世界のスポーツ
国や地域によって、一番人気のスポーツというのは変わってきます。
日本では親しみのないスポーツも含めて、知識を持っていれば、
現地の人との交流に役立つかもしれません。
どのスポーツでも共通しているのは、その競技が好きな人たちにとって、
白熱する試合は大いに盛り上がり、また生活に浸透していることでしょう。
世界のスポーツ 目次
世界で最もポピュラーなスポーツはサッカー
世界で最も多くの人が知っていて親しまれているスポーツ。それはサッカーです。
競技人口および国際的な認識が最も高く、世界各国にサッカーの名選手がいます。
日本でも好き嫌いは別にして、サッカーを知らない人はいないでしょう。
日本から遠く離れたアフリカや中南米に行っても、皆サッカーを知っています。
野球は日米カリブ以外ではマイナースポーツで、世界では知らない人が多いですが、
サッカーのルールや名選手などを知っておくと、現地の人が食いつくことがあります。
私もサッカーが好きなので、サッカー観戦を旅の目的にすることもあります。
当サイトのコンテンツ「全世界・地域のデータ集」の各国詳細データ内でも、
国の有名人の項目はサッカー選手ばかりを取り上げています(笑)
今や日本人選手も多く海外でプレーしていますので、地域によっては
日本人選手の名前を知ってくれている人もいます。特にイタリアではそれが顕著です。
そうでなくても、サッカーが盛んな地域であれば、その国を代表して活躍した選手の名前を
時代を問わず挙げるだけで、現地の人は関心を示してくれますよ。
私がサッカーを好きになった理由の1つに、世界中どこでも通用するから、というのがあります。
詳しくなる必要はありませんが、世界各地を旅していると、必ずどこかでサッカーが出てきます。
プレーしなくても、知識は持っていて損はないはずですよ。
世界で2番目に競技人口が多いスポーツは、クリケット
サッカーの世界的な認知度は誰もが知るところでしょう。
ではサッカーに次いで競技人口が多いスポーツはというと、
諸説ありますが一般的には「クリケット」だと言われています。
競技人口の多さは、人口が多いインドで最もポピュラースポーツであるからとされるためですが…。
クリケットは日本では馴染みのないスポーツですが、イメージとしては野球に近いです。
イギリス発祥のスポーツであり、全面芝のフィールドでプレイされ、試合中にはティータイムも
あるようで、その優雅な雰囲気から、別名「紳士のスポーツ」ともいわれ、
イギリスでは上流階級がたしなむスポーツとされてきました。
日本では知らない人が多いスポーツですが、100以上の国と地域でクリケットが行われており、
クリケット・ワールドカップも開催され、多くの視聴者数を記録しています。
1度を除き、オリンピックで採用されていないのが不思議なくらいです。
それは試合時間が長すぎるからとも言われますが…。
具体的なルールの説明は省きますが、「クリケット ルール」で検索したり
動画サイトなどでプレーの様子を見ると、なんとなくわかるかもしれませんね。
世界三大スポーツイベント
FIFAワールドカップ、近代オリンピックは言うまでもなく世界二大スポーツイベントでしょう。
この2つの世界的な関心度、視聴者数などはすさまじく、大会期間中はまさに
世界中の視線が集中している、といっても過言ではありません。
世界三大スポーツイベントとなるとこの2つの他、もう1つはケースバイケースのようです。
世界陸上、フォーミュラ1、ラグビーワールドカップ、ツール・ド・フランスなどが候補でしょうか。
国や地域によっては世界大会よりも、そのエリアのみで開催される
ローカル大会の方が盛り上がる事もあります。
いずれにせよ一流のアスリートが集うスポーツの祭典は、世界の多くの人々が関心を寄せ、
時としてその国のイメージが変わってしまうほど影響力のあるものだと言えるでしょうね。
国や地域独自のスポーツが親しまれていることも
世界から見れば認知度が低くマイナーであっても、
その国にとっては絶大な人気があるスポーツ、というのも中にはあります。
セネガルの一番人気は「セネガル相撲」と言われ、プロの試合はテレビでも放映され人気を博しています。
日本の国技「相撲」は、日本よりもむしろモンゴルの人のほうが関心が高いと言われます。
大人気というほどではなくても、タイのムエタイなど、
その国を代表するスポーツとして定着しているものもあります。
他にも日本人が知らないスポーツは沢山あります。
セパタクロー、カバディ、ボッチャ、ダブルダッチ、ウェイクボード、
ペタンク、コーフボール、ペロータ、スポールブールなどなど。
日本では話題にすらのぼらないでしょうが、世界のどこかでは今もプレーしている人がいますからね。