ノルウェー
北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島西岸に位置する立憲君主制国家である。
東にスウェーデン、ロシア、フィンランドと国境を接する。
国土は南北に細長く、海岸線は北大西洋の複数の海域、すなわちスカゲラック海峡、北海、ノルウェー海およびバレンツ海に面している。
海岸線には、多くのフィヨルドが発達する。
この他、ノルウェー本土から約1,000km離れた北大西洋上のヤン・マイエン島は固有の領土の一部として領有され、また、スヴァールバル条約によりバレンツ海のスヴァールバル諸島を領有している。
南大西洋にブーベ島を属領として持つ。首都はオスロ。
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国情報 目次
基本情報
ノルウェー Kingdom of Norway |
|||
正式名称 |
ノルウェー王国 | ||
首都 |
オスロ | ||
最大の都市 |
オスロ | ||
通貨 |
ノルウェー・クローネ(NOK) |
公用語 |
ノルウェー語(ブークモールとニーノシュク) | 王のモットー |
Alt for Norge (ノルウェー語: 万事、ノルウェーのために) |
面積 |
385,199平方km(66位) | 人口 |
4,799,252人(114位) |
民族構成 |
ノルウェー人 82%、その他 18% | 宗教 |
プロテスタントのルーテル教会が国教であり、ノルウェー国教会の所属が84.9%を占めている(2006年現在)。 他のプロテスタントやローマ・カトリック等の団体所属は4.7%、キリスト教以外の宗教は1.9%、人生哲学団体に所属する人の割合は1.7%である。 |
国歌 |
我等この国を愛す | ISO 3166-1 |
NO / NOR |
時間帯 |
UTC +1 | サマータイム |
DST +2 |
ccTLD |
.no | 国際電話番号 |
47 |
滞在情報
祝日・祭日 |
2012年 1月1日 新年 4月1日 ※しゅろの主日 4月5日 ※洗足木曜日 4月6日 ※聖金曜日 4月8日 ※イースター 4月9日 ※イースターマンデー 5月1日 メーデー 5月17日 憲法記念日 5月17日 ※昇天祭 5月27日 ※聖霊降臨祭 5月28日 ※ウイットマンデー 12月25日 クリスマス 12月26日 ボクシングデー 12月31日 大晦日 ※印は移動祝祭日 |
電圧とプラグ |
電圧は220Vで周波数は50Hz。 コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。 |
ビデオ・DVD方式 |
日本のNTSC方式ではなく、PAL方式となるので、現地で購入したビデオソフトは一般的な日本の国内用ビデオデッキでは再生できない。DVDの場合はリージョンコードが同じなので、PAL方式をNTSC方式に変換出力できるプレーヤーなら見ることができる。 |
水 |
ほとんどの場所で、水道水を飲むことができる。心配なら、キオスクやコンビニでミネラルウォーターを購入するといい。ミネラルウォーターはほとんどが炭酸入りのため、苦手な人は確認してから買うこと。 |
郵便 |
郵便局は「POST」の表示が目印。投函の際にはAirMailと明記するか「A-Prioritaire,ParAvion」と印刷されたブルーのシールを貼ること。 【郵便料金】日本まで送る場合、ハガキ1枚および20gまでの封書は、14NOK。ポストは赤と黄色の2種類あり、黄色はノルウェー国内専用のため、日本へ送る場合は、赤いポストに投函する。 【郵便局の営業時間】月〜金曜9:00〜18:00、土曜は10:00〜15:00(大都市の場合はもう少し長い場合もある)、日曜は休み。 |
日本大使館 |
・在ノルウェー大使館 Wergelandsveien 15, 0244 Oslo, Norway. 電話: (47) 2299-1600 Fax: (47-22) 44-25-05 在ノルウェー大使館は、在アイスランド大使館を兼轄する。 |
安全情報 |
● 外務省 海外安全ホームページ 安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。 |
観光情報
世界遺産 |
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主要都市 |
・オスロ:首都。 ・ベルゲン:フィヨルド観光の拠点。 ・ナルヴィク:スウェーデンのキルナ鉄山から産出される鉄鉱石の重要な輸出港。第二次世界大戦中、ここを占領しようとしたナチス・ドイツ軍と英国軍・ノルウェー軍との激しい戦いが展開された。 ・スヴォルヴァー:ロフォーテン諸島の中心の街。ヴァイキングゆかりの土地。 ・トロムソ:ノルウェー北部の中心都市。 ・ホニングスヴォーグ:ノールカップ(北岬)を訪れる観光客を乗せたクルーズ船が入港する街。 |
代表的な観光地 |
●その他の観光地 ・ゲイランゲル・フィヨルド:最もフィヨルドらしい景観とされるフィヨルド。 ・ソグネ・フィヨルド:スコルズビ湾(グリーンランド)に次ぐ世界第2の大きさであるフィヨルド。 ・ロングイヤービエン:世界で最も北にある都市と言われる。北極圏にも近い。 1年のうち4ヶ月の間、太陽が沈んだままの時期がある。またここは本土と異なり労働が自由のフリーゾーンであるため、住む人は多国籍である。 またこの町では、子供が成人するとスノーモービルをプレゼントする習慣があるという。 ● |
英語の通用度 |
一般の人も含めかなり通じる。 |
その他観光情報 |
・車で運転していると分かるが、トンネルが多い。 ・暮らしを豊かにするキーワードに「クーセリ」というものがあり、国民はそれを大事にしているという。 クーセリとは暖かい、平和的といったいい雰囲気のことで、家をクーセリにすることを意識するのだという。 ・ノルウェーのサバ缶はトマト煮が主流。黄色い缶の「スタブラ・サバフィレ」はもはや国民食。 |
国旗・国歌情報
● 国旗の説明
旧宗主国デンマークの国旗に青の十字を重ねた | |
ノルウェーの青 |
● 国歌
※歌詞は第4節まである。
国歌名 |
Ja, Vi Elsker Dette Landet (われらが愛する山の国) | |
作詞作曲 |
作詞/Bjornstjerne Bjornson 作曲/Rikard Nordraak |
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歌詞 |
Ja, vi elsker dette Landet, som det stiger frem, furet, vaerbitt over vannet med de tusind Hjem; elsker, elsker det og tenker, pa var far og mor og den saganatt, som senker dromme pa var jord, og den saganatt, som senker, senker dromme pa var jord. |
われらが愛する 山の国 荒波取り巻く 海の国 偉大なる祖先 住みし土地 夢を伝うるは その歴史 夢を伝うるは われらが歴史 |
その他国情報
主要産業 |
石油産業、水産業、海運業、サービス業、製造業 |
国の有名人 |
●マルティン・ウーデゴール:サッカー選手。 若い頃より注目されてきた同国の逸材。 2014年9月30日、ウーデゴールはEURO 2016予選の代表メンバーに招集された。 10月14日のブルガリア戦の後半18分から、EUROの予選における史上最年少となる15歳300日での出場を果たした。 ●ヨン・アルネ・リーセ:サッカー選手。 優れたボディバランスとスタミナを武器に、左サイドを主戦場とする。 サンダーボルト (稲妻) とも呼ばれる左足の強烈なミドルシュートを武器とし、その威力は世界屈指である。 モナコ、リバプール、ローマといった強豪チームに所属経験がある。 スローインをする際に、ボールを自身のユニフォームで拭き取るシーンがよく見られる。 ●ヨン・カリュー:サッカー選手。 父親は元ガンビア代表GKで母親がノルウェー人である。 長身ながら強靱な身体を生かした迫力のあるプレースタイルを得意とし、足下も柔らかくシュートも正確である。 |
その他雑学情報 |
・デンマーク、スウェーデン、ノルウェーは、世界的にも消費税が高い国として知られる。 ・ノルウェーの物価は先進国の中でもかなり高い。 ・北欧諸国同士は昔から仲が良いと言われ、近くの国で成功した政策を取り入れる傾向にあるらしい。 ・ノルウェー人はスキー板を履いて生まれてくる、といわれるほどウィンタースポーツは身近である。 約4500年前からスキー板を使用しているといわれており、冬のオリンピックでもメダル数は世界一である。 ・スヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島は人が定住する地としては世界最北と言われている。 ・ノルウェー領スバールバル諸島最大の島、スピッツベルゲン島にある「スバールバル世界種子貯蔵庫」には、世界中の種子バンクに貯蔵される種子の「予備」サンプルが保管されている。 核戦争や破滅的な気候変動が起きた場合に、農作物の絶滅を防ぐことが目的である。 ・体調が悪いときは「炭酸飲料をたくさん飲む」というのが常識らしい。 ・世界第6位の水力発電国であり、自国の電力の約95%をまかなっている。 ・日本では生のサーモンを食べる習慣はなかったが、そこに着目したノルウェー漁業相らがサーモンを寿司用に売り込み、サーモンの寿司が誕生した。 ・第二次世界大戦の支援に感謝し、毎年イギリスにクリスマスツリーを送っている。 ・労働時間は朝型で、午前6時〜7時から働き始めて午後4時前後には帰宅するという。 |
※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
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