旅の書籍
今や旅に関する本は膨大にあります。
旅に関する書籍のうち、代表的なものを紹介します。
ガイドブックに関しては「ガイドブックを選ぶ」をご参照ください。
旅の書籍 目次
深夜特急
作家・沢木耕太郎による紀行小説。
バックパッカーのバイブルとも呼ばれ、あまりに有名。
80年代と90年代における日本における個人旅行流行の一翼を担ったといわれている。
その後、台湾で中国語版、韓国で韓国語版の翻訳が出版された。
あくまで個人の旅行体験記であるため、旅行ガイドとしての使用には不向きではあるが、
1970年代前半当時の交通事情、宿泊事情などを知ることもでき、
さらには途上国の貧困さの一端も巧まずして表されている。
2008年11月、作者の“一人でも多くの人にバックパッカーとなって欲しい”との願いにより、
エッセイ『旅する力 ― 深夜特急ノート』が“最終便”として刊行された。
沢木耕太郎氏は1993年に『深夜特急 第三便』で第2回JTB紀行文学賞を受賞している。
現在でもこの本に感銘を受けて海外一人旅を志した人は数多い。
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅
旅行エッセイスト、石田ゆうすけ氏の代表作。
「平穏な人生?それが運命なら自分で変えてやる!」そう決意してこぎだした自転車世界一周の道。
サラリーマンとしてのキャリアを捨て、ひとり自転車で世界を旅した紀行エッセイ。
砂漠地帯で拳銃を持った強盗が―!身ぐるみはがされた後も疾走し、出会いと別れを繰り返しながら駆け抜けた七年半の旅。
深夜特急には及ばないにしろ、この本を支持する個人旅行者もそこそこいます。