タイ
東南アジアに位置する立憲君主制国家。
東にカンボジア、北にラオス、西にミャンマーとアンダマン海があり、南はタイランド湾とマレーシアである。
国土はインドシナ半島の中央部とマレー半島の北部に位置する。首都はバンコク。
国情報 目次
基本情報
タイ The Kingdom of Thailand |
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正式名称 |
ラート・チャ・アーナーチャック・タイ | ||
首都 |
バンコク | ||
最大の都市 |
バンコク | ||
通貨 |
バーツ(THB) |
公用語 |
タイ語 | 国の標語 |
なし |
面積 |
513,120平方km(50位) | 人口 |
66,404,688人(20位) |
民族構成 |
タイ族75%、華人14%、その他マレー系、インド系、モン族、カレン族などがいる。 | 宗教 |
仏教(南方上座部仏教)95%、イスラム教4%、キリスト教、他にヒンドゥー教、シーク教、道教など。 |
国歌 |
タイ国歌 | ISO 3166-1 |
TH / THA |
時間帯 |
UTC (+7) | サマータイム |
なし |
ccTLD |
.th | 国際電話番号 |
66 |
滞在情報
祝日・祭日 |
旧暦にのっとっている祝日(※印)は毎年変わる。祝祭日が土・日曜と重なった場合、月曜が振替休日になる。 2011年(仏暦2554年)の祝祭日 1月1日 新年 2月18日 ※マーカブーチャー(万仏節)[通常2〜3月頃の満月の日] 4月6日 チャクリー王朝記念日 4月13〜15日 ソンクラーン(タイ正月)[地域によって多少異なる] 5月1日 メーデー 5月5日 国王即位記念日 5月16日 公休日 5月17日 ※ウィサーカブーチャー(仏誕節)[通常5月頃の満月の日] 7月15日 ※アーサーンハブーチャー(三宝節)[通常7月頃の満月の日] 7月16日 ※カオ・パンサー(入安居) 8月12日 王妃誕生日 10月23日 チュラーロンコーン大王記念日 10月24日 公休日 12月5日 国王誕生日 12月9日 公休日 12月10日 憲法記念日 12月30日 公休日 12月31日 大みそか |
電圧とプラグ |
電圧は220Vで周波数は50Hz。 コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。 |
ビデオ・DVD方式 |
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水 |
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郵便 |
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日本大使館 |
・在タイ大使館 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand 電話: (66-2) 696-3000,207-8500 Fax: (66-2) 207-8510 |
安全情報 |
● 外務省 海外安全ホームページ 安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。 |
観光情報
世界遺産 |
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主要都市 |
・バンコク:タイの活気ある首都である。タイ最大の都市。エメラルド寺院や王宮が有名。 ・アユタヤ:ユネスコ世界遺産に登録された歴史あるタイの旧首都である。 ・チェンマイ:事実上のタイ北部の首都であり、ラーンナー文化(Lanna)の中心である。現在北部最大の都市。 ・チェンラーイ:ゴールデントライアングル、少数民族や登山への出入り口となる都市である。 ・カンチャナブリ:クウェー川に架かる橋や第二次世界大戦の博物館がある。 ・ナコンラチャシマ:タイ東北部の最大都市。 ・パタヤ:気取らないナイトライフで知られている、主要な観光名所のひとつである。 ・スコータイ:北部にあるタイの最初の首都であり、現在も素晴らしい仏教遺跡が残っている。 ・スラタニ:かつてシュリーヴィジャヤ王国があった場所で、サムイ島、パンガン島、タオ島への出入り口となっている。 |
代表的な観光地 |
●バンコク ・ダムヌン・サドゥアック水上マーケット:小船に乗ったまま売買が行なわれる水上マーケット。 全長200mのコースに、洋服屋や土産物屋が並ぶ。 ●その他の観光地 ・ピマーイ遺跡:「タイのアンコール・ワット」と称される。 ・プーケット:タイの有名なリゾート。2004年暮のスマトラ島沖地震による津波で大きな被害を受けたが、現在急ピッチで復興が進んでおり、観光客も徐々に回復しつつある。 ・タオ島:ダイビングの聖地と呼ばれている。 |
英語の通用度 |
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その他観光情報 |
・バンコクでは全レストラン中の、日本食レストラン比率が世界一高いといわれる。 ・ソンクラーンという水かけ祭りが有名。旧正月に行われ、水をかけ合い清めて新年を迎える。 ・タイは暑くても麺を冷やすのはありえないらしく、「ざるそば」や「冷やし中華」などはない。 ・タイ語は「標準語」と「お坊さんに使う言葉」と「王様に使う言葉」の3つがあるという。 ・タイでも緑茶が売られているが、日本とは違い、甘くして飲むのがタイ流。 ・カノムクロックという、ココナツミルクにネギやコーンなどの具を入れ、砂糖で味付けした甘いお菓子がある。見た目はたこ焼きに似ている。 ・雨が降ったときに傘をさす人は少なく、ビニール袋をかぶってしのぎ、神聖な場所である頭部だけは濡れないようにする。 ・スコールも多いので雨宿りをしたりもする。 ・気温の高い屋外で飲食をすることが多いため、ビールには氷を入れて飲む習慣がある。 ・ガスではなく電気温水器でシャワーを浴びるため、感電の危険もあるという。 ・バースデーケーキに刺すロウソクの本数を、実年齢より1本多くする風習がある。 次の年も無事に過ごせるようにと願いが込められている。 ・いたずら好きな人が多いといわれ、いたずらされても怒らない人が多い。 タイの仏教で怒ってはいけないと教えられているのだという。 「物事に執着せず安らかな心を持つと真の幸福が得られる」 ・クーカムという、日本人兵士とタイ人女性のラブストーリーを描くドラマが人気で、1970年から5回もリメイクされているほど。 その影響か、タイ人は日本人が好きな人が多いのだという。 ・結婚式や卒業式など、おめでたい人には、白い糸を結んでお祝いしてあげる習慣がある。 ・プラクルアンという、僧侶が祈祷を捧げて作るお守りがある。 高僧によるもの、歴史が古いものは高額になる。 ・魚より肉の方が安く買えることもあり、肉が入った料理が多い。 ・バンコクの警察官は簡易的な医療器具をバイクに常備しているという。 渋滞がひどいので、警察官が車の中での妊婦の出産に立ち会うこともあるという。 |
国旗・国歌情報
● 国旗の説明
国家と国民 | |
仏教 | |
タイ王室 |
● 国歌
※タイには、この一般用の国歌と、王室用の国歌の2種類がある。
国歌名 |
Phleng Chat (プレーン・チャート) | |
作詞作曲 |
作詞/Laung Saranubraphandhu 作曲/Phra Jenduriyanka |
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歌詞 |
Prates Thai ruam luad nua chat chua Thai Pen pra Cha rat Pa Thai kong Thai tuk suan Yu damrong Kong wai dai tang muan Duay Thai luan mai raksamakee Thainee rak sangob tea tung rob mai klad ekkaraj cha mai haikrai komkee sala luad tuk yad pen chat palee talrng prates chat Thai twe vee mee chai chaiyo. |
タイ国の民は 互いに心合わせ 尊敬を忘れずに 平和をば守りて 手をつなぎ 団結せん いくさをも恐れず われらが国のため 捧げん この命 ばんざい |
その他国情報
主要産業 |
農業、製造業 |
国の有名人 |
●キャティサック・セーナームアン:元サッカー選手。 タイ代表における最多得点、最多出場記録保持者。 |
その他雑学情報 |
・「トムヤンクン」は特に美味しい料理の1つといわれている。 世界三大スープの1つであり、スパイス・ハーブの絶妙なバランスがよい。 ・さらに「マッサマンカレー」は、米国情報サイト『CNN Go』が発表した「世界で最もおいしい50種類の食べ物」の1位を獲得したほどの絶品料理といわれる。 ココナッツクリームに十数種類のスパイスを混ぜ合わせたものがベースで、辛くなく、コクが豊かであり、タイ米とも合うのだという。 ラーマ2世は「マッサマンカレー」の詩を書いており、タイでは小学校でこの詩を学ぶといわれるほど、国民的人気料理である。 ・首都バンコクの正式名称は長いことで知られている。 (クルンテープマハーナコーン アモーンラッタナコーシン マヒンタラーユッタヤーマハーディロック ポップノッパラット ラーチャターニーブリーロム ウドムラーチャニウェート マハーサターン アモーンピマーン アワターンサティット サッカタッティヤウィッサヌカムプラシット) ・長い首都名は1989年に歌にもなっており、ちゃんと覚えている人も少なくない。 ・タイは国の救急車よりも民間の救急車の方が多い。 これは、民間の救急車が患者を病院に運ぶと報酬が貰えるという仕組みになっているため。 (そのために患者を巡ってトラブルが起きることもあるが) 報奨金は国立病院で約1500円、私立病院では3000円以上といわれている。(タイの平均月収は日本円で約4万7千円) ・タイの人は特に占いを信じる人が多いと言われる。 ・大学ごとに制服があるらしい。 ・部屋の作りとして、トイレバスルームを挟んで部屋が繋がっているのは一般的な構造。 ・ムーヨンという、豚肉を煮て乾燥させた食材がある。 サンドイッチの具になったり、ご飯の上に乗せたりする。 ・子供の名前はお坊さんか占い師につけてもらうことが多いらしく、 曜日によって使用できない文字があるなどの決まりごとがあるという。 ・タイでは寺院を散策するときは土足厳禁である。 ・「一休さん」はタイで放送されたことがあるがあるが、日本のアニメだとは知らないらしい。 ・バンコクでは渋滞が多いが、水上バスは渋滞がなく通勤手段として人気がある、だが混む。 ・メークロン市場は、線路の上の市場で、電車が来る時間になると道を空けるという、珍しい市場である。 ・ニューハーフが多いことで知られる。タイではニューハーフも女性と認められている。 ・性別適合手術ができる病院は100以上もある。 ・性転換手術者が多いが、法的に性別を変えることができない。 同性同士の結婚ができない為、事実婚のカップルが多いという。 ・暑い国ということもあってか、色白の女性が美人とされている。 そのためか、美白クリームが多く売られている。 ・赤ちゃんに「可愛い」といってはいけないらしく、悪魔に取られてしまうのを防ぐためとも。 赤ちゃんの頭をなでてもいけない。 ・パンにアイスを挟んで食べるのは定番である。 ・バンコクでは朝8時と夕方6時の1日2回、国歌が流れる。 その間は歩いている人も立ち止まり、国への忠誠心と感謝の気持ちを込めて立ち止まらなくてはならない。 ・中国から伝わったコムローイという厄除けの熱気球がある。 ・紙染めの値段が高いため、白髪は染めるのではなく、抜く習慣がある。 そのため「白髪抜き屋」という職業もある。 ・バンコクでは洪水被害があったこともあって、一軒家よりも高層マンションの人気が高まっており、価格も高騰しているという。 ・タイの男性は浮気性が多く、女性にばれると男性のモノを切り落とされてしまうことがあり、ニュースになるらしい。 ・タイで一番有名なお化けはガスー。 ・代表的な漫画に「ヌーヒン」という作品がある。 ・台所がある家が少ないため、料理を作るときは外で火を炊く必要がある。 そのため手間がからない屋台料理で済ませることも多いという。 ・ニューハーフの地位が高い。 ・ニューハーフは性同一性障害の人もいるが、憧れによって目指そうとする人もいるらしい。 ・女性が男性になるケースもあり、社会は寛容といわれる。 ・現地の味の素のCMの影響で「うまみ」という日本語が広まっている。 ・タイ人にとって9はラッキーナンバーである。タイ語で9は「ガオ」といい、似ている発音で「ガーオ」というのが「進む・歩む」という意味があって縁起がいいそうだ。 ・帝国主義時代、アジアの中でタイだけは植民地化されず独立を維持した。 |
※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。
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