ユーロスターで行くロンドン・パリの旅 1日目 仁川経由でロンドン到着
●高速国際列車ユーロスターで行く、ロンドンとパリの1人旅。長編その1。
仁川空港を経由してロンドンに到着。ヒースロー空港から地下鉄に乗って宿へ
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ユーロスターで行くロンドン・パリの旅 目次
- ユーロスターで行くロンドン・パリの旅 1日目 仁川経由でロンドン到着
- ユーロスターで行くロンドン・パリの旅 2日目 ロンドン市内観光とフィッシュ&チップス
- 2日目 ロンドン市内観光出発〜ロンドンの街並み〜タワーブリッジ
- 2日目 グリニッジパークと天文台
- 2日目 バッキンガム宮殿衛兵交代式〜ウェストミンスター寺院〜2階建てバス乗車
- 2日目 マクドナルド〜トラファルガー広場〜ナショナルギャラリー
- 2日目 フィッシュ&チップス〜宿の紹介
- ユーロスターで行くロンドン・パリの旅 3日目 スタンフォードブリッジと大英博物館
- 3日目 チェルシーFCのホームスタジアム「スタンフォードブリッジ」見学
- 3日目 ハロッズ〜キングス・クロス駅9と3/4ホーム〜セントパンクラス駅
- 3日目 Bloomsbury Hotelでアフタヌーンティー
- 3日目 大英博物館〜「ロゼッタストーン」「パルテノン神殿彫刻群」
- ユーロスターで行くロンドン・パリの旅 4日目 ユーロスターでパリへ行き、定番観光地へ
- 4日目 ユーロスター乗車〜ロンドンからパリへ
- 4日目 パリ北駅到着〜ホテル(Ibis Styles Paris Tolbiac Bibliotheque Hotel)へ
- 4日目 エッフェル塔
- 4日目 エトワール凱旋門〜シャンゼリゼ大通り〜マクドナルド
- ユーロスターで行くロンドン・パリの旅 5日目 ルーブル美術館を見学し帰路へ
タイトル | 旅行日時 | 国・地域 | 地名 | 旅行先・観光したもの | メンバ ー |
備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ユーロスターで行く ロンドン・パリの旅 (長編) 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 |
2016/04/21 〜04/26 |
イギリス | ロンドン |
タワーブリッジ、ロンドン塔、ロンドン市庁舎 グリニッジ・パークと天文台、 バッキンガム宮殿と衛兵交代、 ウエストミンスター寺院(アビー)、 ビックベン、トラファルガー広場、 ナショナルギャラリー、ハロッズ、 大英博物館、スタンフォードブリッジ、 キングス・クロス駅9と3/4ホーム |
1人旅 | 街歩き ユーロスター 1等車乗車 アフタヌーン ティー ラウンジ利用 旅費14.2万 |
フランス | パリ |
エトワール凱旋門、シャンゼリゼ通り、 エッフェル塔、ルーヴル美術館、 ギャラリー・ラファイエット |
ヨーロッパ定番のロンドンとパリへ、王道のユーロスターで
今回は私にしては珍しく、ヨーロッパの定番の訪問国である、ロンドン・パリの旅です。
世界各地を旅する上で、いずれは訪問すべき国ではありますからね。
そしてロンドンからパリへは、ヨーロッパ鉄道で最も名の知れたユーロスターを利用しました。
観光先も王道のものばかりで、ありきたりではありますが、たまにはこういう旅もいいでしょう。
前回のトルコとマルタの旅では途中で体調を崩してしまいましたので、
今回はあえて立ち寄る観光地を少なめに絞ることで、ゆったりとした無理のない旅をすることにしました。
昨今の情勢不安を受けて、特にパリでは観光客が減少しているようでしたが、特に観光に問題はありませんでした。
原油価格の下落で燃油サーチャージが激安なので、今年はどんどん旅に出たいところですね。
今回は出発前に、ロンドンの政府観光局の日本語ページから、
オイスターカードとスタンフォードブリッジのツアーを事前に申し込みました。
オイスターカードは日本のICOKAやSUICAのようなもので、
ロンドンのバスは現在、現金は利用できず、このカードが必須です。
地下鉄もこのカードを使用することで、切符を買うよりもかなり安価になる上、
1日の上限額に達するとそれ以上課金されないお得さもあります。
ロンドン到着後にも買えますが、空港で買うと混雑するので、
私は事前に郵送で日本に送ってもらいました。
これはロンドンでは買えないビジターバージョンのカードです。
ビジターバージョンは普通の物と違い、デポジットが戻ってきませんが、
有効期限がなく、次回ロンドン訪問時にも引き続き使えるメリットがあります。
外見も観光客向けですね。
1日目 出発〜仁川国際空港「アシアナビジネスラウンジ」
今回はアシアナ航空を利用し、仁川空港経由でロンドンに向かいます。
今回から、パスポート自動化ゲートというものに登録したので、パスポートコントロールの列に並ばなくても
スムーズに日本への入出国が可能になりました。専用の機械でパスポートを読み取り、
両手人差し指の指紋を押しあてて認証されれば、そのままゲートを通過できるというもの。
ただこの方法を使うとパスポートに日本の入出国のハンコが押されず、
ハンコが欲しい場合はゲートを潜った後に、柵から身を乗り出して、係員に申し出ないといけません。
今回は入国審査が厳しいロンドンということで、自動化ゲートを利用してかつ、スタンプをもらうことにしました。
しかしハンコの申請が面倒なので、スタンプが欲しい時は普通に並んだ方がいいかもしれませんね。
自動化ゲートを登録していても、通常通りパスポートコントロールも受けられるので、デメリットは全くありません。
関空、中部、成田、羽田空港のみ有効ですが、よく海外に行く人はおすすめですよ。
関空では30分近く出発が遅れ、11:25に離陸。
仁川までの便の座席は2−4−2。
スペースはこのくらいです。比較のため私の右足を平行に置いてみました。
関空から仁川までは、1回機内食が出ました。
遅れが響き、仁川到着は13:05。予定より25分遅れ。
仁川空港到着。韓国は公共施設の撮影が憚られますが、ここはよさそう。
飛行機が遅れたためあまり時間がありませんが、プライオリティパスでアシアナビジネスラウンジへ。
メインターミナルの搭乗口28番付近です。エスカレーターで上がると、すぐにカウンターがありました。
広いラウンジですが利用客も多かったです。
シャワールームもあります。
食べ物の種類はあまり多くありません。
サンドイッチやパン。
そしてサラダ。他にクッキーもありました。
飲み物のラインナップも少なくはないですが、控えめ。
ラウンジには20分少々しか滞在できませんでした。ゲートに向かいます。
49番は端っこのゲートで、48-50が一緒になってます。そのため座席の数は少ないかな。
1日目 ロンドン・ヒースロー空港到着〜宿「London Limehouse」へ
仁川〜ロンドンへは予定より40分ほど遅れ、15:08離陸。
シートは3−4−3。長距離便なのに広くはないですね。
私の隣は中年の韓国人男性1人。3席を2人でゆったり使っていました。
私が座ると足元はこんな感じ。フットレストもありました。
1回目の機内食。チキンと韓国料理がありましたが、チキンにしました。
チキンがなんだかソーセージに近い味。美味しいとはいえないかも…。
食後にコーヒーまたは紅茶も入れてもらえます。これはなかなかおいしかった。
次に出てきたのは、何やら箱入りのピザ。
OPENとあるのでめくってみると、そのままピザが入ってました。
裏を向けてしまったので、パッケージに張り付いて面倒なことに。
すごい食べにくい状態で出てきましたね。味もなんだか微妙…。
飛行ルートを見ると、中国→モンゴル→ロシア→エストニア→スウェーデン→デンマーク→ドイツ→オランダ→ロンドンでした。
2回目の機内食。シーフードを頼むとまたされた挙句、なんとメインなしで来ました。
余りもののチキンが結局遅れてやってきました。ちょっと辛くてチキンを食べてる気がしない。
さていよいよロンドン到着です。
イギリスの入国審査はヨーロッパで一番厳しいと聞いていましたので、緊張しました。
いくつか質問されたものの、私が聞かれたのは目的は何か→観光。何日間か→4日間。
そしてFirstVisitかと聞かれたのでそうだと答えると、すんなりハンコをもらえました。
出口に出る際、女性の係員に呼び止められ、パスポートを見せます。
その後、私の来ていた服に書かれた英語を指さしてこれは何だと聞かれたり(知らんがな)
私のスーツケースを見ながら、スモークか?→ノースモーキングだ。
フードか?→何のことかわからないのでバッグを開けようとしたところで止められ、
わかった、行っていいよと通してくれました。
私の側にいた人は別室に連れていかれましたので、私はすんなりいった方かもしれませんね。
おそらく麻薬などの持ち込み禁止品の運び手かどうかをチェックしたのでしょう。
完全に出口を出るまで、写真撮影の余裕すらありませんでした。
飛行機の到着が40分も遅れたので、とりあえず急いで地下鉄へ。
イギリス英語で地下鉄はアンダーグラウンドと言います。
路線図が見やすいのはありがたいですね。旅行者にもわかりやすい。
ロンドンの地下鉄の愛称はチューブ。ホームには駅名が分かりやすく書いています。
とにかく初日は一刻も早く宿に着くことが大事。
とはいえ歴史が古く、老朽化しているロンドンの地下鉄はよく止まります。
私の時も、途中で止まること3回。信号トラブルか何かでまた止まり、
終点が変更されるなど散々でした。
ロンドンの地下鉄は日本のJRと雰囲気が似ています。
ヨーロッパとは思えないほど電車内でのアナウンスが頻繁にあり、
これは○○線の□□駅行きです、と、各駅に停まるたびに言います。
またイギリスの人は、車内ではできるだけ静かに喋ろうとします。
それが紳士的なマナーということかもしれませんね。
1つびっくりしたのは、駅に停車中、列車とホームの間がかなり広く、段差もすごくあること。
これは日本の感覚だと驚くほど開いてます。人間1人はまってしまいそうなくらいです。
けれども皆さん慣れたもので、足元を注意して次々と出入りしていきます。
ヒースローを出発したのが20:05。
21:00に到着予定としていましたが、どう頑張っても間に合いません。
到着数分前に宿の管理人さんから電話がかかってきたので、もうすこしで着きますと伝え、
結局たどり着いたのは21:55。
22:00以降のチェックインは追加料金がかかるみたいなので、なんとか滑り込めてよかったです。
長時間フライトで疲れている上に、土地勘のない場所での移動、
しかも度重なる地下鉄の停止と、なかなか大変な初日でした。
まあいつものことですけどね。
とりあえず今日はすぐに寝て、明日に備えることにします。
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