イエメン
中東・アラビア半島にある国家。アラビア半島諸国において唯一共和制をとる立憲国家である。
現行憲法は1991年に発布され、1994年および2001年に改正されたものである。
民主化に強い意欲があり、言論の自由も認められているとされるが、サーレハ大統領個人に対する批判は認められておらず、厳しい取締りを受ける。
近年では、独裁傾向を強めているとされる。
国情報 目次
基本情報
イエメン Republic of Yemen |
|||
正式名称 |
イエメン共和国 | ||
首都 |
サヌア | ||
最大の都市 |
サヌア | ||
通貨 |
イエメン・リアル(YER) |
公用語 |
アラビア語 | 国の標語 |
なし |
面積 |
527,970平方km(48位) | 人口 |
23,580,000人(51位) |
民族構成 |
アラブ人が98%でアラビア語を話す(但し出生届が十分に整備されていないため概算となる)。国民ほぼ全てがイスラム教信者で、スンニ派が5割強、シーア派が4割弱である。 | 宗教 |
イスラム教(スンニ派)55%、イスラム教(シーア派)42%、その他3% |
国歌 |
United Republic | ISO 3166-1 |
YE / YEM |
時間帯 |
UTC +3 | サマータイム |
なし |
ccTLD |
.ye | 国際電話番号 |
967 |
滞在情報
祝日・祭日 |
ヒジュラ暦によるので毎年変わるが、グレゴリオ暦も併用。2012年の祝祭日は以下のとおり。年によって異なる移動祝祭日(※印)に注意。日本の日曜にあたるのは金曜。週末といえば木・金曜を指す。 1月1日 元日 2月4日頃 ※預言者ムハンマドの誕生祭 5月1日 メーデー 5月22日 ビクトリーデー 8月19日頃 ※ラマダン明けの祭り 9月26日 共和革命記念日 10月14日 ナショナルデー 10月24日頃 ※犠牲祭 11月15日頃 ※イスラム暦新年 11月30日 独立記念日 |
電圧とプラグ |
電圧は220Vで周波数は50Hz。 コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。 |
ビデオ・DVD方式 |
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水 |
一般的にはミネラルウォーターを飲用。水道水は煮沸しないと飲用できない。 |
郵便 |
【郵便料金】ハガキは日本までYR90、封書ならYR120〜。通常1〜2週間ほどで着く。サナア以外では郵便局が機能していないことが多い。 【営業時間】土〜木曜8:00〜14:00、16:00〜20:00 |
日本大使館 |
・在イエメン大使館 Hadda Area, West of Hadda Water Distillation Factory, Sana'a, Republic of Yemen (P.O. Box 817) 電話: (967-1) 423700 Fax: (967-1) 417850, 417860 |
安全情報 |
● 外務省 海外安全ホームページ 安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。 |
観光情報
世界遺産 |
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主要都市 |
・サナア:首都。最大都市。 ・マーリブ:シバ王国の首都。砂漠の町。 ・アムラン:北部イエメンへの分岐点にある交通の要所。 ・ザビード:かつての南部アラビアの学問の中心地。世界遺産。 ・タイズ:イエメン第2の都市。 ・ホデイダ:イエメン第4の都市。 ・イッブ:緑豊かな自然に囲まれた町。イエメン第四の都市。 ・アデン:旧南イエメンの首都。 ・サユーン:ワディ・ハダラマートの中心都市。 |
代表的な観光地 |
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英語の通用度 |
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その他観光情報 |
※内戦前の情報です。 ・主に農業の国であり、石油埋蔵量が少なく、中東では貧しい国である。 そのため古い町並みが今でも残り、昔ながらの生活をしている人も多いという。 ・アラビアンナイトの世界が今も残るといわれ、男性はジャンビーヤという短剣を腰に身に着けている。 昔は日本の侍の刀のように、一度抜いたら元のさやに収まらないなどといわれたが、 今は一人前の男の証としての意味合いが強いのだという。 ・男性の趣向品カートは、ケニアやエチオピアにもあるが、イエメンでは特に盛ん。 カートはアカネ科の木の葉っぱでかみ砕いてエキスを飲み下すことにより、軽い神経興奮作用が得られる。 |
国旗・国歌情報
● 国旗の説明
革命 | |
平和と希望 | |
過去の圧政からの独立 |
● 国歌
国歌名 |
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作詞作曲 |
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歌詞 |
その他国情報
主要産業 |
農業、漁業、石油 |
国の有名人 |
●アリ・アル・ノノ:サッカー選手。 近年のイエメン代表のエース的存在。 |
その他雑学情報 |
・覚醒作用のある「カート」という葉っぱがあり、イエメンの男性社会の社交には欠かせないものである。 カートには習慣性や中毒性があり、日本社会でいう飲酒やタバコのようなものである。 ・一緒に食事をとることは、イエメン人にとって最高のもてなしであるという。 |
※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。
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