北マケドニア

東ヨーロッパのバルカン半島に位置する共和国。
前身はユーゴスラビア連邦の構成国の1つで、南はギリシャ、東はブルガリア、西はアルバニア、北はセルビアおよびコソボと、四方を外国に囲まれた内陸国である。

マケドニアの名称はアレキサンダー大王の古代王国に由来し、同国は旧ユーゴからの独立時に採用していたが、同名の地域を国内に持つギリシャが反発し、対立の原因となっていた。
このため国名を変更するかどうかで長年問題になっていたが、2018年6月12日にマケドニアは国名を北マケドニア共和国とすることでギリシャとの政府間合意が成立。2019年2月12日に改名が発効した。

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国情報 目次

基本情報

北マケドニア
Republic of Macedonia

正式名称
北マケドニア共和国
首都
スコピエ
最大の都市
スコピエ
通貨
北マケドニア・デナール(MKD)
公用語
北マケドニア語(自治体によって多言語も含まれる) 国の標語
なし
面積
25,333平方km(148位) 人口
2,042,000人(142位)
民族構成
北マケドニア人 64%、アルバニア人 25%、トルコ人 4%、その他 7% 宗教
正教会が70%、イスラム教が29%、その他が1%
国歌
今日北マケドニアの上に ISO 3166-1
MK / MKD
時間帯
UTC +1 サマータイム
DST +2
ccTLD
MK 国際電話番号
389

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滞在情報

祝日・祭日
年によって異なる移動祝祭日(※印)に注意。
2011年(2012年)
1月1日 元日
1月6日 クリスマス・イブ
1月7日 クリスマス
4月22日 ※聖金曜日(4月13日)
4月24日 ※復活祭(4月15日)
4月25日 ※復活祭の翌月曜(4月16日)
5月1日 メーデー
5月24日 聖キリルとメソディウスの日
8月2日 共和国の日
8月30日 ※ラマダン明けの日(8月19日)
9月8日 独立記念日
10月11日 蜂起記念日
10月23日 革命記念日
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式
北マケドニアのテレビ・ビデオ方式(PAL)は、日本(NTSC)と異なるので、一般的な日本国内用ビデオデッキでは再生できない。DVDソフトは地域コードRegion Codeが日本と同じ「2」と表示されていれば、DVD内蔵パソコンでは通常PAL出力対応なので再生できるが、一般的なDVDプレーヤーでは再生できない(PAL対応機種なら可)。

水道水の飲用はおすすめできない。ミネラルウォーターは、500mlのペットボトルのものが30円くらいで買える。
郵便
郵便局の一般的な営業時間は、平日8:00〜20:00、土曜8:00〜13:00、日曜休業。

【郵便料金】日本までの航空便は5〜10日かかる。ハガキ、10g以下の封書は40DEN、20g以下の封書は50DEN。
日本大使館
※在オーストリア大使館が、在北マケドニア旧ユーゴスラビア大使館を兼轄する。
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • オフリドの文化遺産と自然遺産 - (1979年、複合遺産)
主要都市
スコピエ:首都。最大都市。
ビトラ:同国第二の都市で南部の主要都市。スコピエとギリシャを結ぶ交通の要衝。劇場や教会などの遺跡が残る。
ゲヴゲリヤ:ギリシャとの国境沿いの田舎町。カジノと歯医者とスーパーマーケットを目当てにテッサロニキから人が集まる。
オフリド:自然と文化の複合世界遺産を有するリゾート地。
コキノ:スコピエの北東約50kmにある古代の天文観測所跡。
ストビ遺跡:マケドニアに残るローマ遺跡のなかでも最も重要かつ大規模なもの。
代表的な観光地

: ●
英語の通用度
その他観光情報
・他のヨーロッパ諸国と比べて物価が安い。ただしオフリドなどの人気観光地はやや高い。
・スコピエの街の中心地だけでも、およそ300体の銅像がある。
・ギリシャに配慮して国名が変わったとはいえ、国民はあまり悪い印象を持っていないそうである。
・ギリシャとの国境沿いの町ゲヴゲリヤは、小さな田舎町だがカジノが多く、 この街の住人の8割以上の人はカジノ関連で働いているという。
外貨獲得手段としてもカジノは機能しており、週末ともなればギリシャのテッサロニキから観光客がやってくる。
また町には歯医者も多い。人口2万に対して歯医者は50件ともいわれる。費用が安いため患者の9割はギリシャから来るという。
ギリシャより安いスーパーマーケットで買い物をする人も多く、カジノとスーパーと歯医者を目当てにギリシャから人が集まる。
・首都スコピエ近郊のマトカ渓谷は、ロッククライミングの聖地といわれる。
・アイバルという、ローストした赤パプリカをすりつぶして作る調味料があり、北マケドニア人のソウルフードといわれる。パンのお伴にも。他のバルカン諸国でもよく食べられる。
・国民食タフチェ・グラフチェはパプリカや唐辛子で味付けした白インゲンの煮物。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


太陽・南ヨーロッパの自然

世界中に行き渡る光

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
農業、繊維、鉱業
国の有名人
●マザー・テレサ:カトリック教会の修道女にして修道会「神の愛の宣教者会」の創立者。またカトリック教会の聖人。出身はスコピエ。
生前からその活動は高く評価され、1973年のテンプルトン賞、1979年のノーベル平和賞、1980年のバーラト・ラトナ賞(インドで国民に与えられる最高の賞)、1983年にエリザベス2世から優秀修道会賞など多くの賞を受けた。
●ゴッツェ・セドロスキー:元サッカー選手。サッカー指導者。
北マケドニア代表の最多出場記録を保持している(通算100試合出場)。
2004年にはベガルタ仙台に所属していたこともある。
●ゴラン・パンデフ:サッカー選手。
北マケドニアを代表するFWの1人。強豪ミランやインテルにも在籍経験がある。
北マケドニア代表の最多得点記録保持者でもある。
国民性
・とても気さくで親切な人が多いとされる。
北マケドニア人のホスピタリティの高さは旧ユーゴスラビア時代から有名。
・山が多いためか狩猟や登山やスキーが人気。インドア派の人にはチェスが好まれる。
その他雑学情報
・世界有数のたばこ生産量を誇る。南部プリレプは土地が肥沃でタバコ産業が盛ん。
・他の国からガスを買うインフラが整っておらず、家電は電気を使うものが多い。
ロシアからのガスの供給がウクライナ問題でストップしたため、トルコ経由のガス供給の計画があるそうだ。
・マケドニアが北マケドニアに改名したのはギリシャへの配慮のため。
ざっくり例えれば、もし韓国の国名が「九州」や「山陰」などだったら、日本人も改名を求める可能性があるだろう。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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