビーから私の部屋のドアを開けたらこんな感じ。
ベッドは2人分ありました。
机にパソコン。
ソファーもあります。
冷蔵庫付きというのはありがたいですね。
このお水は宿で10コロナで買いました。安いですね。
部屋の窓も綺麗にまとまっています。
この部屋のパソコンは古いらしいですが…チェコのOSって何でしょうね。こちらの宿のものは日本語入力が可能になってますが。
朝食は7:30。部屋に運んできていただけました。
パンもなかなかうまそうです。
こちらはチョコチップ入りのヨーグルト。チェコにはこんなものもあるんですね。
朝食を食べて少し休憩後、スーツケースを預かってもらいチェックアウト。
今日はあんまり時間がないですが、軽くプラハ散策に出かけます。
住居も兼ねている桐渕さんのお宅。大きいです。
表札は手作りっぽいですね。呼び鈴は民宿用と自宅用の2つのようです。
手作り感がいいですね。
民宿の周辺は閑静な住宅街という感じ。
旅行中に住宅街を歩くことってなかなかないですから、こういうのもいいもんです。
昨日の夜にも撮影しましたが、この路地がなかなか絵になります。
この道を抜けて道路へ。
道路に出ました。すぐ前がバス停で、横はガソリンスタンド。
2日目 路面電車でプラハ城へ
バス停にはメッシとロナウドのポスター。さすがヨーロッパ。
ちなみにチェコで人気No1スポーツはアイスホッケー。次がサッカー。
チェコの道路。この辺りはまぁ普通でしょうか。
バスを待っていてもなかなか来なさそうですし、初っ端からバスというのも、
チケットの打刻の仕方や、呼び鈴を鳴らさないと降りられないのか? など
1駅だけしか乗らない分、周りの状況を見ることもできず不安だったので、歩くことにしました。
1駅分の距離なのですが、10分くらいは歩いた気がします…。
こちらはチェコの信号機。わりと普通でしょうか。
歩いているとサッカースタジアムを発見!
プラハということはスパルタかスラビアかどちらかだと思っていましたが、
こちらはスラビアプラハのホームスタジアムのようですね。
スタジアムの下にはマクドナルド。
スタジアム前にはバス停が。試合の日はさぞ混雑するでしょう。
この駅から少し歩くと、今度はトラムがあります。
プラハは交通網が発達していて、地下鉄、トラム、バスを乗りこなせば色んなところにいけます。
停留所でトラム待ち。市民にとっても重要な足です。
トラム内部もわりと綺麗。
トラムやバスにはこういう打刻機があって、自分で切符を改札しなくてはなりません。
ヨーロッパはだいたい同じようなシステムです。
チェコはかつて共産圏であったためか、主要交通機関は全て同じ会社で、
そのためバスでもトラムでも地下鉄でも切符は全く同じで、どこで打刻しても同じであるようです。
トラムに乗ること数分、方位磁石を確認すると、どうも方向が違うような…。
路線図と駅名を見比べてみると、どうやら逆向きに乗ってしまっていたようで、急いで降りて逆向きのトラムに乗り込みました。
私はよく、海外では逆向きの車に乗ってしまいます。マレーシアでもそうでしたしね…。
宿から出てバス1駅分歩き、さらに逆方向のトラムに乗ってしまったことで、時間をロスしてしまいました。
滞在時間が短くなってしまいましたが、まぁ仕方ないですね…。
トラムで街中を走ります。
トラムから教会を撮影することができました。
街の中心部に向かうにつれ、だんだん石畳が目立ってきます。
プラハは街並みが美しいですね。
トラムで橋を渡ります。向こうに見えるのが観光名所カレル橋。
この辺りはもう観光地の一角と呼べるでしょう。
トラムに乗ること20分ほど。Prazsky hrad駅で降りました。
ここはプラハ城の最寄り駅です。
2日目 プラハ城〜聖ヴィート大聖堂
噂には聞いていましたが、観光客は多いです。特に団体旅行客が目立ちます。
道なりに歩いていくと、プラハ城が見えてきました。
入り口には衛兵が立っていますが、写真撮られまくりです。クアラルンプールと同じ…。
そして門を潜った先には
綺麗な中庭が広がっていました。
カメラを構えた観光客が沢山います。
チケット売り場を探してうろうろ。衛兵の所に戻ってみると、すごい勢いで写真撮られてました。
どうやら城の前の建物にインフォメーションがあり、そこでチケットを買うようです。
世界中から観光客が集まるだけあって、各国語でのチケット案内版がありました。日本語もあります。
チェコ語でメモをして、窓口でそれを見せてチケットを買いました。
上がチケット、下が写真撮影許可証。でも許可証なくても写真くらいは問題なさそうです。
さて、聖ヴィート大聖堂に向かいます。大きいので写真に納まりきりません。
見上げるとこんな感じ。
入り口は左側。ぶっちゃけ柵がジャマなので、皆こうやって潜り抜けてます。
内部は観光客がいっぱい。
入り口の部分は無料ですが、それより先はチケットが必要です。
大きな教会ですね。
ステンドグラスが美しいのが魅力的です。
それだけでなく、この大聖堂には様々なオブジェが飾られています。
観光客は順番にそれらを見ていきます。
大聖堂はこれくらいにして、城の中庭の方へ向かいます。
この辺りも綺麗な建物が多いですね。
大聖堂の横を通り抜けて
このような小路が続いています。
あんまり時間がないので、ある程度まで進んですぐ引き返しました。
こんな建物もあります。見所万歳ですね。
大聖堂まで戻ってくると、さらに観光客が増していました。
これから午後にむけてどんどん増えてくるようです。
歩いて正面入り口までやってきました。ここにも衛兵が立っていました。
正面の門の広場の前にあった像。その横ではパフォーマーが演奏していました。
広場の南側からは、プラハの眺望が見渡せました。
起伏が少なく、遠くまで見ることができます。
2日目 カレル橋
帰りは城の横の階段を通っていきました。
橋から城に向かう場合もこの道です。振り返るとこんな感じ。
古い建物が立ち並び、所々店もオープンしていました。車もやたら多いですが…。
振り返るとこの道が、城へと続く王の道。
道が入り組んでいますが、周りの人の流れに沿って進んでいきます。
この辺りは石畳の道で、路面電車も通ります。
すごい人ごみです。この道で間違いなさそうですね。
なるほど、この門を潜るとすぐカレル橋に繋がっているようですね。
振り返るとこんな感じ。カレル橋からやってきた人は、この景色を見て城に向かうわけですね。
このカレル橋も、観光客でごった返すプラハの名所。
門の向こうへ伸びる道と、美しい街並みが絵になります。
カレル橋はプラハ最古の石橋といわれ、14世紀後半〜15世紀初めにかけて、カレル4世の時代にゴシック形式で建造されたもの。
全長約520m、幅は約10mもあり、両側の欄干に15体ずつ、計30体もの聖人の像が立ち並んでいます。
世界中から観光客が集まり、連日ストリートパフォーマーや音楽隊、似顔絵描きや土産売りなどがやってきます。
今もこれだけ人がいますが、これからもっと混むんでしょうね。
橋からはヴルダヴァ川が見えます。
こちらの聖ヤン・ネポムツキー像のレリーフに触れると幸運が訪れると言われ、観光客が行列を作って順番待ちをしています。
触られまくっているので、色が変わってしまっていますね。
他の像は特別人気があるわけではありません。
30体の像のうち、日本に最も親しみがあるのはフランシスコザビエル像。
しかし有名なのは日本くらいなんでしょうか、特に人が集まったりはしていません。
むしろ像の横で休憩に使われている、切ないザビエルさん。
ストリートパフォーマーは今日も橋の上で頑張っています。
橋から城に向かう場合、城を見上げるように歩くことになります。
土産屋や絵描きも立ち並ぶのが日常的な光景なんでしょうね。
2日目 旧市街広場〜旧市庁舎の塔
門を潜って、橋から広場に向かいます。
振り返ると、門を潜って橋を渡る感じですね。
でも団体観光客がいると、立ち往生してしまいそうです。
街の広場まで歩いていきます。
ここも地図を見ず、人の流れを辿っていくことにします。
私が通っているのは王の道の逆向きですから、対向者が多いですね。
道が入り組んでいて狭いですが、だからこそ魅力があるプラハの街並み。
狭いところに、さらに店が並んでいたりします。
旧市街広場までもうちょっと歩きそうですね。
前方に馬車発見。その先に広場が。
ここが旧市街広場のようです。
人ごみができているこれが天文時計。旧市街広場の見所の1つ。
旧市街広場はプラハの主要観光地の1つで、広場から建物を眺め歩くのが楽しいですね。
広場の真ん中に立って、360度見回すと、思わず溜息が出ます。
プラハは像も多そうですね。
結婚式でしょうか、何やらイベントが行われていました。
360度見回していると、時計台の上に人を発見。どうやらこの塔、登れるようですね。
時間もあまりありませんが、この塔からの景色を見るのがプラハに来た目的でしたから、電車を一本遅らせてでも登らなくては。
チケットの販売所が分かりませんでしたが、人を追いかけていくと、どうもこの建物から入れるようです。
内部はインフォメーションセンターになっていて、どうしようかと思っていたところ、
どうも日本人らしき女性が受付でチケットについて訪ねていたので、追いかけてみることに。
エレベーターで1つ上に上がったところ、入り口の手前にチケット売り場がありました。
さらに奥へ進むとエレベーターがあり、先ほどの女性に話しかけてみると、
どうやらツアーで来られた日本人の方のようで、フリータイムを利用してここに来られたそうです。
螺旋状の階段を登って上に行くこともできますが、中央にあるエレベーターに乗り込み、最上階へ。
階段でもエレベーターでも、たどり着く先は同じようです。
そして外に出ると、想像していた通り、プラハの素晴らしい眺望が広がっていました。
この展望所は360度歩き回れますが、道が狭い上に人が多いので、移動が大変です。
しかしそれを差し引いても、ここに訪れる価値は十分にありますね。
見下ろすと、石畳が美しい綺麗な広場が広がっていました。
ここからの景色は、どこを見ても絵になりますね。
あえて階段で降りる人も沢山いましたが、帰りもエレベーターにしました。
2日目 共和国広場〜民宿桐渕へ
旧市街広場に出て、共和国広場の方へ向かいます。
綺麗な百塔の街並みに石畳、これぞプラハ。
この火薬塔と呼ばれる建物があるのが、共和国広場。
広場自体は普通で特に見所はありませんが、王の道を順番に観光していく場合、この火薬塔が入り口になります。
この広場からフローレンツバスターミナルまで歩いていくんですが、ここからは地図が頼りです。
途中、何やらデモが行われているようでした。
バスターミナルを探して、公園に入ってきましたが
結局プラハ中央駅まで歩いてきてしまいました。バスターミナルどこやねん。
中央駅はそこそこ広く綺麗で、なかなか機能的な施設でした。
鉄道でも空港でもそうですが、チェコは時計が多く設置されているような気がします。
気のせいかもしれませんが、時間を気にする国民性なんでしょうか?
確かにバスや電車は概ね時間通りに来るようですけどね。
仕方がないので、中央駅から電車で1駅移動して、フローレンツバスターミナルに向かうことに。
電車の中は割りと普通。危険な感じはありませんでした。
駅を出て探し回ること3分、ようやくありました。
バスターミナルというよりは、バス停がいっぱいある広場という感じで、建物など1つもありません。
これは知らないと見つけようがないですね…。
民宿桐渕にいくには、この高架下のマクドナルドの前方にあるバス停で待ちます。
135番のバスに乗るのですが、私がたどり着いたときはちょうど出てしまっていて、15分近く待つハメに…。
バス停の後ろには花が咲いていました。花びらが桜っぽい感じですが、何と言う植物でしょうかね。
これまで数ヶ国行きましたが、ホントに鳩はどこにでもいますね。おじさんが餌をあげていました。
ようやく来たバスの先頭に乗り込みました。
警備員が他の乗客と話しており、何か話しかけられないかと心配でしたが、大丈夫でした。
プラハのバスは、途中、石畳なども通ります。
この黄色の機械は打刻機。結局検札は1回もありませんでした。
石畳でしかもトラムの線路上を通ることもあります。ここはタイヤの音が結構します。
10駅目のボブダレツ駅で降りました。ここが最寄のバス停。
その後、坂道を登って(結構キツかった)民宿桐渕へ。
予定では13時までにはたどり着くはずだったんですが、15分ほど遅れてしまいました。
結局予定していた13:42の電車には乗れなさそうなので、次の14:42の電車に乗ることに。
歩きっぱなしで疲れていたので、民宿で休憩がてら、桐渕さんに話し相手になってもらいました。
お子さんは3名いらっしゃって、長男はアイスホッケーの3部リーグに所属されているそうです。
元々は子供のホッケー留学に親がついてきた形で民宿をはじめたそうで、プラハに住んで12年。
姉妹会社もお持ちなのですが、今や民宿がほぼメインみたいです。
チェコではやはりアイスホッケーがスポーツ人気としてはNo1で、その次はサッカーあたり。
サッカーだとネドベドがいたあたりが全盛期で、今は若手があんまり育ってないようですね。
ただUEFA欧州選手権が今年(2012)に開催されるので、その注目度は高いそうです。
2007-08のチャンピオンズリーグのグループステージではスラビアプラハも出場していたため、
ホームスタジアムはかつてないほど人が集まっていたそうです。
チェコに住んでいて良かったことは「ビールが美味しいこと」だそうです。
確かにチェコのビールは美味として知られ、通の間では評判だと聞いています。
まぁ下戸の私には、専門外の話ではありますが。
20分ほど休憩した後、預けていたスーツケースを受け取って、民宿を後にしました。
2日目 ウィーンへ出発
バスに乗って、またフローレンツバスターミナルへと向かいます。
さらにここから地下鉄に乗って中央駅へ。
なかなか電車が来ず、またも出発時間に遅れてしまわないかとヒヤヒヤしましたが、なんとかたどり着けました。
ただ時間に余裕がなかったので、プラハ中央駅の写真はこれが精一杯です。
既に来ていたウィーン行きの列車に乗り込み、ようやく一安心。
車窓でも見ながら、気分を落ち着かせます。
ウィーン〜プラハ間はこれといって景勝地がないので、素晴らしい車窓というわけではないですが、
所要時間4時間ほど車内にいるので、たまに外を見るだけでも気分転換になります。
ヨーロッパの長距離列車はやはり快適ですね。シートもなかなか座りやすいです。
ドイツ鉄道には乗ったことがありますが、オーストリア鉄道も悪くないです。
さらにシートの上には、今回の列車の時刻案内パンフレットも置かれていました。
このあたりのサービスもうれしいですね。
シートの近くにはテーブルがあり
さらにその下にはコンセントとゴミ箱まであります。
途中、何駅かに停車します。
ヨーロッパの鉄道はアナウンスがないので、静かに停車していつの間にか発車していきます。
途中、なんと犬を乗せている乗客がいました。
ヨーロッパの電車は犬もOKなんですね。驚きです。
さすがに犬を連れて入るときは、下にタオルを敷いたり、ウロウロしないよう管理しないといけないようですが、
それでも犬が水を飲む音が車内に響き渡っているのが、なんとも不思議な感じでした。
プラハ〜ウィーン間はそれほど混んでいない便のようで、ウィーンの手前になるとガラガラでした。
そろそろこのあたりが、チェコとオーストリアの国境でしょうか?
電車に乗っているといつのまにか隣の国に入っているというのは、不思議な感じです。
車内のトイレにも入ってみましたが、綺麗で快適でした。
ドアの横にはボタンがあって、これを押すとドアが開きます。
長距離列車は自転車も乗せられるスペースがあります。
車窓を眺めていると、風車が立ち並ぶ一画が。
花畑もありました。
川を渡ります。このあたりはもうウィーン。
ウィーンのSimmering駅を通り過ぎて、Meidling(マイドリング)駅へ到着。
今夜の宿はSバーンで隣駅のMatzleinsdorfer Pl駅なんですが、
思ったより電車の便数が少なく、次の列車がなかなか来ませんでした。
案内板を頼りに電車をチェックして、ようやく乗れました。
1駅乗るだけでも時間と苦労がかかります。
やっと駅にたどり着きました。
宿は駅からも見える位置にあります。中央の建物です。
さっそく歩いて向かい、宿にはほぼ迷わず着けました。
カウンターに行くと、若い男性のスタッフが対応。
ドイツ語で挨拶すると、スタッフは「ドイツ語? 英語?」と訪ねてきました。
ドイツに行ったときはドイツ語で話しかけると英語ですぐ帰ってきたもんですが、ここでは違うようですね。
少し迷いましたが「英語で頼むよ」と答えておきました。
私の英語力の不足もあってか、ちょいとやり取りがスムーズに行きませんでした。
後ろに2組ほど待っている人がいて、その人たちも私たちのやり取りを少し不思議そうに見ています。
何か自分の英語力のなさで恥をかいてしまったような気分で、少しやりきれない気持ちのまま部屋に。
長距離の移動で疲れているんでしょうか、はたまたウィーンという街のイメージを自分で
必要以上に期待して膨らませていたためでしょうか、現実とのギャップにちょっと疲れてしまいました。
準備不足ということもあり、またもや精神的に疲労を感じてしまいます。
今日はとりあえず荷物を整理し、部屋の写真を撮って寝ることにしました。
部屋は狭いですが割りと普通。ただちょっと設備が古いので、歩くとギシギシ音が鳴ったりします。
ベッドの方からドアと洗面所を見るとこんな感じ。
トイレは普通です。清潔な方でしょう。
トイレにはシャワールームも備え付けですが、仕切りは開閉可能でした。
私は205号室でした。日本で言う3階にあたります。
なかなかうまくいかない旅ですが、明日宿を移ってからは少しは楽になると信じ、この日はシャワーを浴びてすぐ寝ました。
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