アンコール遺跡を巡るシェムリアップの旅


●アジアで最も人気の観光地、アンコール・ワットをはじめとする遺跡群を巡る1人旅。
  マイルを利用し、魅力ある遺跡の数々とホテルステイ、東南アジアの街を楽しむ。


アンコール・ワット タ・プロム

アンコール遺跡を巡るシェムリアップの旅 目次

タイトル 旅行日時 国・地域 地名 旅行先・観光したもの メンバ
備考
アンコール遺跡を
巡る旅
2016/06/23
〜06/26
カンボジア シェムリアップ アンコール・ワット、アンコールバルーン乗船
アンコール・トム(南大門、バイヨン寺院、
像のテラス、バプーオン)、タ・プロム、
プノンバケン、アプサラダンスディナー、
トンレサップ湖クルーズ、国立博物館、
キリングフィールド、ワットプレアオンチュイ、
ワットプレアプロムラット、ラッキーモール
1人旅 遺跡観光
街歩き

トゥクトゥク
チャーター

マイル利用

アンコール遺跡群があるシェムリアップへ

「カンボジアに行きます」と言った時、どういう反応をされるかで、その人が旅行に詳しいかどうかが分かります。
詳しくない方からは「カンボジアに何があるの?」「カンボジアって危険じゃないの?行って大丈夫なの?」と返ってきます。
そして詳しい方はピンと来るでしょう。そう、カンボジアにはアンコールワットをはじめとするアンコール遺跡があるのです。

このアンコール遺跡群は世界遺産にも登録されており、今や世界中から観光客が訪れる一大スポットとなっています。
アンコール遺跡群は日本人が行ってよかった観光地No.1とも言われ、アンコールワットはもちろん、
アンコールトム、タプロムなど、クメール王朝時代の遺跡群が多数点在しており、これぞ遺跡という風景を楽しめます。

カンボジアはかつては内戦状態であり、ポル・ポト政権下では非道な虐殺が行われた暗い歴史があります。
その時代を知っている人からすれば、確かに行くには危険な国だと考えるでしょう。
しかし内戦が終結した今、首都プノンペンを中心に発展を続け、
経済成長が期待できるアジア諸国の1つとして、昨今では注目を集めています。

アンコール遺跡がある地域は首都プノンペンではなく、カンボジアの北西部シェムリアップ北側に位置します。
シェムリアップはアンコール遺跡群の観光拠点として発展している街であり、昨今ではホテル競争が盛んで、
物価が安い東南アジアである事も加わって、高級ホテルが驚くほど安い値段で宿泊可能です。
観光客の増加に伴い、スパやレストラン、アンコール遺跡のツアーも豊富に用意されており、
カンボジア人もホスピタリティの高い人たちであるため、旅行先として満足度が高いのです。

今回はアンコール遺跡の観光はもちろん、質の良いホテルステイも楽しんでみることにしました。
さらに家族が所有するマイルを使用させてもらい、フライト料金も大幅に節約。
ビザが必要な国なのでビザ代はかかりましたが、非常に安価で、満足な旅をすることができました。


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1日目 ホーチミン空港ラウンジ「ROSEラウンジ」〜シェムリアップホテル到着

ホーチミンまでのベトナムエアラインの機内。


シートは2-4-2なのですが、後方の一部のみ2-3-2になっており、私は3列の席でした。


機内後方のシートピッチと足元の狭さは、場所によって異なるようです。私のシートは余裕があります。


後方窓際2席は足元がかなり狭いです。


私の前の前の席から4列シートなので、私のシートの右前方にスペースが空いてます。


テーブルは折り畳み式。前の席の配置がちょっと斜めになってるので、使いにくいです。


機内食の前にはメニューが渡されましたが、和食しか残っていなかったようです。


ご飯とエビ入りカレー。赤大福。


野菜と蕎麦かな。刻み海苔とめんつゆをかけて食べます。


ホーチミンのタンソンニャット国際空港に到着。
  

店が壁に沿って、天井や仕切りがないように並んでいる感じですね。
  

ラウンジの入り口は小さく目立ちません。このROSEラウンジはプライオリティパスで入れます。
  

入ってみると、階段とエレベーター。
  

ここからラウンジを見下ろせます。ここまでは誰でも入れそうですね。


階段で1階に降りると、すぐ受付がありました。

1フロアのみですが、広さはまあまあ。
  

ドリンクは揃ってます。
  

フルーツとパン類。
  

野菜とチーズ。


隣のテーブルにも食べ物があります。ベーコンやゆで卵、かぼちゃとスープ。
  

そしてここにはベトナムらしく、インスタントフォーがあります。
  

好きな具をいれ、温かいダシをかけて食べるようですね。
  

具はデフォルトのままでダシを入れてみました。


お箸もありますが、長いですね。
  

どれも不味くはないですが、美味しくもない…。
  

水が2種類あり、うち1つは日本のアルカリイオン水だそうです。アルカリじゃない水はそれほど美味しくない。


プライオリティパスが使えるラウンジはここしかないのですが、ラウンジとしては標準でしょうか。食事はイマイチですが…。


ゲート18へ移動します。
  

そこそこ人がいますが、日本人が多かったです。


シェムリアップまでのフライトのシートは、さっきと同じくらいでしょうか。


機内で入国カードと出国カードがセットになったものと、免税書類を渡されます。
  

カンボジア・シェムリアップ国際空港に到着。
  

建物はとても綺麗でした、最近完成した感があります。


空港を出てすぐのところに、送迎をする人が集まっていましたが、私のホテルは見つからず。
もう一度ぐるっと見て回ったところで、発見しました。

ホテル仕様の綺麗なトゥクトゥクに乗ってホテルへ。


ホテル到着後、出発前にメールで送っていたリクエストについて説明がありました。
英語を全て聞き取ることができずにいると、メモを書いて説明してくれました。
最終日のチェックアウト時間を14:00にお願いしたのですが、13:30までなら無料で対応できるとのこと。
ホスピタリティを重視しているホテルらしく、対応はかなりちゃんとしてますね。

チェックインの手続きの後、ロビーでウェルカムドリンクとバナナチョコを出してもらえました。


部屋はダブルルームを1人で使用しました。
  

ベッドは大きめで、Welcomeの文字を入れてくれています。


植物の茎で文字を作っているようですね。


アメニティも揃ってます。
  

トイレシャワールームは白い石で囲いがあるだけでした。
  

ホテルからもらった水を足すとすごい数に。これで水は買わなくてよさそう。


テレビガイドを見てみると、どうやら各国の放送も1局だけ見れるらしい。
  

日本もNHKだけは見れました。


明日は早いので、この日は早めに寝ます。


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2日目 アンコールバルーン〜アンコール・トム

翌朝は4:40から、オプションツアーで朝日を見に行きます。

遺跡の中に入るため、まずはここで1日パスを買います。


そこそこ人が多そうに見えますが、これは少ない方なのだそうです。


早速アンコールワットへ。朝日の前にすでに空が青い。


アンコールワットのサイドには池があり、観光客が大勢集まっていました。


坂さアンコールワットが見えるのですが、風があると映りが悪くなります。


軽く遺跡観光、まあ昼にもう1回来ますけどね。


この時期は雨季で雲が多く、朝日はあまり綺麗ではありませんでした。


ちょっとガイドさんも慣れてなさそう。まあ仕方ないか。


引き返します。
  

ホテルに戻り朝食。9種類の中から選べます。
  

コーヒーか紅茶かは毎回聞かれます。


フルーツは全てのセットについてきます。


今日はアメリカンブレックファースト。卵の調理法も選べ、なかなかおいしい。トマトとハッシュポテト付き。


次のピックアップ時間7:50まで部屋で休みます。
私はどうやらスイカアレルギーらしく、ちょっと胃が荒れてしんどかったです。
後で気が付きましたが、少し蕁麻疹も出ていたようです。

迎えの人が来たので、観光ツアーに出発。
参加者は私を入れて4人。山口県のカップルと、37歳の金沢の男性でした。

チケットまだの方のため再びチケットカウンターへ。やっぱり空いてるようですね。


まずはアンコールバルーンへ。参加者は私だけでしたが、他ツアーの日本人のご夫婦がいました。


気球ではなくバルーン。真上に上がるだけですね。


足場はそれなりにしっかりしていて、十数人くらいなら入れそうです。


上空からのアンコールワット。これを見るだけでも価値がありますね。


バルーンを降りて車へ戻ります。

観光ツアーへは車で移動するのですが、要所で係員が遺跡観光チケットをチェックしてきます。
観光客は車の中に入ったまま、現地係員が車のドアを開けて(たまに車の窓から)確認するようです。

次はアンコールトムへ。


ここは物売りが結構いました。帽子被っていない人がターゲットにされます。


観光客向けの簡素な店が並んでいます。


ポイントによっては象に乗ることもできるようですね。


南大門。トムは池に囲まれています。


ここは定番の観光スポットで、通路に像が並んでいますね。


保存状態がいいものは博物館に移され、代わりにレプリカが置かれています。
  

しかしほとんどの像は、当時のまま残されているようですね。


南大門を潜って裏へ。像のレリーフがあるのがわかりますね。
  

この門自体が遺跡。通路が狭いのでバスだと通れないそうです。


敷地内には、復元予定の石がまとめて置かれてあります。
  

石には穴が開いており、このような装置を使う事で楽に持ち上がるようです。当時はこうやってたんですね。


遺跡のパーツってこうなってるんですね。


遺跡の方へ移動。
  

野生の猿がいました。荷物に注意しないといけません。幸いこっちには来ず。


遺跡に入ります。これはバイヨン寺院の第一回廊。


色が新しいところは復元が行われた個所で、復元を担当した国によって模様が違うとか。


天井がないので日差しがモロで暑いです。


部分的に補修されてるところも多いです。


壁には見事な彫刻が残っていますね。


古代の物語が描かれています。


歩いて先へ進みます。第二回廊へ。


アプサラダンスを踊る天女の彫刻。昔から伝わってるんですね。


観光客用に足場が組まれていますが、ちょっと狭い。


すごく狭いところもあります。昔の遺跡ですからね。


そしてこちらがクメールの微笑みで知られる人気スポット。
  

微笑んでいる顔の彫刻が、今も残されています。
  

今日は観光客も大勢います。バイヨンのハイライトですからね。
  

ここは是非とも行くべき場所です。
  

引き返します。途中に仏像がありました。
  

なかなか素晴らしい遺跡でしたね。


歩いて次の遺跡へ。


こちらはピラミッド形の遺跡パブーオン。遠くから見るだけでした。
  

象のテラスへ。
  

明らかに象を模しているのがわかります。


奥にも広がっていました。結構広いですね。
  

アンコールトムの観光は今回はこのくらい。広いので見どころはまだまだありそうです。


所々に綺麗なトイレがあるのも、アンコール遺跡のありがたいところ。


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2日目 タ・プロム

次に訪れたのはタ・プロム。
  

入り口では地雷で片足を失った高齢者が音楽を奏で、生活費を稼いでいるそうです。


ここも人気遺跡なので、観光客は多そう。


この遺跡の特徴は、木々が遺跡を飲み込むように伸びていること。


あえて木を切らず、復元前の姿をとどめている遺跡です。


遺跡の上に木が伸びています。これはすごいな。
  

これを建造した王や住民は逃亡し、長い間放置されていた遺跡なので、自然に木が繁殖したようですね。


崩壊したままの箇所もあります。
  

遺跡発見当初も、こんな感じだったんでしょうね。


石に印がついているところは、復元予定があるということですね。


この木はガジュマル木というそうで、まさに遺跡を飲み込んでいますね。


遺跡の中へ進んでいきます。


今にも崩れ落ちそうな場所ですね。


崩れた石に根っこが入り込んでいます。


人気がある場所は観光客が写真を撮りたがるので、行列ができます。


こういうところは中国人が殺到してやかましいんだよな…。


遺跡の小部屋に入ると、天井から光が差し込んでいました。計算して造られていますね。


遺跡に絡みつく木は今も成長しています。


根っこの間に顔を出す微笑む像。そのうち木がさらに大きくなると隠れてしまいます。


映画「トゥームレイダー」の舞台になったことでも知られる遺跡です。
  

このように、木が遺跡を飲み込んでいる事が見て分かりやすい場所は、観光客が殺到。


人がいないタイミングでなんとか撮影。


しかし最も有名で人気のこのスポットは、珍しくなぜか空いていました。


ここはタ・プロムのハイライトとして、よく紹介される大人気スポット。


すごい場所ですね。


タ・プロムも、観光地として定番ながら外せない遺跡です。


遺跡を後にします。まだまだ観光客は増えそう。


昼食の前にアンコールクッキーの店へ。ここはツアー定番のお土産店。店員は日本語を話します。
  

オーナーは日本人女性なんですが、価格が高いので評判はよくないかも。


昼食はクメール定食。胃腸にくるのであまり食べれませんでした。ハエもかなりたかってきますしね。
  

今回も隠れていた唐辛子にやられてしばらく動けず。油断した。


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2日目 アンコール・ワット

さて、午後からはアンコールワットの観光です。
  

アンコールワットの橋の上で、チケットのチェックがあります。


アンコールワットは、アンコール遺跡の中で最大の大きさがあります。


ナーガの彫像はアンコール遺跡でよく見かけますが、アンコールワットも多い。


広い敷地にいくつもの遺跡があります。
  

金の服をまとった仏像が安置された遺跡も。
  

腕が8本あるんですね。
  

隣には奥さんの像。宝石などは持ち去られたそうです。


遺跡の壁の穴は、内戦時の銃撃によるものだそうです。


アンコールワットは敷地のほぼ中央に位置します。


周りの遺跡も、見事な彫刻が残されていますね。
  

建物だけでなく、彫刻も残されているのがアンコール遺跡の魅力。
  

こちらはかつての経蔵だそうです。お経が納められた図書館のようなもの。
  

内部はこんな感じ。全部石造りですね。
  

アンコールワットの右側には小さ目の池があり、ここは空いています。


天気が良くて風がなければ、逆さアンコールワットが池に映ります。
  

反対側へ移動。こっちは観光客が多めです、朝陽の時にも来た所です。


面積が広い分、こちらのほうが人気があるようですね。


近づくと、蓮と思われる植物も視界に入ります。


ではアンコールワットの中へ入っていきます。
  

今の時期は雨季なので、緑が生い茂っていますね。


第一回廊。タイミングよく人がおらず、奥まで見渡せました。


彫刻がはっきり残されているのが分かります。これらは全て古代の物語の一場面。
  

壁一面にびっしりと彫刻が刻まれていますね。


壁も柱も当時のまま、巨大な遺跡です。


天井は積み上げたような形になっています。
  

壁や柱は石のつなぎ目をひたすら削ってつなぎ合わされているそうです。


回廊に沿って移動。


こちらの面にも彫刻がびっしり。ここは創建者と軍隊の描写のようです。
  

歴史的価値の高さに納得です。世界遺産ですからね。


建物の中も外も、彫刻や模様だらけ。
  

続いて第二回廊へ。
  

こちらも壁に彫刻。同じ彫刻は1つもありません。
  

柱の模様も見事です。
  

これだけの遺跡がよく残されているもんです。
  

修復するにもかなりの時間がかかったんでしょうね。


第三回廊の階段。かつては観光客もここを登りましたがあまりに急なので


今は封鎖され、隣の階段を使って登るようです。


ぐるっと回ります。
  

なるほど、この階段のようですね。手すりがあるとはいえこちらも急です。


常に300人までしか入れず、新たに登るには下りる人を待ちます。順番待ちの列ができてます。
  

10分くらい並ぶと順番がきました。
  

この階段は急です。集中しないと危ないですね。


登りきるとこの高さ。景色はなかなか。


中を見学します。
  

内部に彫刻はないものの、飾り模様は見受けられます。
  

眺望を楽しめるのも第三回廊の特徴。
  

これが一番高い中央の塔のようですね。
  

塔には涅槃像が安置されていました。方角によって違うようです。
  

違う向きから中を見てみると、立っている仏像もありました。


塔の壁にも彫刻がありますね。
  

中央の高い塔の周りには、無数の小さな鳥が旋回していたのが印象的でした。


階段を下りてきました。高いところが苦手な人には辛いかもしれませんね。


しかし上るだけの価値はありました。


第一回廊の十字型テラスの方へ移動。


僧侶が占いをしていました。


こちらの柱には1632年にここを訪れた日本人、森本一房の落書きが、江戸時代前期から残されています。


「帝国」「日昇」の字が見えます。
  

十字型テラスの天井。真下の床にカメラを置いて上向きに撮ると鏡のようになるそうです。
  

アンコールワットはさすが巨大でした。世界最大の石像寺院といわれていますからね。
  

雨季だと朝陽夕陽はいまいちですが、緑に覆われているのが特徴でしょうか。
  

最後に訪れた遺跡は、夕陽スポットとして知られるプノンバケン。
  

山の上にある遺跡なので、10〜15分ほど山登りです。


ここは300人までという制限があるため、早めに入る必要があるそうです。
  

しかしこの時期は夕陽の時間が遅いため、2時間半もここで待つ事に…。
  

それほど長い時間待つなら、事前に説明が欲しかったもんですね。


腰掛ける場所も満足になく、2時間も時間を潰せる様なスポットでもありません。


仕方なく他のツアー客とひたすらしゃべっていましたが、結局夕陽は雲に隠れて見られず


2時間粘って途中で引き返す羽目に。時期が悪いとはいえ、期待外れでしたね。


夕食は私だけオプションで、アプサラダンスディナーショーを見に行きました。


食べ放題のバイキングで、ここはなかなかおいしいものが多かったです。お腹壊したけど。


クメール料理とはいえアジアですから、やっぱりほどほどにしないといけませんね。
  

1人1人に焼きそばを調理してくれるブースもあって、面白かったです。
  

私は1人でしたが、ステージのすぐ近くの特等席でした。


アプサラダンスは昔からの伝統あるダンス。指の動きが特徴的なんだとか。


これを小さいころから踊っていると、指の関節がすごく柔らかくなるのだそうです。
  

バリエーションもいくつかありそうです。ゆっくりした動きは相当体力使いそうですね。
  

この日の旅程はこれで終了。今日は朝から晩までしっぽりと観光しました。


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3日目 ホテルステイと周辺散策〜トンレサップ湖クルーズ

今日もホテルで朝食。
  

クメール料理と思われるライスメニュー。美味しいんですがこういうのは日本より強い油を使用しており、お腹に負担がかかります。


今日の午前中はホテルでゆっくり休みました。海外のホテルライフも悪くないですね。
  

私も中年ですから無理はしません。蒸し暑い東南アジアは体調管理が大事です。
  

休養時間を多めにとるつもりだったので、良質なホテルを選んだわけです。


私の部屋は306で一番隅の部屋。部屋の前にはよくわからない像。
  

ホテルを散歩します。通路にも彫像が。
  

階段にもレリーフ。


ホテルスタッフはすれ違うと必ずナマステポーズをし、こちらを向いて挨拶をしてくれます。


ホテルにはプールもあります。泳ぎませんでしたが。
  

ロビーのスタッフも、何かあるとすぐ話しかけてくれます。社員教育が徹底してますね。


スタッフに、14:50から部屋を出るから掃除はその時にしてくれと、メモと英語で説明。
こういうリクエストにもきっちり対応してくれる、ホスピタリティは随一のホテルです。

ホテルへの入り口からフロントへの通路。


ホテルの外観。必ず係員が1人いて、来客があるとロビーに無線で連絡します。なのでフロントの対応が早い。


しかしホテルの外は殺風景。現実に戻された感があります。


ホテルの周辺を軽く散歩。
  

雑多で清潔さがなく、まさしく東南アジアの街って感じですね。


ツーリストが夜に集まるパブストリート。
  

その周辺も適当にぶらぶら。昼間は観光客が少なく、客引きのターゲットにされやすいです。


トゥクトゥクドライバーやら店の定員やら、やたらと客引きをしてきます。


客引きがしつこいですが、まあ活気があると言えなくもなく、観光客が多い場所は客引きが日常茶飯事。


ナイトマーケットは昼間は静まり返っていますね。


夕方、トンレサップ湖ツアーへ。ガイドは昨日と同じサンポさん。
オールドマーケットとセットのツアーなんですが、私のホテルからオールドマーケットが近い上、
雲の状態を見るに夕陽があまり期待できないので、すぐに湖に行って戻ってはどうかと提案されました。
まあ夕陽は期待できそうにないので、そのスケジュールで出発することに。

参加者は私1人だったので乗用車。


今は雨季になりたてで水量が少ないようで、最盛期は道中のこの田畑あたりも水に浸かるそうです。


この辺りの建物も高床式になっています。


船乗り場に到着。
  

ガイドがチケットの手配をしてくれ、私は乗るだけ。ツアーで来ると楽なもんです。


水量が少ない今の時期は、このような小型のボートを利用します。


ガイドと私と運転手2人(うち1人は少年)で出発。


エンジンでガンガン進みます。スピードはそこそこ。すれ違う際はスピードを落として波を受け流します。


川のような景色が続きます。投網をする人も。


15分ほど走ると、水上生活者の建物が見えてきました。
  

湖自体は浅く、雨季はこのあたりは波が高くなるため、時期によって家を移動するそうです。


本当にすごい数の建物で、住居の他、商店、教会、専門学校まで水の上にあるのだとか。


トンレサップ湖は東南アジア最大の湖で、水平線が見えるほど広大です。


住んでいるのはほぼベトナム人であり、カンボジア人の集落は僅か。
ベトナム人はパスポートなしでカンボジアに入れ、陸上で生活するほど豊かでない人がここに来て、
生活費が安く済む水上生活者となるそうです。ここなら魚も取れますし、ほとんどの人は漁師です。
水は雨水を使い、ミネラルウォーターも安く手に入るのだそう。

ゴミやらトイレの汚水をそのまま湖に流しているため、水は汚く、生活用水としては不向き。
水量が多いと透明度が増すそうですが、それでも綺麗とは言い難いでしょうね。

なぜベトナム人がこれほど多いのかについて、ガイドさんが話してくれました。
その内容については、旅行記の最後で書くことにします。

お土産屋。特にここならではの品物はなかったのでスルー。


本来ならここで夕陽を見るのですが、今日はその前に戻ります。


夕陽が見れないのは残念でしたが、カンボジアが抱える問題を目の当たりにできたこともあり、
ここに来れたことは有意義であったと思います。

ボートに乗って戻ります。


この時期でも観光客は結構いますね。


ホテルに戻ります。

部屋から一部ですが夕陽がきれいに見えました。ホテルの外でもこれが見られればな。


夜にナイトマーケットへ。


ここは観光客向けなので値段は高め。客引きも結構ありますね。


しかし客引きがしつこい店ほど大した品物がなく、客引きしない店ほどいい品物が多い。


こうやって織ってるんですね。こういう織物店は客引きしなくても客が入ります。


にゃんこ発見。


帰りに24時間スーパーを冷かしました。お土産の値段をチェックしておきます。


ホテルの部屋のすぐ近くでは、観光客向けバーがあるようで、毎日夜22時まで音楽がうるさいです。
毎日耳栓をしてなんとか寝ていました。
ベッドのすぐ横にエアコンがあり、喉がやられるので冷房は消して寝ます。


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4日目 トゥクトゥクチャーターでシェムリアップの街を散策

朝食はパンにしました。写真はないですが、焼きたてのクロワッサンと食パンなどでした。
今日は13:30までレイトチェックインを頼んでいます。

今朝から下痢がひどいので、すぐにポカリスエットの粉末を水に溶かし、常温で少しずつ飲みます。
極力お腹を冷やさないように冷房を切り、しばらく横になって体調を整えます。
私も旅慣れてきたのか、この程度の水下痢では全く動じなくなってきました。
午後からの観光も何とかなりそうで、不安も別に感じません。

朝食を食べて休み、昼過ぎにオールドマーケットへ。
  

ここは観光客向けの店も多いですが、地元の人も利用します。


野菜や食品を市場で売る人々。客引きは一切なし。こういうのが見たかった。臭いがすごいけど。
  

入りませんでしたがシヴォタ通りにあったバーガーキング。この国にはマクドナルドはありません。


でもケンタッキー・フライド・チキンはあります。胃腸が整ってれば入ったんですけどね。


13:25にレイトチェクアウトを済ませ、荷物を預かってもらい、
18:00にホテルに戻るのでその時に空港送迎を頼む旨を確認。

14:50。予約していたトゥクトゥクドライバーがホテルまで迎えに来てくれました。多少英語が話せる人です。
チャーターなので行きたいところへ行ってくれ、ドライバーはいくらでもその場で待っていてくれます。
ただ待たせているだけでは悪いので、お水を2、3本ドライバーにあげました。

トゥクトゥクは面白いですね。シェムリアップに来たら1度は乗りたい乗り物。


まずはツーリストインフォメーションへ。
  

日本語の地図をもらい、そのままワット・プレアオンチェイへ。
  

入り口にいたおじさんに靴を脱ぐよう言われ、やたらマネーマネー言うので、1000リエルほどお布施に渡しました。
  

ここは地元の人も観光客も入れるお寺のようですね。
  

そして昼過ぎには地元の人が昼寝をしに来ます。カンボジアは昼寝の習慣がありますからね。
  

屋根があるので日差しを避けられ、扇風機も回っているので、寝やすいんでしょうね。


日本語で「世界人類が平和でありますように」と書かれた碑がありました。日本でもよく見かけるやつですね。


寺のすぐの通りでドライバーが待ってくれていましたが、最初は気が付かずに無視してしまいました。


後で気が付いて引き返し、ちょっと散歩するからと待ってもらう事に。

この周辺は公園になっていて、地元の人もちらほら見かけます。
  

散歩にはよさそうですが雨が降ってきたので、次に行くことに。
  

雨が降ると雨避けをつけてくれます。便利ですねトゥクトゥクは。


次に訪れたのはプサ・ルー市場。
  

完全に地元の人向けの市場で、客引きは一切ありません。
  

バイクの横に荷台を取り付けて運ぶ光景は、どこでも結構見ます。


地元の人の生活を垣間見れて興味深いですね。
  

私の天敵の唐辛子が置いてありました。赤い、赤すぎる。


市場の衛生環境は悪く、生肉などもハエがたかっている状態。


狭い市場を地元の人がバイクで通り抜けていき、雨が降ると水たまりができて足場も悪いです。
危険な感じはしないものの、外国人観光客がここの市場の品物を口にしようものなら、強烈な下痢に襲われるでしょう。
東南アジアの市場ってこんな感じなんでしょうね。
臭いもきつく、あまり長居もできなかったので、次に向かいます。

JTBの建物。jcbプラザもここにありますが、土日祝日は休みなのでスルー。


次に向かったのはキリングフィールド。
  

ワットトメイ寺院と一緒になっています。


ここはポルポト政権時代に虐殺が行われた場所。負の遺産として残されています。


建物の内部に殺された人たちの人骨が集められ、透明のガラスケースで覆われています。


団体ツアーと見られる欧米人観光客が、地元の人の話を熱心に聞いていました。


かつて殺戮が行われた場所も、今は静か。
  

小さい女の子が水をすくって遊んでいました。この子たちはこの場所がどういう場所か知っているんだろうか。


ただ遺跡を観光するだけでなく、こういう場所にも訪れてこそ、その国のことがより理解できるというものです。


次はアンコール国立博物館へ。
  

ここは入場料は12ドルと高めですが、アンコール遺跡の貴重な展示品が多いです。
  

入り口でバッグを預けます。ガイドテープは借りませんでした。


チケットを買い、螺旋階段を上がって上へ。ここで1時間半ほど滞在。


展示品フロアは撮影禁止ですが、それ以外は大丈夫なようです。
  

展示品フロアは冷房が効いており、ガイド映像も日本語が選択できるようになっています。


博物館のトイレに入っているときに停電になった時は焦りましたが、30秒ほどで復活。

博物館の隣はGALLERIAになっていました。
  

次に訪れたのはオールドマーケットからも近い、ワットプレアプロムラット。
  

ここは意外と広く観光客もちらほら。
  

地元の人用のお寺なので、僧侶も結構いました。
  

ドライバーに大きいショッピングモールはないかと聞くと、ラッキーモールに連れて行ってくれました。
  

一度停電しましたがすぐ復旧。エスカレーターが停まって観光客が驚いていました。


店舗数は多くないですが、スーパーも入っており、地方都市のショッピングモールという感じ。


ラッキーバーガーはシェムリアップでは初の本格派ジャンクフード店らしく、カンボジア人に人気とか。
  

3Fには電化製品の店舗。SAMSUNGは強そうですね。


一応PanasonicやBRAVIAもありました。
  

1Fに戻るとSHISEIDOがありました。


1Fの奥はスーパーマーケットですね。
  

トゥクトゥクチャーターはこれで終了しホテルへ。
荷物を受け取り、すぐに空港へ送迎してもらいました。

ホテルのトゥクトゥクは普通のものよりも高級感があります。


なぜかライトをつけると天井が光る。


大雨の中、シェムリアップ国際空港に到着。
  

建物はやっぱり綺麗ですね。比較的新しいんでしょう。
  

空港自体はそれほど広くありません。通路を通ればすぐパスポートコントロールです。
  

イミグレを通るとすぐに免税店。
  

GODIVAとかもあります。


待合ゲートも店はそれなりに揃っています。
  

なんと吉野家もありました。


航空券を渡し、専用バスで機内へ。
  

帰路の機内の様子は、往路とほぼ同じ。

シェムリアップ〜ハノイ間の機内食。ハムソーセージ野菜、パン、ケーキ。味はまあまあ。


胃腸の調子が悪いので機内食はほぼ食べられませんでしたが、味を知りたかったので頑張って一口ずつ口に入れました。

ハノイのノイバイ国際空港に到着。ここはプライオリティパスで入れるラウンジがありません。


それなりに綺麗な空港のようです。ラウンジがないのでゲート前でひたすら座って待っていました。


ハノイ〜関空間の機内食。ドラゴンフルーツとスイカ、ご飯に和食、パン。
  

そして漬物とかまぼこが付いていました。こういうタイプの機内食は珍しいかも?


関空についたのは翌朝の6:50。
預け荷物なしでパスポートも自動化ゲートを利用し、今回もすんなり空港を出られました。


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今回の旅で感じたことなど

昨今の東南アジアの経済成長は目覚ましく、カンボジアもそのうちの1つなのだと思っていました。
確かに首都プノンペンでは開発ラッシュが続き、経済成長も十分見込めるようなのですが、
ベトナムやマレーシアほどの勢いはないように感じます。

カンボジアはかつては豊かな国として知られていましたが、ポルポト政権時代に、
知識人や都市生活者を徹底的に抹殺するという愚行を犯したせいで、国は荒廃し、
ポルポト政権を倒すのにベトナムの力を借りたために、今もカンボジアでは
ベトナム人が幅を利かせているそうです。ベトナム人であればパスポートなしで
カンボジアに入れ、選挙にも参加できる上、アンコールワットの入場チケットなどは
ベトナムの会社が運営しているので、チケットの売り上げの7割をベトナム側が回収し、
カンボジアには2〜3割しかお金が入らないのだそうです。
少し悪い言い方に変えれば、部分的とはいえ搾取しているといえるかもしれません。

カンボジアの政権はまだまだベトナム寄りなので、極端に言えばそのうちカンボジアは
ベトナムに乗っ取られてしまうのではないか?今の政権のままだとカンボジアの将来が不安だ、
とカンボジアの人も感じているそうで、内戦が終わったとはいえ決して明るいビジョンではないようです。
都市部はともかく、地方に行けば衛生環境は悪く、所得も低い人たちが大勢いますからね。

ポルポト政権時代、内戦時代を経て、ようやく平和を取り戻したカンボジアではありますが、
ポルポト政権の負の影響は今もこの国に残っているようです。
隣国の国境付近や森林地帯では地雷がまだ完全に撤去されていませんし、年に数回、
仕事で森林に立ち入った際に地雷によってカンボジア人の死者が出るそうです。(観光客の被害はない)
物資が十分ではないカンボジアでは、経済的にも中国に依存し、ベトナム人も多く国内に入ってきます。
遺跡の保護や復興も他国の力を借りているのが現状で、
カンボジア一国だけで完全に自立するのはまだまだ難しそうですね。

ただカンボジアには、アンコール遺跡という素晴らしい観光資源があります。
プノンペンの経済発展も順調ですし、この国は着実に力をつけていけるでしょう。
内戦が終わってまだそれほど時間が経っていませんから、諸問題はあれど、
カンボジアの未来は決して暗くはなく、今後の発展が楽しみな国の1つといえます。

この国に訪れる事があれば、アンコール遺跡の観光だけではなく、この国にかつてどんなことがあったのか、
この国は今度どうなっていくのか、といったことも感じて頂きたいですね。

ちなみに外国人観光客を相手にしている地元の人は、日本人、韓国人、中国人を瞬時に見分ける術に長けています。
何でも荷物をカバンにいれ、女性がナチュラルメイクなのは日本人。
女性は化粧が上手で、カバンを持たずスマホを片手に歩くのが韓国人。
大きめのiPadを持ち、やかましいのが中国人だそうです。
私もすぐに日本語で話しかけられました。見た目ではなく特徴で把握しているみたいですね。


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今回参加したツアー

● アンコール・ワット+トム+タ・プロム観光ツアー 人気遺跡を1日でまわる!
選べるオプション選択 <夕日鑑賞付/カンボジアランチ>

→詳細はこのツアーのサイトをご覧下さい。

アンコール三大遺跡を一気に観光し、さらにオプションでサンセットとサンライズ、バルーンに乗っての観光、
アプサラダンスディナーショーも付けることができる、人気のツアーです。

・スケジュール(私が参加した当時)
08:00 ご宿泊ホテルお迎え
08:15 アンコールバルーン乗船(*希望者のみ) (約10分)
  気球に乗ってアンコール遺跡を空から見学しよう!
  ※希望者の方は、アンコールバルーン乗船代金(1名20US$)が別途必要です。
08:30 アンコール・トム「南大門」を観光 (約10分)
  「大きな街」という名の付くアンコール・トム。城壁に囲まれた大型城塞都市を守る南大門をお楽しみください。
09:10 アンコール・トム「バイヨン寺院」を観光 (約30分)
  「宇宙の中心」と呼ばれるアンコールトム内バイヨン寺院で素晴らしい彫刻をご覧ください。
09:40 王宮周辺部を観光後、バプーオン、プラサットスープラ、ライ王のテラス、タケウを車窓観光 (約30分)
  王宮周辺部では象のテラスを歩きながらお楽しみいただきます。
  バプーオン、プラサットスープラ、ライ王のテラス、タケウは車窓から。
10:30 タプローム寺院を観光 (約40分)
  世紀に建てられた大乗寺院のタプロームの成長したガジュマルの樹が寺院に絡みつく光景は圧巻!
昼食
  カンボジア料理をお楽しみください。
  *お料理写真はイメージです。日によってレストランが異なります。
  利用予定レストラン名)クロマーヤマトカフェ、カフェモイモイ、イットアットクメール、ニューバイヨン のいずれか
15:00 アンコー・ワットを観光 (約1時間)
  カンボジアといえばアンコールワット!
  12世紀にヒンドゥ寺院、王の墳墓として建てられる。
  全て石造りで、左右対称の巨大な寺院はクメール建築の最高傑作と言われる。
  第一回廊にある約50mもの壁画は、その緻密さと美しさに驚嘆!
16:30 プノンバケン又はプレループで夕日鑑賞 (約1時間)
  壮大な夕焼けをお楽しみください。(鑑賞ポイントまで山を20分ほど登ります。その為、お客様の安全を考え、
  真っ暗になる前に下山することがありますのでご了承ください)
  繁忙期(GW・お盆・シルバーウィーク・年末年始・中華正月)はプレループへ変更する場合がございますので予めご了承ください。
  *時期により夕日の時間帯が前後致します。
  その後、希望者のみアンコールクッキー店でのショッピング。
19:00 クーレン2レストランにてアプサラダンスディナーショー(*ディナーショー付きプランの方) (約1時間半)
  カンボジアの伝統ダンスであるアブサラをビュッフェのお食事とともにご鑑賞ください。
  ※お食事開始は19:00頃からとなり、ショーは19:30-20:30の1時間。
  ※レストランは予告なく変更する場合がございます。
18:00-21:00 18:00頃 ホテル到着(おすすめプラン)/21:00頃 ホテル到着(ディナーショー付きプラン)

・費用(私が参加した当時)
USD 47.00

● トンレサップ湖からの夕日鑑賞とオールドマーケット散策ツアー
→詳細はこのツアーのサイトをご覧下さい。

東南アジア最大の湖をボートクルーズ!特にトンレサップ湖から眺める夕焼けは絶景。
水面に映る夕日がとても綺麗にご覧いただけます。また、水上生活(集落)の様子も垣間見れます。
クルーズ前は大にぎわいのオールドマーケットでお土産もゲット!

・スケジュール(私が参加した当時)
私の場合はホテルがオールドマーケットに近く、夕方に雨が降りそうだったため、
夕陽が見える前にトンレサップ湖に行って帰るだけのプランに変更しました。

※以下は本来のスケジュール。
15:00 ホテルへお迎え(※ピーク時は、催行会社指定の場所へ集合)
15:15 オールドマーケット散策 (約30分)
  観光客が最も多く訪れる市場。土産物も多いが、日用品や生鮮なども並び、地元ならでわの活気が味わえます。
16:00 トンレサップ湖ボートクルーズ (約30分〜1時間)
  水上生活を営む人々の暮らしが目の当たりに!漁業の様子や水上に浮かぶ教会や学校、病院、なんと警察署まで・・・
  日本では絶対見られない珍しい生活にくぎづけです。
  *水量が少ない時は小舟へ乗り換えてご案内しております。
17:45 感動の夕陽鑑賞
  湖に沈む夕日を眺めながらロマンチックなひとときをお過ごしください。
18:00-18:30 ホテル到着

・費用(私が参加した当時)
USD 25.00

● トゥクトゥク貸切チャーターツアー!ゆっくりプライベートな遺跡巡り!
→詳細はこのツアーのサイトをご覧下さい。

カンボジアで定番の三輪車タクシー・トゥクトゥクに乗り遺跡やレストランにひとっ飛び!
時間に縛られず観光したい貴方向けのプライベートチャーター。

・費用(私が参加した当時)
4時間プラン【ガイドなし】 (走行距離25km) USD 12.00


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今回買ってきたお土産

今回のお土産はツアー参加者特典でもらったクロマー2枚と、市場で買った黒胡椒(ブラックペッパー)。


クロマーとはカンボジア伝統の万能布であり、首や腰に巻いたり、タオルのように使ったりします。
カンボジアの黒胡椒は世界一美味しいとも言われており、
物資が少ないカンボジアにおいては珍しい、カンボジアが世界に誇れる逸品です。

シェムリアップでお土産を買う際は、地元の人が利用する市場で買うのが最も安いです。
ツアーで連れていかれるお土産屋(アンコールクッキーなど)はすごく高く、外国人観光客相手の店も高めです。

例えば今回買ってきた黒コショウはオールドマーケットで購入し、写真のサイズでわずか1ドルでした。
観光客向けの24時間営業のスーパーでは同じものが4.5ドルで売っており、
ツアーで連れていかれる店は、この半分の量で4ドル(つまり同量なら8ドル)もします。


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今回のフライトの詳細

今回はデルタスカイマイルを使い、ベトナム航空を利用。
ネット上から申し込むもエラーが出たので、翌日に電話で予約したところ、すぐに発券してくれました。
座席指定はできず希望を伝えてもらうのみで、当日窓口で座席を申請するしかないようです。

フライトスケジュール
往路 6月23日(木)
大阪(関西国際空港) 10:30 〜 タンソンニャット国際空港(ホーチミン) 13:50
 便「Vietnam 321」座席「36K」所要時間「4:55」

フライト待ち時間「2:40」

タンソンニャット国際空港(ホーチミン) 16:30 〜 シェムリアップ国際空港 17:30
 便「Vietnam 813」座席「36G」所要時間「1:00」

復路 6月26日(日)
シェムリアップ国際空港 20:45 〜 ノイバイ国際空港(ハノイ) 22:25
 便「Vietnam 834」座席「36G」所要時間「1:40」

フライト待ち時間「1:55」

ノイバイ国際空港(ハノイ) 6/27 0:20 〜 大阪(関西国際空港) 06:40
 便「Vietnam 330」座席「36G」所要時間「4:20」

フライト料金  合計 5,780円
・運賃   45,000デルタスカイマイル
・諸料金(詳細以下)    \5,780
 Japan - Passenger Security Service Charge (OI) \310 JPY
 Japan - Passenger Service Facilities Charge (SW) \2730 JPY
 Cambodia - Passenger Service Charge (KX) \2740 JPY

※マイル発券でも別途諸税料が必要。


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今回の旅行の経費

今回はマイルを使用したため航空券は手数料のみとなり、大幅に旅費が助かりました。
シェムリアップは高級な宿が信じられないくらい安いので、現地滞在費を少なくしても十分満足できます。

※単位はUSD(アメリカドル)
 日本円がはっきりしているものは円で表記。★はカード払い。

■総合計:  44,339円
5,780 + 16,742 + 8,841 + 1,620 + 4,496 + 980 = 38,459円
3 USD + 52 USD + 1 USD = 56 USD ⇒ 5,880円
38,459円 + 5,880円 = 44,339円
(出発前のレートとして、1USD=約105円で計算)
※米ドルは10年前に両替しておいたものを使用したため当時のレートは不明

●航空券運賃(デルタ航空)  合計 5,780円★
今回のフライトの詳細はこちら
・運賃   45,000デルタスカイマイル
・諸料金(詳細以下)    \5,780
 Japan - Passenger Security Service Charge (OI) \310 JPY
 Japan - Passenger Service Facilities Charge (SW) \2730 JPY
 Cambodia - Passenger Service Charge (KX) \2740 JPY

●宿泊費用(6/23〜6/26 3連泊)  合計 16,742円★
クメール マンション ブティック ホテル (Khmer Mansion Boutique Hotel)
Apsara Double Pool View 朝食付、空港送迎往復無料  16,742円

●ツアー費用  合計 8,841円★
・アンコール・ワット+トム+タ・プロム観光ツアー 人気遺跡を1日でまわる!
 選べるオプション選択 <夕日鑑賞付/カンボジアランチ>
47 USD(5,357円)−715ポイント利用=4,642円
・アンコール遺跡 1日券 20 USD
・アンコールバルーン乗船代金 1名 20 USD
・トンレサップ湖からの夕日鑑賞とオールドマーケット散策ツアー  25 USD(2,850円)
・トゥクトゥク貸切チャーターツアー4時間プラン【ガイドなし】 (走行距離25km) 12 USD(1,349円)

●海外旅行保険  合計 1,620円★
損保ジャパン日本興亜 新・海外旅行保険【off!】  1,620円

●食費  合計 3 USD
・1日目夜 なし
・2日目朝 ホテルの朝食  宿泊費用に含む
・2日目昼 カンボジア料理  ツアー経費に含む
・2日目夜 アプサラダンスディナー  ツアー経費に含む
・2日目夜 ドリンク代(コカコーラ)別途  2.2 USD(お釣りはリエルなので繰り上げて3.0USD)
・3日目朝 ホテルの朝食  宿泊費用に含む
・3日目昼 手持ちの軽食
・3日目夜 なし
・4日目朝 ホテルの朝食  宿泊費用に含む
・4日目昼 なし

●交通費  合計 0 USD
・空港の報復  無料送迎

●観光費用  合計 52 USD
・アンコール遺跡入場パス 1日券 20 USD
・アンコールバルーン乗船代金 1名 20 USD
※ツアー中に発生。ツアー料金に含まれていない。
・アンコール国立博物館 1名 12 USD

●土産代現地費用  合計 1 USD
・クロマー2枚  ツアー参加者プレゼント
・ブラックペッパー  1 USD

●ビザ費用(カンボジアは入国にビザが必要)
インターネットでe-Visa  40 USD★(4,496円)
(ビザ申請費用 30 USD+システム手数料 7 USD+カード決済手数料 3 USD) ※カンボジア入国時に空港でも取得可能、そちらのほうが安価

●その他日本での費用
関西国際空港〜鶴ケ丘 (片道) 980円


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今回の旅行メモを公開

今回も、旅行メモを公開します。
旅の準備 > 旅行メモを作成しよう」もご参照ください。

「アンコール遺跡を巡るシェムリアップの旅」の旅行メモを見る(.txt)

観光はオプションツアーだけでも十分楽しめます。


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