エストニア
ヨーロッパ北東部の共和制国家である。首都はタリン。
バルト海東岸に南北に並ぶバルト三国の一つであり、南にラトビア、東にロシアと国境を接し、西はバルト海、フィンランド湾に面している。
ソビエト連邦から独立した。ソ連からの独立後、国内に残ったロシア人(残留ロシア人)の問題と国境問題を抱える。
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国情報 目次
基本情報
エストニア Republic of Estonia |
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正式名称 |
エストニア共和国 | ||
首都 |
タリン | ||
最大の都市 |
タリン | ||
通貨 |
ユーロ(EUR) |
公用語 |
エストニア語 | 国の標語 |
なし |
面積 |
45,226平方km(129位) | 人口 |
1,340,000人(149位) |
民族構成 |
エストニア人65%、ロシア人28%、ウクライナ人3%、ベラルーシ人2%、その他2% | 宗教 |
福音ルター派、正教会など。キリスト教圏だが、歴史的な問題により国民の信仰は比較的薄い。 |
国歌 |
我が故国、我が誇りと喜び | ISO 3166-1 |
EE / EST |
時間帯 |
UTC +2 | サマータイム |
DST +3 |
ccTLD |
.ee | 国際電話番号 |
372 |
滞在情報
祝日・祭日 |
キリスト教に関わる祝日が多く、年によって異なる移動祝祭日(※印)に注意 1月1日 新年 2月24日 独立記念日(1918年ロシア帝国からの独立) ※ グッドフライデー(2012年は4月6日) ※ イースター(2012年は4月8日) 5月1日 メーデー ※ 聖霊降臨祭(2012年は5月27日) 6月23日 戦勝記念日(1919年Vonnuで) 6月24日 夏至祭、聖ヨハネの日 8月20日 独立回復の日 12月24日 クリスマスイブ 12月25日 クリスマス 12月26日 ボクシングデー |
電圧とプラグ |
電圧は220Vで周波数は50Hz。 コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。 |
ビデオ・DVD方式 |
エストニアのテレビ・ビデオ方式(PAL)は、日本(NTSC)と異なるので、一般的な日本国内用ビデオデッキでは再生できない。DVDソフトは地域コードRegion Codeが日本と同じ「2」と表示されていれば、DVD内蔵パソコンでは通常PAL出力対応なので再生できるが、一般的なDVDプレーヤーでは再生できない(PAL対応機種なら可)。 |
水 |
水道水はカルシウム分を多く含むかなりの硬水。汚染されてはいないが、パイプが古かったりする場合があるので、生では飲まないほうがいい。沸騰させたものは問題ない。 ペットボトル入りのミネラルウォーターは、食料品店やキオスクなどで安価で売られている。炭酸ガスが入ったものが多いが、炭酸ガスが入ってないものは「Gaseerimata」「Still」などと表示されている。 |
郵便 |
郵便事情はよく、航空便なら日本まで4〜10日で届く。どんな小さな町にも郵便局(Postkontor)は必ずあり、切手、封筒、絵ハガキなどもここで手に入る。 【郵便料金】日本へのエアメールの場合、ハガキ、封書(〜50g)0.58EURO、小包(〜1kg)14.76EURO、EMS書類(〜500g)35.15EURO。 |
日本大使館 |
・在エストニア大使館 3rd Floor, Tallinn Business Center, 6 Harju Street, 15069 Tallinn, Estonia 電話: (372-6) 310-531, 310-532 Fax: (372-6) 310-533 |
安全情報 |
● 外務省 海外安全ホームページ 安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。 |
観光情報
世界遺産 |
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主要都市 |
・タリン:最大都市。首都。今や人口の何倍もの観光客が集まる国の中心都市。 ・ヴス:ラヘマー国立公園内で最も大きな町。 ・タルトゥ:エストニア第2の都市。エストニア最古の大学がある。エストニアの学問・文化の中心。 ・ナルヴァ:エストニア第3の都市。国内きっての工業地帯。 ・ハープサル:長い歴史を持つ町。周辺は治療用の泥が取れるエリア。 ・カルドゥラ:ヒーウマー島の町。 ・クレッサーレ:サーレマー島の中心都市。 ・パルヌ:エストニアの夏の首都。リゾートタウンがある保養地。 |
代表的な観光地 |
●タリン: ・KGB博物館:かつてのソビエト連邦の施設が博物館になっているという。 ● |
英語の通用度 |
一般の人も含めかなり通じる。 |
その他観光情報 |
・5年に1回「歌と踊りの祭典」という音楽祭があり、10万人以上が参加するといわれる。 ドイツの支配後エストニア人だけで自立できることを証明する祭典で、 エストニア人が愛して止まないイベントなのだという。 この祭典はユネスコの無形文化遺産にも登録されている。 ・今やIT大国となりつつあるこの国では、国民の7割以上にIDカードが普及している。 携帯電話とIDカードの番号で、バスのチケットも買うことができるほど。 ・空気がとても綺麗な国とされている。 |
国旗・国歌情報
● 国旗の説明
空、湖、希望、友情 | |
過去の抑圧 | |
雪、明るい未来、発展 |
● 国歌
国歌名 |
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作詞作曲 |
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歌詞 |
その他国情報
主要産業 |
製造業、林業、繊維、農業 |
国の有名人 |
●ラグナル・クラヴァン:サッカー選手。 ●アンドレス・オペル:サッカー選手。 エストニア代表における最多得点記録を持つ。 |
国民性 |
誠実さ、謙虚さ、真面目であることを大事にしている。 |
その他雑学情報 |
・エストニアはキリスト教プロテスタント・ウラル語派、ラトビアはキリスト教プロテスタント・バルト語派、リトアニアはキリスト教カトリック・バルト語派であり、歩んできた歴史や宗教観が違う。 ・ラトビア語とリトアニア語は似ている言語だが、エストニア語とは似ていない。 ・ソ連時代に宗教が弾圧されたこともあり、無宗教の人の割合が半数以上を超える世界でも数少ない国。無宗教者が過半数の国はほかにチェコ、中国、北朝鮮などがある。 ・ソ連から独立した国の中では最も経済成長した国だといわれている。 バルトでいち早くユーロ通貨加盟を達成できたことからも、それは窺い知れる。 ・独立によって、新しい技術で新しいものを作ろうという意欲が生まれ、IT業界も盛んである。 大人気のインターネット電話サービス「Skype」を開発したのは、エストニア人である。 ・ITが進んでいるため個人での税理士や会計士が存在しないと言われる。 ・ヨーロッパで女性の肥満度が最も低い国といわれ、エストニアの女性はヨーロッパ1スタイルが良いと言われる。 ・国民1人あたりのじゃがいもの供給量世界5位。じゃがいももよく食べられる。 ・エストニアは、世界で最もアルコール消費量が多い国と言われている。 フィンランドから船に乗ってエストニアにお酒を買いに来るフィンランド人も多数いて、しかも大量に買って帰るため、このことも一因になっている。 (ユーロ導入によって、フィンランドよりも安価に入手できるようになったため) ・お酒大国エストニアは、ユニークなアルコール類も存在する。 熱いホットビールや、タバスコを混ぜたカクテル(クラゲ)、アルコール度数80度のウォッカなど。 ・エストニアで乾杯!は「テルビセクス」。 ・エストニアの国歌はフィンランドの国歌とメロディーがほぼ同じである。 ・ナルバはロシアとの国境付近の町で、住人の9割がロシア系住民である。 かつてのロシア時代に生まれ育った人は、ここはロシアだと認識する住人が少なくない。 統治時代にエストニアの国籍を与えられなかったロシア人や、ロシア語しか話せない住人もいる。 ・エストニア語とフィンランド語は似ており、ロシアにかつてひどい目にあわされたという理由でも親近感が湧くらしく、エストニアとフィンランドは仲が良いとされる。国歌まで同じ。 ・フィンランドの国歌とエストニアの国歌は歌詞が違うだけでメロディーが同じ。 ・オイルシェールという合成石油の素が採れる資源国である。 |
※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。
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