スペイン
ヨーロッパ南西部のイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。
西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。
本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード。
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国情報 目次
基本情報
スペイン Spain |
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正式名称 |
スペイン王国 | ||
首都 |
マドリード | ||
最大の都市 |
マドリード | ||
通貨 |
ユーロ(EUR) |
公用語 |
スペイン語 | 国の標語 |
Plus Ultra (ラテン語: 更なる前進) |
面積 |
504,782平方km(50位) | 人口 |
45,989,016人(29位) |
民族構成 |
ラテン系を中核とするスペイン人が多数を占める。 | 宗教 |
カトリックが94% |
国歌 |
国王行進曲 | ISO 3166-1 |
ES / ESP |
時間帯 |
UTC +1 | サマータイム |
DST +2 |
ccTLD |
.es | 国際電話番号 |
34 |
滞在情報
祝日・祭日 |
キリスト教に関わる祝日が多く、年によって異なる移動祝祭日(※印)に注意。 国の祝祭日のほかに、自治州や都市ごとのローカルホリデーがある。 2011年 1月1日 新年 1月6日 主顕節の日 4月21日 ※聖木曜日(カタルーニャやバレンシア州等を除く) 4月22日 ※聖金曜日 4月25日 ※イースターマンデー(カタルーニャやバレンシア州等のみ) 5月1日 メーデー 8月15日 聖母被昇天祭 10月12日 イスパニアデー 11月1日 諸聖人の日 12月6日 憲法の日 12月8日 無原罪の御宿りの日 12月25日 クリスマス <マドリッドのローカルホリデー('11)> 3月19日 サン・ホセの日 5月15日 サン・イシドロの日 6月23日 ※聖体祭 11月9日 聖母アルムデーナの日 <バルセロナのローカルホリデー('11)> 6月13日 セグンダ・パスクア 6月24日 サン・フアンの日 9月11日 カタルーニャ自治州の日 9月24日 聖母メルセの日 |
電圧とプラグ |
電圧は220Vで周波数は50Hz。 コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。 |
ビデオ・DVD方式 |
スペインのテレビ・ビデオ方式(PAL)は、日本(NTSC)と異なるので、一般的な日本国内用ビデオデッキでは再生できない。DVDソフトは、リージョンコードは日本と同じ「2」と表示されていれば、DVD内蔵パソコンでは通常PAL対応なので再生できるが、一般的なDVDプレーヤーでは再生できない(PAL対応機種なら可)。 |
水 |
ほとんどの地域では水道水も飲用できるが、水が変わると体調を崩すこともあるので、敏感な人はミネラルウォーター(アグア・ミネラルAgua Mineral)を利用したほうが安心。炭酸入り(コン・ガスcon gas)と炭酸なし(シン・ガスsin gas)の2種類あり、500ml入りはスーパーマーケットで買うと¢50、駅の売店などでは1EURO程度。 |
郵便 |
【営業時間】スペインの郵便局は「コレオCorreo」という。一般的な営業時間は月〜土曜9:00〜14:00、日曜と祝日は休み。なお切手だけなら、町なかにあるタバコ屋「エスタンコEstanco」でも購入できる。ポストの投入口がふたつある場合は、日本へはExtranjero(海外)などと書かれたほうに投函する。 【郵便料金】日本へのエアメールは、ハガキ、封書(20gまで)とも0.80EURO。 |
日本大使館 |
・在スペイン大使館 Calle Serrano,109, 28006-Madrid, Espana 電話: (34) 91-590-7600 Fax: (34) 91-590-1321 |
安全情報 |
● 外務省 海外安全ホームページ 安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。 |
観光情報
世界遺産 |
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主要都市 |
・マドリード:首都。スペイン最大の都市。 ・バルセロナ:スペイン第2の都市。カタルーニャ州の州都。建築家アントニ・ガウディの残した建築物が多い。サグラダ・ファミリアで有名。 ・トレド:中世以来の歴史都市で町全体が世界遺産。エル=グレコがたびたび描いた。 ・サラマンカ:スペイン最古の大学都市。 ・バレンシア:スペイン第3の都市。バレンシア州の州都。パエリアの発祥地。 ・グラナダ:アルハンブラ宮殿で有名なアンダルシア地方の代表都市。 ・セビリア:アンダルシア州の州都。カテドラルやユダヤ人街が有名。 ・コルドバ:メスキータ(大モスク)が有名なアンダルシア地方の都市。 ・サン・セバスティアン:美食世界一と言われる都市。小さな町だが観光客は多い。 ・マラガ:画家のピカソの生地。 ・サンチアゴ・デ・コンポステーラ:古くからローマ、エルサレムと並んでキリスト教の三大巡礼地。フランスからピレネー山脈を越えここへと続く巡礼路は世界遺産。 ・セウタ:モロッコにあるスペイン領の自治都市。 ・ジブラルタル:スペイン南部にあるイギリスの海外領土。 |
代表的な観光地 |
●その他 ・サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂:9世紀に建造されたヨーロッパ随一の巡礼聖堂。 キリスト十二使途、聖ヤコブの墓を納める。 世界最大の香炉(ポタフメイロ)の儀式は有名。長旅を終えた巡礼者の身を清める役割があるのだという。 |
英語の通用度 |
外国人相手に仕事をしている人を除き、やや通じにくい。お年寄りは特に通じない。 |
その他観光情報 |
・年越しには「年越しぶどう」を食べる。 12粒のぶどうを、12回の鐘に合わせて食べる風習がある。 迎える年の12か月を、毎月幸せに過ごす願掛けである。 鐘の音が早く、皮をむいている時間がないため、年末にはスーパーで皮なしぶどうの缶詰がうられたりする。 ・12月28日はスペインで“ディア・デル・イノセンテ(純粋無垢な一日・諸聖人の日など)”と呼ばれ、冗談や悪意のない嘘で他人を騙すことが許される日であるという。 スペイン版エイプリルフールともいえる12月28日には多くのデマが全国ニュースで流される。 既に伝統となっており、信じる者は少ないが、2019年12月のクリスティアーノ・ロナウドのレアル・マドリー復帰のニュースは、真に受ける者が続出したという。 ・スペイン語で「オジャ」は鍋の意味。米を入れたりもする。 スペインのオジャは江戸時代初期、キリスト教の布教と共にスペイン風の米料理として広がったといわれ、日本の「おじや」はここからきているとも。 ・スペインは男性が女装の姿でパフォーマンスをする「ドラッグクイーン」の本場。 カーニバルなど華やかな場では欠かせない存在とされる。 ・今シエスタは廃止されつつあるらしい。 ・今フラメンコをしているのはアンダルシアくらいらしい。 ・サグラダファミリアはスペイン在住のスペイン人は、あまり観光としてはいかない。 イビサ島のほうがスペイン人には人気。24時間眠らないパーティの島ともいわれる。 ・パエリアを食す時は特別な時だけだが、マグロはよく食べるらしい。 ・条約で闘牛が禁止されたバルセロナでは、闘技場はショッピングモールになっている。 闘牛に変わってブルリーピングという、牛の攻撃を生身で避ける競技があるらしい。 ・自宅のお風呂に湯船があるのはこの国では珍しいことではない。 スペインは意外と温泉が多い国で、昔からお湯につかる文化があったらしい。 ●カナリア諸島 ・火山島でできており、地熱を感じられる場所が多い。 ・火山ブドウがカナリア諸島の名産品である。ブドウは全てワインの原料となる。 風が強いため、すり鉢状に石を並べて風を遮りブドウ畑を作る、独特な風景が広がる。 ・カナリア諸島は大陸のミニチュアとも呼ばれており、ビーチや山、砂漠や火山など様々な景色が見られる。 ・約700種の固有植物がおり、花のカナリアと呼ばれるほど。 ・サボテンの他、シンボルはドラゴンツリーで、日本ではリュウケツジュと呼ばれる。 |
国旗・国歌情報
● 国旗の説明
5つの旧王国の紋章を合わせたもの、両脇の柱「ヘラクレスの柱」ジブラルタル海峡とレオナ岬を表す、柱のリボンの文字「より遠方へ」 | |
外敵を撃退したときに流された血 | |
豊かな国土 |
● 国歌
国歌名 |
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作詞作曲 |
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歌詞 |
その他国情報
主要産業 |
食品加工、化学品、自動車、観光 |
国の有名人 |
●ラウル・ゴンサレス:サッカー選手。「スペインの至宝」の愛称を持つ。 レアル・マドリードの下部組織出身であり、同クラブの歴代最多出場、最多得点の記録保持者。 またUEFAチャンピオンズリーグにおける通算得点記録保持者であり、欧州カップ戦における通算得点記録保持者でもある。 その他スペイン代表でも102試合に出場して44得点を挙げ、当時の歴代最多得点記録も持っていた。 人格者であるためファンも多く、十分な実力ながらバロンドールを獲得したことがない事も度々話題に上る。 ●イケル・カシージャス:サッカー選手。世界最高のGKの一人。 レアル・マドリードとスペイン代表のGKとしてよく知られた選手であり、スペイン代表では最多キャップを誇る。 ●シャビ・エルナンデス:サッカー選手。 カンテラ育ちで、バルセロナを代表する選手の1人。 洗練されたスキルを持つ世界最高の司令塔。 ボールキープ、ポジショニング、パスセンス、キックの精度、どれもが世界最高クラスと言われ、それゆえ常にピッチ上で戦略の要となる。 ※この他にも様々な分野において、数多くの有名人がいます。 |
その他雑学情報 |
・バスク地方はベレー帽発祥の地といわれ、帽子をかぶっている人が多いらしい。 アスレティックビルバオは、地元のバスク出身者で構成された歴史あるクラブである。 ・情熱の国スペインでは家族でもスキンシップがあるのが普通で、むしろ親からハグやキスがないと子供たちは不安になるのだという。 ・男性から見ると、女性の見た目は胸が重視らしく、次いでお尻と顔という国民性の傾向があるらしい。 ・豚肉料理が名物になっている地域が多いのは、レコンキスタによるものである。 イスラム教徒は豚肉を食べないので、その判断に使われたという。 ・カンボジアに次いで世界で2番目に内戦での行方不明者が多い国である。 今でも遺体の発掘作業が進められている。 ・日本の盆栽は一般的にも広く認知されているらしい。専門の雑誌もあるほど。 1985年に中曽根首相がスペインを訪問した際に盆栽を贈ったという。 ・セビージャのコリア・デル・リオには、支倉常長ら7人の日本人の子孫たちが今も住んでいる。公園には支倉常長の像もある。 ・「マジンガーZ」のスペイン版が1978年3月から約10ヶ月間に渡り放送されており、人気だったという。 当時はテレビのチャンネルが2つしかなく、週末は家で過ごす習慣があるスペイン人は、よく見ていたという。 ・映画鑑賞が好きな人が多い。映画館の入場料も安いという。 ・マドリッドの「カニャダレアル」はヨーロッパ最大のスラム街と言われている。 セクター1から6まであり、6は治安が悪く麻薬も集まる。 ・マリファナは個人栽培、個人使用であれば合法とされる。営利目的は禁止。 ・スペインではコンドームを「風船」という愛称で呼んでいる。 ・周辺国より労働時間が長めで、長く職場にいる事が評価される傾向にあるという。 ・国民は地元愛が強い。 ・風雲たけし城が放送されていたこともあり、北野武は映画監督としてより、ビートたけしとして知られているようである。 ・スペインでもクレヨンしんちゃんはわりと知られているそうだ。 ・スペイン人は行列には並ばないが、本当に良い店には行列にも並ぶという。 ・アフリカ大陸の飛び地にあるセウタには消費税がない。 飛び地の人口を減らさないためであるといい、買い物目当ての観光客も多い。 モロッコ商人は関税の低いセウタに商品を輸入することで税金を安くし、アルバイトを雇ってこの商品を徒歩でモロッコ側にさらに運び、モロッコ全土に流通させるのだという。制限はあるが合法なやり方だそう。 |
※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。
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