オマーン

中東および西アジアの絶対君主制国家。首都はマスカット。
アラビア半島の東南端に位置し、アラビア海(インド洋)に面する。
北西にアラブ首長国連邦、西にサウジアラビア、南西にイエメンと隣接する。
なお、石油ルートとして著名なホルムズ海峡の航路もオマーン領海内にある。

国情報 目次

基本情報

オマーン
Sultanate of Oman

正式名称
オマーン国
首都
マスカット
最大の都市
マスカット
通貨
オマーン・リヤル (YTL)(OMR)
公用語
アラビア語 国の標語
なし
面積
312,460平方km(69位) 人口
2,845,000人(134位)
民族構成
半数以上がアラブ人。その他にバローチ人、イラン人、インド人(印僑)などがいる。 宗教
およそ3/4がイスラム教のイバード派、1/4がスンナ派に属している。ヒンドゥー教やキリスト教を信仰しているものもいるが少数である。
国歌
Ya Rabbana Ehfid Lana Jalalat Al Sultan ISO 3166-1
OM / OMN
時間帯
UTC +4 サマータイム
なし
ccTLD
.om 国際電話番号
968

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滞在情報

祝日・祭日
ヒジュラ暦によるので毎年変わるが、グレゴリオ暦も併用。2012年の祝祭日は以下のとおり。年によって異なる移動祝祭日(※印)に注意。当日にならないと発表されない。日本の日曜にあたるのは金曜。週末といえば木・金曜を指す。なお、ナショナルデーの11月18日はカブース国王の誕生日。

1月1日 元日
2月4日頃 ※預言者ムハンマドの誕生祭
6月17日頃 ※預言者昇天祭
7月23日 ルネッサンスデー
8月19日頃 ※ラマダン明けの祭り
10月24日頃 ※犠牲祭
11月18日 ナショナルデー
12月7日 ※イスラム暦新年
※2012年のラマダンは7月20日頃から。
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式

一般的にはミネラルウォーターを飲用。水道水は飲めないことはないが、塩分の含まれた地下水と海水を淡水化している。
郵便
日本までのハガキは150Bzs、封書は250Bzs〜。1週間から10日で到着する。
日本大使館
・在オマーン大使館
Way No.3011, Shati Al Qurm, Muscat, The Sultanate of Oman (P.O. Box 3511, Ruwi, Postal Code 112)
電話: (968) 24-601028
Fax: (968) 24-698720
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • バハラ城塞 - (1987年、文化遺産)
  • バット、アル=フトゥム、アル=アインの考古遺跡群 - (1988年、文化遺産)
  • アラビアオリックスの保護区 - (1994年、自然遺産 2007年、登録抹消)
  • 乳香の土地 - (2000年、文化遺産)
  • オマーンの灌漑システム、アフラジ - (2006年、文化遺産)
主要都市
マスカット:首都。最大都市。
スール:東部を代表する都市。
ニズワ:内陸地方を代表する都市。
サラーラ:南部の中心都市。
ハッサブ:ムサンダム地方の中心地。
代表的な観光地

: ●
英語の通用度
その他観光情報
・中東にあるがテロリズムの可能性が少ない国と評価されている。
・オマーンは3月から10月まではかなり暑く気温は40度まで上がる。
2月は気候がよく、美しく晴れ渡った日中と涼しい風が吹く夕方からの時間帯のおかげで、観光しやすい。
・とにかく暑い国として知られる。
・乳香(別名フランキンセンス)が名産品である。
非常に暑く乾燥した場所にしか育たない乳香の木の樹液であり、熱を加えるといい香りがする。
臭いが気になる個所に煙を当てれば香水代わりにもなる。
クレオパトラも愛したと言われ、当時は金と同じくらい貴重だったと言われる。
オマーンのお土産の代表格。
・デーツは1日1粒食べるだけで生きていけると言われる、栄養満点の植物。
厳しい灼熱の大地に暮らす人々を支えてきた木の実である。こちらもお土産の候補。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


カンジャルという短剣、サルタンの権威、統治

平和

外敵からの防衛

農作物、繁栄

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
石油関連業、農漁業、銅鉱業
国の有名人
●カーブース・ビン・サイード:元オマーン国王。18世紀から続くブーサイード家の第14代君主。
親日家としての一面もあり、「国家開発の手本として日本人を見習うべし」と述べている他、東日本大震災の際には1,000万ドルの義援金を日本に提供している。
原油輸出で得た資金で国民生活を劇的に向上させ、自国の歴史や伝統をふまえた近代化を行った。
洞察力と寛容さを持ち、自ら車を運転する国王に対し、国民は沿道から熱烈に歓迎したという。
祖父のタイムール元国王は退位後に日本人の大山静子さんと結婚し、娘のブサイナ王女はオマーンで育っている。
●アリ・アル・ハブシ:サッカー選手。
欧州へ渡ったオマーン初のプロサッカー選手となる。
ゴールキーパーであるが、イングランドでもコンスタントに試合に出場している実力者。
その他雑学情報
・オマーンの遊牧民ベドウィンには、男性同士でも鼻と鼻をくっつける挨拶がある。
顔同士が接近するため、遠くから見るとキスをしているようにも見える。
・国土の82%は、砂漠ならぬ土漠がある。土でできた砂漠のようなものである。
・夏場は50度を超すこともある。
・週末ごとに親戚一同で集まり食事会を開くのが、オマーンのならわし。
・カブーリという、ヤギ肉を使ったオマーンの伝統的な炊き込みご飯がある。
・親戚同士が食事する時も男女別々に食べる。
・ナツメヤシの実はオマーンの国民食である。栄養豊富で、礼拝の後にも食べたりする。
・「千夜一夜物語」に登場する船乗りシンドバッドは、首都マスカットの西にあるソハールから出航したといわれている。
・かつてアフリカにも領土をもつ海洋王国であり、ザンジバルを首都として大帝国を築いていた。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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