関ヶ原と岐阜の旅


●天下分け目の関ヶ原の古戦場には、史跡が盛り沢山。
  金色の織田信長像が立つ岐阜には、今でもロマンが溢れている。


関ヶ原古戦場 岐阜駅の黄金の織田信長像

関ヶ原と岐阜の旅 目次

タイトル 旅行日時 都道府県 旅行先・観光したもの 移動
手段
メンバ
備考
関ヶ原と岐阜の旅 2011/07/31 岐阜 関ヶ原古戦場、岐阜駅
岐阜シティ・タワー43
青春18切符 1人旅 ぶらり
日帰り旅行

関ヶ原古戦場

日帰りで岐阜へ旅してきました。
岐阜県は広大なので、見所を見て回るのには何日もかかります。
今回は岐阜の西、関ヶ原と岐阜駅のプチ旅行です。

岐阜といえば、世界遺産の白川郷がありますが、日帰りで行ける距離ではないので、今回は見送りました。
富山の五箇山と合わせ、そのうち訪れることができればと思っています。
飛騨高山や下呂、岐阜城も、次回以降のお楽しみです。

まず向かったのは関ヶ原駅。
ここは何度も通りがかっているのですが、降りるのは初めてです。
言うまでもなく、ここは関ヶ原古戦場の最寄り駅です。

関ヶ原といっても広いので、日帰りで歩き回るのはとても大変。
各所に建ってある史跡を、いくつか見て回ることにします。

関ヶ原駅の改札口の手前には、古戦場の案内看板が。


トイレも凝ってます。


トイレの横にはこのような石碑も。


関ヶ原駅は小さな駅です。


駅の側に停まっていたこのバスは観光用でしょうか。
帰りには、歴女と思しき女性2人が、バスをバックに記念撮影をしていました。


駅のすぐ前にある観光案内所では、観光パンフレットが貰え、さらに親切に説明もしてくれます。
さすが、関ヶ原は観光の町ですね。


地図を片手にさっそく歩いていきます。
駅から伸びる歩道には、なんと戦国武将の家紋の旗が立ち並んでいます。


関ヶ原古戦橋を通り、順路へ。
  

まだ旗が続いています。


こういう看板もありました。
  

ふれあいセンターの広場では、簡単な演劇も行われていました。
どうやら石田三成と、島左近のやり取りを描いているようです。
  

さて、ここからは史跡を巡り歩いていきます。

田中吉政の陣跡。


そのすぐ近くにある、徳川家康最後陣地。
ここのすぐ前には民家が立っていますので、写真を撮るのにちょっと気を遣いました。
  

すぐ側にあるここは、首実検場だそうです。
  

少し歩きます。この町にはこのような案内板が要所に建っていました。


史跡以外は田んぼが広がっています。
右に見える旗が決戦場。左の山の下の旗が島左近の陣跡で、左の山の上の旗が石田三成の陣跡。
決戦場から石田三成の陣まで、その距離の近さに驚かされます。


決戦地。ここは小早川の裏切りの後、西軍不利の状況で石田隊が集中攻撃を受けながらも、
最後まで頑強に戦い、笹尾山を前にしたこの辺りは最大の激戦地になった場所だそうです。
ここが石田三成の陣跡より近いことからも、かなりの踏ん張り所であったのでしょう。
  

ここからさらに歩き、山の方へ向かいます。
島左近の陣地跡がありました。


このあたりは馬防柵がリアルに張り巡らされています。


ここから歩いて山を登れば、石田三成の陣跡に行けます。


途中の道にも馬防柵がありました。
馬防柵の前には出るな、いや登るな。(元ネタ:戦国無双1の長篠の戦の織田信長のセリフ)


山といってもそれほど大きくありません。
このような坂が少し続いている程度で、登るのは楽です。
  

登った先にあるのが、石田三成の陣地跡。
  

展望台もあり、案内板も置かれており、ガイドテープも流れていました。


石碑と展望台はこういう位置関係。


ここからなら確かに、上から戦況をしっかり眺められそうです。


山の登り口まで降ります。ここには関ヶ原アイスなるものが売られています。買いませんでしたが。


まだまだ見所はありますが、近くで見れそうなものがあまりなく、時間もおしてきたので駅に戻ります。

途中にあった案内板。


駅の近くになると、このように整備された、旗が立ち並ぶ通りが続きます。


駅のすぐ近くにあった、東首塚にも立ち寄ってみました。


ここには松平忠吉、井伊直政の陣跡もありました。


どうやらこれが首塚でしょうか?


これは首洗いの古井戸。
首実検後には、敵味方の戦死者を弔い、供養塚を築くならわしがあったと書かれていました。


とすると、近くにあったこれが供養塚なのかもしれません。


関ヶ原の古戦場。簡単に要所を見ただけでしたが、堪能した気がします。

駅に戻ると駅員さんがいませんでした。駅員がいない駅なんて初めてだ…。
駅を出るときに18切符を一度見せているので、そのまま入ることに。

ホームで電車待ちをしているときに目に付いた看板。さすが関ヶ原。
  

この後、大垣城に立ち寄る予定でありましたが、体調が本調子ではなかったので、今回は見送りました。


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岐阜駅の信長像〜岐阜シティ・タワー43

次は岐阜駅へ。
ここも通りがかることは何度もありましたが、下車するのは今回がはじめて。
さすが岐阜の交通の要所だけあって、駅ビルも大きいですね。
  

岐阜駅の改札出てすぐの広場。ここの土産屋で柿羊羹を買いました。


駅の建物を出ます。


暑さ対策のミストシャワーをしている一角もありました。
  

すぐそばの水飲み場。岐阜のおいしい水と書かれてありました。


Jリーグのあるまち 岐阜。
確かにあります。サッカー人口が増えて欲しいですね。


ぎふ清流国体の看板もありました。


岐阜駅の前の広場には、比較的最近に建てられたという、黄金の織田信長像があるそうで。
岐阜駅には、これを見に来たといっても過言ではありません。

信長ゆめ階段を下りた奥に、その姿が。


輝いてます。


ワシが織田信長じゃい!


像の前の広場。噴水があり、広々としています。


続いては、岐阜駅の商業ビルを冷やかしつつ、岐阜シティ・タワー43へ。
ここは43階建ての高層ビルです。


ビル内部はそれほど広くはないですが、きちんとした商業施設があるようです。


43階は展望室になっているようなのですが、通常、高層ビルの展望台には入場料金がかかったりしますが、ここはなんと無料。
自分で好きなときに、エレベーターで行き来できるという、珍しいタイプの高層展望台でした。
…この辺では珍しいことではないんでしょうかね。

でも不思議な感覚です。ご自由にどうぞ…みたいな感じで。


何せエレベーターのボタンも、B1、1、2、43しかないのです…。


エレベーター内には、PVを流しているモニターも搭載。


43階に到着。展望ルームは思ったより小さかったです。エレベーター降りてすぐに1ルーム。
そしてこちらは西側にあるもう1つの展望ルーム。小さい部屋です。
  

しかし眺めは抜群。やはり近くに高い建物がないと、見渡しがききます。
この奥の見えにくい部分は、おそらくここだけ集中豪雨が起こっているようです。珍しいですね。


奥にある山の頂にそびえるのが岐阜城です。小さいですが、頂上に建っているのが分かります。
  

そして岐阜といえば長良川。鵜飼で有名ですね。


これは岐阜駅を上から見たもの。
駅から綺麗な曲線を描く道が伸びていますね。
  

このような写真も張ってありました。この計画に基づいて駅前広場を整備したんですね。


帰りにビルの近くをぶらぶらして、今回の旅はこれにて終了。
日帰りですから、まぁこんなものでしょうか。
岐阜へは、そのうちまた訪れたいと思っています。


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岐阜の土産

岐阜の名物といえばいくつかありますが、今回私が買ってきたのは「明宝ハム」と「柿羊羹」。
「明宝ハム」は岐阜を代表する品質の良いハムで、値段は張りますが岐阜では人気だそうです。

また岐阜の人は柿が好きらしく、他の地域では見ないような柿商品が多く売られています。
その中でも、特に食べやすく親しみやすそうな「柿羊羹」を、今回はチョイスしました。

岐阜を代表するスーパーとしては「バロー」があるのですが、今回はそこまで行くことはできなかったので、駅で買うことにしました。
駅ビルに食料品店があるかなと思いきや、まったく見当たらず、商品を探した挙句、
「明宝ハム」はコンビニの土産コーナー、「柿ようかん」はコンビニ前の広場で売られていたのを買いました。

これが明宝ハムの小型タイプ。基本タイプだと1100円もするので、今回はパス。
見た目はソーセージですが、中身はハムです。値段は340円。


「明宝ハム」を食べてみましたが、手作業で丁寧に加工されているだけあって、かなり良いハムでした。
添加物を使用していない良品という感じ。
値段が高いのが難点ですが、これなら岐阜以外でも受け入れられそうな味です。


「柿羊羹」は、まんま「柿のようかん」でした。濃厚で美味しいです。値段は580円。


柿が好きなら、この味はありでしょう。


岐阜は木曽川で獲れる魚も絶品と聞きます。
そのうちまた、岐阜グルメを堪能しに行きたいと思います。


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