日本のラウンジレポート
こちらではプライオリティパス以外で、実際に私が訪問した日本国内のラウンジを紹介します。
プライオリティパスで入ることができる世界の空港ラウンジは世界のラウンジレポートをご覧ください。
日本国内であっても、プライオリティパスが必要なラウンジはこちらではなく世界のラウンジレポートの方に掲載していきます。
空港ラウンジは一般的に、利用者本人の当日の搭乗券を提示しなければ入れません。
※こちらのコンテンツは、私が旅行をする度に増えていく予定です。
日本のラウンジレポート 目次
- 関西国際空港「KIXエアポート カフェラウンジNODOKA」
- 関西国際空港「KIXエアポートラウンジ」
- 関西国際空港「比叡(ひえい)」
- 関西国際空港「六甲」
- 関西国際空港「アネックス六甲」
- 関西国際空港「金剛」
- 伊丹空港「カードラウンジ(ラウンジオーサカ)」
- 羽田空港「エアポートラウンジ」
- 成田空港「T.E.I. Lounge」
- 成田空港「IASS Executive Lounge」
- 大分空港「ラウンジ くにさき」
- 福岡空港「くつろぎのラウンジTIME」
- 長崎空港ビジネスラウンジ「アザレア」
- 高台寺塔頭 圓徳院 「京都特別観光ラウンジ」
- JCBプラザ
関西国際空港「KIXエアポート カフェラウンジNODOKA」
第一ターミナルの隣に位置する、エアロプラザへ。
エアロプラザの中にある「ラウンジNODOKA」。
ここはかつて存在したKIXエアポートラウンジの後釜。運営会社は同じアプレシオ。
一部のゴールドカードで無料で入れます。最近さらにプライオリティパスにも対応しました。
プライオリティパスの場合、3時間分の料金として利用するか、選べる3特典付きの2時間滞在かのどちらかです。
選べる3特典とは、アルコール2杯無料、食事1品無料、シャワー40分無料の3つのうち、2つを選べます。
食事メニューはアラカルトで、6品のうちから1つ選択したものが無料。品切れの場合あり。有料でも提供されている品ですね。
ビールは3種類ですね。漫画はネットにつなげば読み放題のサービスが使えるようです。
新聞と、るるぶは紙媒体のものがあります。
シャワーを選ぶとアメニティがついてきますが、タオルは有料。持参したほうがいいですね。
シャワールームは鍵がないと入れないようにしてありました。
シャワーやや狭めですが。平均的な日本人の体型ならば十分な広さではあります。
フルフラットのシートは、ネットカフェにしてはかなり広いほうです。
普通の個室座席はこんな感じ。
ダッカルビチャーハンを注文。少し辛め。量はあまりないです。
ビーフカレーは少し辛い程度。やはり量は少なめ。
充電器も無料で貸してくれます。耳栓などもあります。
※このラウンジの写真は今後、訪問するたびに追加していく予定です。
関西国際空港「KIXエアポートラウンジ」
※このラウンジは2020年4月に閉店しました。現在は同じ運営会社がカフェラウンジNODOKAを運営。
大阪の関西空港にあるラウンジです。
出国審査を受ける前の制限区域外エリアにあり、国内線・国際線を問わず利用可能。
eチケットと一部のゴールドカードの提示で、オープン席でもブース席でも、2時間まで無料で入る事ができます。
ただ他のラウンジとは異なり、楽天プレミアムカードなど、無料特典が行使できるカードの種類は少なめ。
ゴールドカードならなんでもよい、というわけではありません。
私は毎回、楽天プレミアムカードの提示で、2時間までのラウンジ利用料無料の特典を使って入っています。(シャワーは有料)
これは国内線・国際線どちらでも、しかも行きと帰り両方に適応されるため、合計2時間ずつ4時間まで無料になります。
楽天プレミアムカード所持者はKALラウンジやぼてぢゅうにはよく通いますが、このKIXラウンジを無料で使えるという事は
あまり知られていないため、まだまだ空いていて快適の穴場ラウンジです。
カード提示で無料利用できるラウンジの中では、ここは関西空港では一番おすすめのラウンジだと私は思っています。
こちらはネットカフェや漫画喫茶などを手掛けるアプレシオという会社が運営しているようで、
空港ラウンジでありながらネットカフェの要素も取り入れているという、一風変わったラウンジです。
オープンスペース、個別ブース、個室などがあり、本当にネットカフェのよう。
無料特典が使えるゴールドカードを持っていなくても、登録無料のKIX-ITMカードの提示をすれば割引料金で入れます。
入り口は目につくので、関空出発の利用者ならラウンジに興味がない人でも見た事があるのではないでしょうか。
入り口入ってすぐのカウンター。
最初に個室かブース席か選ぶようです。伝票をもらえました。楽天と書かれてます。
温かいおしぼりがあるのが特徴ですね。
訪問時はスイッチのレンタルもありました。
個別ブース席はこんな感じ。
このイスは180度近くまで倒せ、足置きもあるので、そのまま横になれます。仮眠している人も多いです。
1席だけあるマッサージチェア席。やや座りにくいですが気持ちいい。
マッサージチェアがあるのは107番のみのようですね。空きがあればラッキーな席です。
オープンスペースのエリアは、空港ラウンジにしてはそこそこの広さ。
収容人数もそれなりにありそうです。関空の職員やCAも休憩時間にここに来るとか。
雑誌も結構な種類が置かれています。
個室もあり、ファミリールームや会議室、和室タイプもあるようですね。
少し奥には個室ブース。なかなかよさそう。
奥にはシャワーブース。ラウンジ利用をせずにシャワーだけ有料で浴びることもできるようです。
こちらはプレミアムラウンジ。KIX-ITMゴールドカードの人が入れます。けど中はいたって普通らしい。
ブース席がいっぱいの時は、プレミアムラウンジも開放しているそうで、入ってみました。撮影当時は一部工事中。
普通の席よりは広いのですが、テレビしかなく、しかも空調のせいか少し冷えます。イスはこの席も170度くらい倒せます。
もっといい席かと思っていましたが、少し拍子抜けしました。
空港ラウンジでありながら漫画がズラリ。ネットカフェには及ばない数ですが、それでもすごい。
カウンターに申し出て、Nintendo Switchをレンタルしてみました。座席番号と共に署名が必要です。
あまり借りる人はいないので他の人に使われている事はほとんどなさそう。ゲーム好きにはいいですね。
こちらのラウンジは、いい意味で空港ラウンジらしからぬ良さがありますね。
空港出発前にシャワーだけ利用する事も可能な上、普通にネットカフェとしても使えます。
国際線・国内線を問わず、往路、復路両方でカード特典が利用できる点も優秀です。
関西国際空港「比叡(ひえい)」
※このラウンジは2021年4月30日に閉店しました。
大阪の関西空港にあるラウンジです。
出国審査を受ける前の制限区域外エリアにあり、国内線・国際線を問わず利用可能。
楽天プレミアムカードの他、各種ゴールドカードの提示で無料で入ることができます。
到着時にも航空券の半券があれば入れ、その際も指定カードの提示で無料。
プライオリティパスで入れるKALラウンジが隣なので、私はなかなか入る機会がありませんでした。
KALラウンジと違って航空券は必要なく、ターミナル1のフライトであってもeチケットの提示でOK。
いつも利用しているKALラウンジの隣にある、ラウンジ「比叡」。
入り口入ってすぐ横に、スーツケース置き場があるようです。
ラウンジの広さとしては、やや狭め。
奥にもワンフロアありました。仕切りのある席も少し。
ドリンクとスナックが少々。アルコールは有料だそうです。
ホットドリンクもあります。
普通のカードラウンジですから、まあこんなものでしょうね。
カードラウンジとしてはやや狭いですがこんなもんでしょう。
ただプライオリティパスがあるなら隣のKALラウンジの方が使い勝手がよいですし、ぼでぢゅうも3400円まで利用可能。
しかもゴールドカード持ちならば「KIXエアポートラウンジ」の方が快適で、こちらも復路で利用可能。
そちらが混んでいた時のためのサブラウンジといった感じでしょうか。ここも混みやすいけど…。
関西国際空港「六甲」
大阪の関西空港にある、国際線のラウンジです。全面禁煙ラウンジ。
楽天プレミアムカードの他、各種ゴールドカードの提示で無料で入ることができます。
制限エリア内にあるラウンジ「六甲」。北ウイング2F12番ゲート前にあります。
ソフトドリンクは無料、アルコール類は有料。
今回はGWだったのでとても人が多くて座れず、こういう時に限りラウンジ外への持ち出し可能だそうです。
関西国際空港「アネックス六甲」
大阪の関西空港にある、国際線のラウンジです。
楽天プレミアムカードの他、各種ゴールドカードの提示で無料で入ることができます。
以前は「スモーキングラウンジ六甲」という名前でしたが、今は全面禁煙の「アネックス六甲」になりました。
北ウイング2F13番ゲート前。シャトル中央駅降りてすぐのアネックス六甲。
元々は「スモーキングラウンジ六甲」という名前でしたが、全面禁煙で名前も変更しました。
横に長いラウンジで、他のラウンジよりはやや空いているかも。
飛行機を見ながら休めるのがよいですね。ソフトドリンクは無料でアルコールは有料。
関西国際空港「金剛」
大阪の関西空港にある、国際線のラウンジです。全面禁煙ラウンジ。
楽天プレミアムカードの他、各種ゴールドカードの提示で無料で入ることができます。
南ウイング2F29番ゲート前。ソフトドリンクは無料、アルコール類は有料。
ゲート前のラウンジとしては、まあまあの広さ。
ソフトドリンクは無料。アルコールは有料。
伊丹空港「カードラウンジ(ラウンジオーサカ)」
大阪の伊丹空港にある、国内線のラウンジです。
楽天プレミアムカードの他、各種ゴールドカードの提示で無料で入ることができます。
ソフトドリンクは無料ですが、アルコールは有料です。
通路を少し歩いた先にありました。
いかにもラウンジという感じです。
入り口入って左右に分かれていました。右側の方が座席は多め。
アルコールはないですがフリードリンクです。
窓際は1人用の座席になっていました。
ソファーもあります。
コンセントは手動で開けるタイプでした。
品の良い調度品もありますね。
電話で話す時用の個室もあります。
入り口入って左側のエリアには、パソコンが置かれてありました。
一室エリアが喫煙フロアになっていました。
窓から外を眺められる席もありますが、人気なのですぐ埋まるようですね。
羽田空港「エアポートラウンジ」
東京にある羽田空港第二ターミナルのラウンジです。
羽田空港国内線第二ターミナルはANA路線がメイン。
広さは普通ですが利用者が多いので、席が埋まる事もしばしば。
ドリンクも最低限のみ。東京と言えど国内ラウンジはどこもこんなもんですね。
成田空港「T.E.I. Lounge」
成田空港第一ターミナルの旅客ターミナル5階にあるラウンジへ入ってみます。
ラウンジ2つは通路を挟んで隣り合っており、どちらもプライオリティパスとゴールドカードで入れますが、
どうやらゴールドカードで入ったほうがアルコールが無料になるなどの特典がついており、有利な条件になるようです。
まずはあまり人がいないとされるT.E.I. Lounge。
広さは普通ですがやや古いです。おしぼりがないのも不便。
電源タップは延長コード。このあたりからも設備の古さがわかります。壁掛け時計も壁ではなく机の上に置いてあります。
ドリンクの品揃えはやや変わっていますが、出が悪く少し周りにこぼれます。
楽天プレミアムカードだとアルコールが1杯無料でした。注がれた状態で席まで運んでくれます。
ラウンジの前にはキッズスペース。
成田空港「IASS Executive Lounge」
続いてはIASS Executive Lounge。こちらの方が新しく、人も多いです。
広さは大差ないですが、電源タップが席の横についています。
そしてアルコールは冷えた缶の状態で持ってきてくれます。
大分空港「ラウンジ くにさき」
大分空港の「ラウンジ くにさき」。
楽天プレミアムカードの提示で無料で入ることができました。
大分空港唯一のラウンジです。
やや狭いですが、落ち着いた雰囲気です。
地方空港のラウンジは、こんなものかもしれませんね。
中央のテーブルにはコンセントがついています。
雑誌・新聞は完備で、フリードリンクです。
福岡空港「くつろぎのラウンジTIME」
福岡空港の国内線のラウンジです。
楽天プレミアムカードの他、各種ゴールドカードの提示で無料で入ることができます。
フリーソフトドリンク又はビール1本の選択制をとっています。
シャワールームもありますが有料で、軽食も有料です。
福岡空港は工事中でしたが、ラウンジは通常営業。
フロアは3つほどあり、ビジネス向けのフロアもあるようですね。
フリードリンクはカウンターの前。
広さは結構あるので、人が多くてもどこかには座れそうです。
長崎空港ビジネスラウンジ「アザレア」
2階に移動し、ビジネスラウンジ アザレアに入ります。
思っていたよりは広さがありますね。
ラウンジからの眺めは海が見えるのみ。飛行機は見えません。
ソフトドリンクのみで食べ物はなし。
ラウンジのすぐ前がお土産エリアになっています。
高台寺塔頭 圓徳院 「京都特別観光ラウンジ」
こちらは空港ラウンジではなく、アメリカン・エキスプレス・カードを所有している場合のみ
入ることができる、特別なラウンジです。京都の圓徳院に設置されています。
豊臣秀吉の冥福を祈るために、秀吉の正室、北政所(おね)が建立した
高台寺の塔頭のひとつで、ねねが晩年を過ごしたのが「圓徳院」です。
ちょっと横道に入った分かりにくい場所に、通路があります。
奥の鐘を鳴らしてスタッフを呼び、手前のテーブルで手続きしてもらいます。
隣の部屋がラウンジになっていて、くつろぐことができ、お茶なども出してもらえます。
他に人はいないようでした。
そもそもここは分かりにくい場所にあるので、カードを持っている人であっても、
探さなければここの存在すら知らないのではと思います。
お茶と茶菓子を出してもらい、少しくつろがせていただきました。
JCBプラザ
空港ラウンジではありませんが、世界60ヵ所には「JCBプラザ」という、
どれでもいいのでJCBカードを持っている人のみ利用できる海外サービス窓口があります。
窓口だけなので、せいぜい観光案内を受ける程度のものですが、都市部にあってアクセスも悪くなく、
日本人のスタッフが在中しているため、私はよく利用しています。
このうちラウンジと呼べるものは「JCBプラザ ラウンジ」くらいであり、
こちらは世界の主要都市9ヵ所のみにあります。
個人旅行でも無料で利用できるラウンジであり、日本語でサービスを受けられるというのが利点といえます。
詳しくは「JCBプラザ」と検索すれば、詳細がでてきますよ。