キプロス

トルコの南の東地中海上に位置するキプロス島の大部分を占める共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。首都はニコシア。ヨーロッパ連合加盟国。

キプロス島の一部は、イギリス海外領土のアクロティリおよびデケリアであり、往来は容易であるものの共和国領ではない。
さらに1974年以来、南北に分断されており、島の北部約37%を、国際的にはトルコ共和国のみが承認する「独立国家」であるトルコ系住民による北キプロス・トルコ共和国が占めている。
一方のキプロス共和国は国際連合加盟国193ヶ国のうち、192ヶ国(トルコを除く)が国家承認をしている。

国情報 目次

基本情報

キプロス
Republic of Cyprus

正式名称
キプロス共和国
首都
ニコシア
最大の都市
ニコシア
通貨
ユーロ(EUR)
公用語
ギリシャ語、トルコ語 国の標語
なし
面積
9,250平方km(162位) 人口
871,000人(154位)
民族構成
ギリシャ人(ギリシャ正教会)78%、テュルク系(イスラム教(スンニ派))18%、アルメニア人他(キリスト教諸派)4% 宗教
左記
国歌
自由への賛歌 ISO 3166-1
CY / CYP
時間帯
UTC +2 サマータイム
DST +3
ccTLD
.cy 国際電話番号
357

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滞在情報

祝日・祭日
キリスト教に関わる祝日が多く、年によって異なる移動祝祭日(※印)に注意。祝祭日には、商店や銀行、郵便局などは休みとなる。遺跡や博物館も休館となる。

2012年
1月1日 元日
1月6日 神現祭
2月27日 ※グリーンマンデー
3月25日 ギリシア・ナショナルデー
4月1日 ギリシア・キプロスナショナルデー
4月8日 ※復活祭(カトリック)
4月13日 ※聖大金曜日
4月15日 ※復活大祭
4月16日 ※聖大月曜日
5月1日 メーデー
6月4日 ※五旬祭
8月15日 生神女就寝祭
10月1日 キプロス共和国独立記念日
10月28日 ギリシア国家記念日
12月24日 クリスマス・イヴ
12月25日 クリスマス
12月26日 ボクシングデー
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式

水道水は安心して飲めるが、胃腸が弱い人や水質の変化に弱い人はミネラルウォーターを飲んだほうが無難だろう。
郵便
【郵便料金】日本へのハガキは0.45EURO、封書は20gまで0.70EURO。

【郵便局の営業時間】月〜金曜7:30〜13:30、7・8月以外の木曜15:00〜17:30。土・日曜、祝祭日は休み。中央郵便局は水曜以外の午後(7・8月は16:00〜19:00、それ以外は15:00〜18:00)と土曜の午前中(8:30〜10:30)も開いている。
日本大使館
※在ギリシャ大使館が、在キプロス大使館を兼轄する。
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • パフォス - (1980年、文化遺産)
  • トロードス地方の壁画聖堂群 - (1985年、文化遺産)
  • ヒロキティア - (1998年、文化遺産)
主要都市
ニコシア(レフコシア):首都。最大都市。
ラルナカ:国際空港がある。文化遺産や美しいビーチもある。
パフォス:町全体が世界遺産。美しいビーチもある。
アヤ・ナパ:キプロス随一のビーチリゾート。
レメソス(リマソール):キプロス第二の都市。
トロードス:キプロス島中央に位置する山岳地帯。避暑地にも。
ポリス:アカマス半島散策の起点の町。
代表的な観光地

: ●
英語の通用度
・英語はほぼ通じる。
その他観光情報
・南キプロスの首都ニコシアの空港は旅行者は使えないため、ラルナカの空港を使うのが一般的。
・北キプロスへはニコシアから出入りするのが一般的。
・古代からワインの産地で、12世紀に「コマンダリア」と名づけられたワインが今でも作られている。これは世界最古のワインレーベルとして有名。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


キプロス島

ギリシャ系住民とトルコ系住民の協調と平和


● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
観光業
国の有名人
●クリストファー・ピサリデス:経済学者。
2010年、ピーター・ダイアモンド、デール・モーテンセンとともに、労働経済におけるサーチ理論に関する業績を称えられてノーベル経済学賞を受賞した。
●ヨアンニス・オッカス:サッカー選手。
キプロス代表には19歳で初招集され、歴代最多試合記録を持つ。
26得点は、1年下のミハリス・コンスタンティノー(32得点)に次いで2位である。
その他雑学情報
・北と南の緩衝地帯であるグリーンラインは立ち入り禁止になっており、グリーンライン内部に建っている家屋は打ち捨てられ、朽ち果てている。
その家屋の持ち主ですらそこには入れない状態が続いている。
・それぞれにトラウマを抱えているため、北の住人と南の住人は一般的に交流を避けており、国境を越えて交流する人はあまりいない。
南はトラウマを見せる事を好み、北は隠そうとする文化があると言われている。
・北と南の交流所になっている「home for co-operation」というカフェのような施設があり、そこでグリーンラインの撮影の許可などに協力してくれるそうである。
・国連軍の監視下にあるグリーンライン内部はかつて地雷が埋められ、現在は9割が撤去されたが、一部はまだ残っている。
・北と南の国境所はとても簡素な建物で、カジュアルな雰囲気である。
・北キプロスは大学の島と呼ばれていて、狭い土地に19ほどの大学がある。
人口の3分の1以上である約10万人が学生と言われており、留学生は約9万人である。授業はもちろん英語。
・北キプロスはトルコしか承認していない国であり、通貨はトルコリラでトルコとしか交易していない。
BURGERKINGのロゴをパクったBURGERCITY、SUBWAYのロゴをパクったALIBOY、FACEBOOKのロゴをパクったFACECOOKなどのパクリ店が多い。
トルコ以外の企業は北キプロスに参入しないためとも。
・キプロスの国歌はギリシャの国歌と詩、曲共に同一。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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