パキスタン
南アジアの国家で、イギリス連邦加盟国である。首都はイスラマバード。
東はインド、北東は中華人民共和国、北西はアフガニスタン、西はイランと国境を接し、南はインド洋に面する。
国土の中心部を流れるインダス川の流域に国民の80%以上が住み、人口の増加が著しい国の一つである。
国情報 目次
基本情報
パキスタン Islamic Republic of Pakistan |
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正式名称 |
パキスタン・イスラム共和国 | ||
首都 |
イスラマバード | ||
最大の都市 |
カラチ | ||
通貨 |
パキスタン・ルピー(PKR) |
公用語 |
ウルドゥー語(国語)、英語(公用語) | 国の標語 |
(ウルドゥー語: 信頼、統一、規律) |
面積 |
803,940平方km(34位) | 人口 |
180,808,000人(6位) |
民族構成 |
パンジャーブ人56%、パシュトゥーン人16%、シンド人13%、バローチー人4%、その他11% | 宗教 |
イスラム教97%(国教)、ヒンドゥー教1.5%、キリスト教1.3%、ゾロアスター教0.2%など、ほかにアミニストも存在。 |
国歌 |
神聖なる大地に祝福あれ | ISO 3166-1 |
PK / PAK |
時間帯 |
UTC (+5) | サマータイム |
DST: (+6) |
ccTLD |
.pk | 国際電話番号 |
92 |
滞在情報
祝日・祭日 |
【イスラム暦に関係しない祝日】 3月23日 パキスタン・デー 5月1日 メーデー 8月14日 独立記念日 11月9日 イクバール生誕記念日 12月25日 カーイデ・アーザム生誕記念日 このほか、犠牲祭、断食明けの祝祭などイスラム暦による祝日があるので、事前に情報を収集する必要がある。またイスラムの祝日も新月が見えるかどうかで1〜2日のズレが生じることがあるので注意したい。 |
電圧とプラグ |
電圧は220Vで周波数は50Hz。 コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。 |
ビデオ・DVD方式 |
ビデオ方式はPAL方式で、日本のNTSC方式とは異なる。リージョンフリーのDVDはあるが日本のDVDプレーヤーでは再生できないこともある。 |
水 |
衛生上水道水を飲むのは避けたほうがよい。ミネラルウォーターを購入すること。500mlで約20Rs。 |
郵便 |
パキスタンの郵便局はGPO(General Post Office)といい、どこの町にもある。日本へのエアメールははがき30Rs、封書は20gで37Rs、40gで65Rs。航空便小包は1kg920Rs、以降1kg増すごとに335Rs加算される。上限は30kg。 |
日本大使館 |
・在パキスタン大使館 Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1, Islamabad, Pakistan (P.O. Box 1119) 電話: (92-51) 9072500 Fax: (92-51) 9072352 |
安全情報 |
● 外務省 海外安全ホームページ 安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。 |
観光情報
世界遺産 |
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主要都市 |
・イスラマバード:首都。 ・カラチ:最大都市。 |
代表的な観光地 |
● ・: ● |
英語の通用度 |
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その他観光情報 |
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国旗・国歌情報
● 国旗の説明
発展、進歩 | |
光明、知識 | |
イスラム教のシンボル | |
平和、イスラム教徒以外の国民 | |
繁栄、イスラム教徒 |
● 国歌
国歌名 |
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作詞作曲 |
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歌詞 |
その他国情報
主要産業 |
農業、綿工業 |
国の有名人 |
●イムラン・カーン:元クリケット選手、政治家。同国首相。 92年のクリケットワールドカップで主将として母国を初優勝に導いた国民的英雄。 1996年からはパキスタン正義運動議長を務め、同党所属のパキスタン国民議会下院議員を務めた。 2018年7月25日投開票の総選挙では第1党となり、8月17日の国民議会下院において首相に選出された。 ●アブドゥッサラーム:物理学者。 スティーヴン・ワインバーグやシェルドン・グラショウとともにワインバーグ・サラム理論を完成させ、これにより1979年のノーベル物理学賞を受賞し、イスラム教徒では初のノーベル科学賞受賞者となった。 ●ゼッシュ・レーマン:イギリス出身のパキスタン人サッカー選手。 元々はセンターハーフとしてプレーしていたが、センターバックへとコンバートされた。 ●長谷川昌美:フンザの地に男女共学の学校を作り、当時のムジャラフ大統領から勲章を授かった人物。 当初の男子は勉強することがなかったが、この学校の卒業生には男性の医師や政治家もいる。 夫は日本を代表する登山家である長谷川恒男。 |
その他雑学情報 |
・岩塩の固体を手に持ち、直接コーヒーにかき混ぜて下部のみを溶かして飲む文化がある。 ・イスラム教徒が9割であり、お金持ちが貧しい人に食事を配るなどといった光景も見られる。 ・町中に市民に紛れて国家諜報員が潜んでおり、怪しいものを監視しているという。 ・新品の食品や水にも異物混入率は高く、衛生環境は良くない。 ・手縫いのサッカーボールはパキスタン製が多いという。日本にも輸出されている。 ・小学校の中退率が世界ワースト2位といわれる。卒業までに半数がやめてしまう。 貧困のため、子供たちも働かなくてはならないからだという。 ・インドとパキスタンの間にある陸路国境のうち、唯一従来できるのが「ワーガ」という小さな村で、この村の東半分はインド、西半分はパキスタンに属している。 両国が分離独立した年にできた新たな国境が村を分断してしまったためで、この村の国境ゲートは「アジアのベルリンの壁」ともいわれる。 ここでは毎日夕刻には「フラッグセレモニー」と呼ばれる国境閉鎖式が行われる。 ・スタンが付くが、パキスタンは他国とは違い地名からとった国名であり、民族名ではない。 ・インダス川流域は古代インダス文明の地として知られるが、現地ではそのことを知らない人が多く、自分たちの古代文明を誇ることもしない。 歴史的な経緯もありイスラムの国ということを強調したいため、イスラム以前の歴史を学校で教えないのがその理由。 ・カラーシャの谷に暮らすカラーシャ族はアレキサンダー大王の軍隊の末裔だという伝説が残っている。人々は白い肌をもち、多くの特殊な文化をもっている。 |
※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。
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