名古屋の旅
●首都圏、関西圏に次ぐ大都市、名古屋。
東京とも大阪とも違う文化が、そこには確かにある。
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名古屋の旅 目次
タイトル | 旅行日時 | 都道府県 | 旅行先・観光したもの | 移動 手段 |
メンバ ー |
備考 |
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名古屋の旅 | 2008/11/02 〜11/03 |
愛知 | きしめん、みそかつ、手羽先、ひつまぶし、 名古屋城、ミッドランドスクエア、栄、大須 |
高速バス | 2人 |
1日目 きしめん〜東山動植物園〜みそかつ〜スカイプロムナード〜手羽先
青春18切符をよく使っている今でこそ、JRで大阪から名古屋まで比較的短時間で来れることがわかりましたが、
当時はこれほど安くいけるものだと思いもせず、大阪からバスで名古屋まで往復していました。
目的は名古屋の主要地観光と、主要グルメ巡り。
今回食したグルメは「きしめん」、「みそかつ」、「手羽先」、「ひつまぶし」でした。
ちょいと食事にお金がかかってしまいましたが…。
午前に大阪からバスに乗り、名古屋に着いたのは昼。
昼食は駅構内にある「きしめん」が美味しいと聞き、食べてみました。
有名な店なのだそうですが、この日は店員さんがまだ慣れていないようで、あまり手際の良い対応ではありませんでした。(怒ってる客もいたし)
味自体は…ぶっちゃけ「うどん」でしたね(笑)
麺は確かに薄くて平たく、舌触りも面白いんですが、味は確かにうどんのそれでありました。
次に向かったのは名古屋市にある東山動植物園。
動物といえば水族館もあったのですが、今回はこちらにしました。
目ぼしい動物は一通り揃っているようです。
流石にパンダはいませんが。
鳥が放し飼いになっている小屋もありました。
遮るものが何もないので、手を伸ばせば届きそうな距離を、鳥がうろうろしてます。
園内の敷地は広く、動物園以外にも植物園、ちょっとした遊園地などもあり、さらに東山スカイタワーという高層展望台まであります。
タワー展望台からの眺め。
動物園の敷地内から高所展望ができるとは驚きです。
上から動物園が見放題です。遠すぎて動物は見えませんが(笑)
この動物園、見所は多そうなところです。
愛知の住人でなくても、動物園が好きならよい所かもしれません。
夕方、名古屋駅に戻り、地下にある「矢場とん」へ。
ここは「みそかつ」で有名な店で、いつでも行列ができています。
ちょいと値段は高めですが、味はよかったです。
一般的な関西人でも、美味しいと感じられる味付けではないかと。
その後、夜はスカイプロムナードへ。
名古屋駅の隣にある、この辺りで一番高くそびえ立つ、ミッドランドスクエアという建物の最上階にある屋外型展望施設です。
比較的最近に建設されたこともあり、建物は新しいです。
非常に夜景が綺麗で、夜のデートには最適かもしれません。
私が思うに、名古屋の夜景が綺麗な理由の1つは、高層ビルがほとんどないことだと思います。
このミッドランドスクエアが最も高い建物で、そこから全ての建物が見下ろせる上、高い建物がほとんどないので、遮るものなく遠くまで見通しがききます。
これが変に高い建物で視界を遮られたりした場合、その部分だけネオンが見えなくなり、景観が変わってくるのではと思いますね。
この展望台は密室ではなく、吹き抜けのような感じになっています。
外はガラス張りなんですが、歩道とガラスの間には距離があいています。
高所恐怖症の人にはちょっと怖いかもしれません。
内側の壁には展示物が飾られています。
これは名古屋の歴史を解説しているパネル。
その夜、手羽先を食べに「世界の山ちゃん」へ。
私が向かったのは確か「名古屋駅東店」でしたが、やや客が多く、店員が捌ききれていない感じがしました。
待つこと2,30分ほど。ようやくカウンターの席につけました。
夕食はもう済ませてあるので、手羽先を少し食べるだけだったんですが、予想外に時間がかかってしまいました。
これが手羽先。
食べてみて分かりましたが、手羽先というだけあって、食べられる部分が少ししかありません。
味自体は確かに美味しいんですが、食べている量自体はわずかなので、多少物足りなさを感じてしまうのが残念ではありました。
ガッツリいくなら、もっと沢山頼まないといけないですね。
ちなみに私が行った「名古屋駅東店」は、観光客に配慮した店名らしいです。
本来、地元の人は「名古屋駅」の事を「名駅(めいえき)」といい、他の店舗では「名駅西口店」などとなっています。
この店は観光客が分かりづらいだろうということで、「名駅」ではなくあえて「名古屋駅東店」というようにしているのだとか。
店から駅まで歩いて帰りました。
名古屋駅の待ち合わせ場所の1つ、金の時計台。
今日は駅前の「ナゴヤステーションホテル」で1泊しました。
2日目 名古屋城〜ひつまぶし〜大須観音〜スガキヤ
翌朝、これは銀の時計台。
この日、まず向かったのは名古屋城。
ベタですが名古屋観光をするなら外せません。
堀の部分は緑でいっぱい。
この建物は名古屋市役所だそうで、右側にちょっとだけ見える緑屋根が愛知県庁。
名古屋城の前にあるんですね。
観光客と思われる人たちについていきますが、皆で間違えてしまったようで、結局歩き回るハメに。
やっと着きました。
名古屋城といえばこれです。
金のしゃちほこ。
名古屋城。この石垣の反りはなかなかのもの。
堀の中にはなぜか鹿がいました。
名古屋人ならばたいていの人は知っていることだそうです。
昔は50匹はいたらしいですが、今は3〜5匹しかいません。
いよいよ城内へ。
城には展示物がいっぱい。
しゃちほこの前ではついカメラを構えてしまいますよね。
城下町再現ミニチュア。
天守からの眺め。
この日はたまたま、学校のコンサートがあったようで、人だかりができていました。
しかもこれ、名古屋城のすぐ側でしたので、城を見学している最中に歌が聞こえてきました。
コンサート自体はなかなか上手でした。
敷地内には工事中の場所もありました。
このアングルで見ると、金のしゃちほこが確かに最上階にあるのがわかります。
一通り見たので、駅に戻ります。
駅の最寄り駅は「市役所駅」でした。
この出入り口はなかなか味があります。
次は栄まで行き、しら河の栄ガスビル店でひつまぶしをいただくことに。
値段が張るひつまぶしですが、この店は比較的リーズナブルでした。
それでも1680円しますが。
ひつまぶしは、その独特の食べ方が最大の特徴です。
店内にも説明書きがありますが、まずはこんな感じで運ばれてきます。
しゃもじを使い、おひつに入ったご飯をウナギごと4つに分け、1回ずつ茶碗に移して食べていきます。
最初はそのまま食し、次はお好みでトッピングして食べ、次はお茶漬けにして食べ、最後に最も好みの方法で食べるというもの。
体験してみるとなかなかユニークで、味がどうのこうのというより、作法を楽しむかのような感覚がありました。
正直ひつまぶしの場合はご飯とウナギの味が全てなので、これならば自宅でウナギを買ってきて食べた方が安くつきそうですね(笑)
私も家に帰って試してみましたが、それはそれで楽しく食べられました。
その後、栄の繁華街を冷やかし、大須へ向かいました。
まずは大須観音へ。
ハトがいっぱいいました。
この像の手の部分から水が出るんですが、飛び出してくる水を、ハトが器用に口で直接飲んでいるのが印象的でした。
ちょうど像の手の上に立っているハトが、そのまま口を像の手の先へ持って行くのです。
あれほど前のめりに体を突き出しているハトなんて見たことがありませんでしたよ。
ハトでもあんな姿勢とれるのかと、関心していました。
昼食は、商店街の中にあったスガキヤラーメンをいただきました。
私が小さい頃、よく奈良のデパートで食べていた思い出深い味そのままです。
昔からスガキヤは好きでしたが、名古屋発祥とは知りませんでした。
どこで食べても美味しいですね。
道を歩いていると、すごい信号がありました。
合体させすぎやろ!
大洲は東海地方のオタク街などとも呼ばれています。
東京は秋葉原、大阪は日本橋とくれば、愛知は大洲というわけです。
帰りに店で何件かパソコン用品を冷やかしましたが、大阪よりはやや値段が安いものもちらほらありました。
きっとこの辺りの人は、ここまで買い求めにくるんでしょうね。
夕方になり、名古屋駅に戻って、そこからバスで大阪に帰りました。
はじめて名古屋を訪れましたが、確かにここは都会でしたね。
岐阜の人は買い物は名古屋まで行くと聞きますし、大阪、東京周辺の首都圏を除けば、確かに近隣の人の大都会はここ、名古屋だと実感できました。
観光もグルメもある都会ということで、まさに東海の横綱と呼べる都市でありました。
今回の旅行の経費
総合計は16500円くらいではなかったかと思います。
・大阪⇔名古屋のバス代が往復4,600円。名古屋での電車代が1,200円。宿泊が4,200円。
・観光費用は、名古屋城(割引)400円、東山動物園+スカイタワー640円。
・グルメは、きしめん840円、みそかつ1300円、ひつまぶし2500円、手羽先500円くらい。
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