日本
日本列島及び周辺の島々を領土とする国家である。
「日本」という国号の表記は、太陽崇拝と相俟った自国中心的発想に基づくもの、また日本列島が中国大陸から見て東の果て、つまり「日の本(ひのもと)」に位置することに由来しているのではないかとされる。
憲法の表題に「日本国憲法」や「大日本帝国憲法」と示されているが、国号を「日本国」ないしは「日本」と直接かつ明確に規定した法令は、存在しない。
他に、法律などで正式な国名を規定していない国としては、スペインなどが挙げられる。
国情報 目次
基本情報
日本 Japan |
|||
正式名称 |
日本国 | ||
首都 |
東京都(慣例上) | ||
最大の都市 |
東京特別区 | ||
通貨 |
円(JPY) |
公用語 |
日本語 | 国の標語 |
なし |
面積 |
377,914平方km(60位) | 人口 |
128,056,026人(10位) |
民族構成 |
日本民族(大和民族)98.5%、その他1.5% | 宗教 |
文部科学省の宗教統計調査では、神道系が約1億700万人、仏教系が約8,900万人、キリスト教系が約300万人、その他約1,000万人とされている。 |
国歌 |
君が代 | ISO 3166-1 |
JP / JPN |
時間帯 |
UTC +9 | サマータイム |
なし |
ccTLD |
.jp | 国際電話番号 |
81 |
観光情報
世界遺産 |
|
国旗・国歌情報
● 国旗の説明
太陽の光明、円満な真心 | |
純潔、神聖 |
● 国歌
国歌名 |
君が代 | |
作詞作曲 |
詞/日本古歌 作曲/林広守 |
|
歌詞 |
君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで |
その他国情報
主要産業 |
電子、自動車、機械、造船、鉄鋼、石油化学 |
国の有名人 |
●大谷翔平:プロ野球選手。日本を代表する選手で、投手と打者を両立する「二刀流」の選手。 アメリカではベーブルースを超えるともいわれる高い評価を得ている。 日本やアメリカでは誰もが認める大スターだが、野球に馴染みがない国では知名度は低いと思われる。 ●イチロー:プロ野球選手。本名「鈴木 一朗」。日本を代表する選手で、国民からの人気も抜群に高い。 日本やアメリカでは誰もが認める大スターだが、野球に馴染みがない国では知名度は低いと思われる。 ●オノ・ヨーコ:ジョン・レノンの妻。日本名「小野 洋子」。世界で最も有名な日本人の1人。 レノン亡きあとも「愛と平和」のメッセージを発信し続け、世界各地で個展を行なうほか、ダンス/クラブ・プレイの分野ではビルボード・チャート1位に8曲を送り込み、この分野で最も活躍しているアーティストの1人である。 ●中田英寿:サッカー選手。アジアのサッカー選手として、もっとも成功した選手の1人とされる。 主にセリエAで活躍。語学も堪能で頭の良い人物として知られる。 サッカー選手引退後、世界中を旅したが、行く先々で人々から「君はナカタか?」と声をかけられ、現役引退後もなお抜群に知名度があることを証明した。 ●本田圭佑:サッカー選手。 イタリア・セリエAのACミランに日本人として初めて完全移籍し、背番号10を背負った。 海外のクラブオーナーやサッカーカンボジア代表監督も務める。 日本のサッカー選手としては世界的に知名度が高い一人。 ●長友佑都:サッカー選手。 若い頃はあまり注目されていなかったが、努力によって成長を続け、世界有数のビッククラブであるセリエAのインテルに、日本人として初めて完全移籍した。 ●香川真司:サッカー選手。 セレッソ大阪を経てドイツのボルシア・ドルトムントへ移籍後、クラブと共に目覚しい活躍を見せ、世界有数のビッククラブであるイングランドのマンチェスターユナイテッドに、日本人として初めて完全移籍した。 ●水木一郎:アニメソング歌手。代表曲は『マジンガーZ』。 層は一部の人に限られるものの、世界中のアニメソング好きの中では最も知られる日本人シンガーの1人。 かつてウィキペディアでも日本人最多の91言語で掲載されていたこともある。 ※その他、日本アニメ人気に伴って多くの国でも一定のファンを獲得している日本人アニソン歌手がいる。 影山ヒロノブは世界15カ国で各1万人以上を集客している。 ●伊藤比呂美:詩人。 海外で認められた数少ない日本の現代詩人の一人と称される。 ●梅原大吾:日本で始めてのプロゲーマーであり、国際的に著名な格闘ゲームプレイヤー。 2010年8月に「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」、2016年9月に「ウルトラストリートファイターIVでの最高ランキング」、「最も視聴されたビデオゲームの試合」のギネス世界記録に認定された。 ●近藤麻理恵:片づけコンサルタント。通称は「こんまり」。 2010年末に出版した著書は40か国以上で翻訳され、ミリオンセラーとなった。 2015年米『TIME』誌の「最も影響力のある100人」2015年版artist部門に選出された。 ●井尻雄士:アメリカで活躍した会計学者。日本人としてただ一人「会計殿堂」入り。 「日本人がアメリカで研究をするという道を開いたパイオニア」と称される。 ●草間彌生:世界的な人気を誇る前衛芸術家。 2019年3月に90歳の誕生日を迎えた草間についてCNNは「世界に存命する最も著名な女性アーティスト」と評した。 ※他にも大勢の有名人がいますが、世界的に知名度が高い人物を主に取り上げました。敬称略。 |
国民性 |
・あるデータによると、家庭よりも仕事を優先する人の割合が先進国ではトップクラスで、他の国と比べて家族との時間を大切にしようとする意欲が低いと言われる。 これは国民意識というよりは、仕事を優先せざるを得ない企業体質にも要因があるといわれる。 |
その他雑学情報 |
・宗谷岬は日本本土の最北端であり、本土以外も含めるとその北にある弁天島が日本の最北端である。 また北方領土も含めると、択捉島のカモイワッカ岬が最北端である。 ・世界で三番目に名字が多いといわれている。その数10数万種類。 ・世界で一番水族館が多いといわれている。 ・「血液型判断」を日本人は好むが、外国人はあまり好まない傾向があるので、外国人に対して血液型判断をしない方がよいかも。 特にヨーロッパではナチスなど血によって差別があった歴史がある。血液の話を分類や性格に結びつけることはタブーである。 ・主要国では一番、夫婦がキスしない国だと言われている。 ・日本には世界に誇る国民皆保険があるため、年間1人あたりの入院日数が世界最長というデータもある。 ・世界の主要国に「UFOを信じますか?」とアンケートしたところ、日本は3番目に割合が多かったという(45.3%)。 ・ビニール傘は世界的に珍しく、日本くらいしか見かけないらしい。 ・日本の家賃制度(敷金、礼金、更新料など)は、外国人から見ると理解できない代物であるらしい。 ちなみに日本の礼金制度は、元々大家が学生の世話もしていたことから、大家へのお礼の気持ちが礼金になったともいわれる。 更新料も、同じ人から礼金分をもらうというものである。 ※最近では日本のマンション事情も変化してきているようであるが。 ・江戸時代から武士の妻は家計簿をつけ、お金を管理していたといわれている。 そのため今でも家計は妻が握っている割合が、世界でも有数の高さである。 (割合を見ると、日本に次いでフィリピンが高いといわれている) ・年収に占めるお小遣いの割合は(旦那の1月平均の小遣い額33000円として)先進国でも最下位レベル。(1位は中国) ・雪見だいふくは日本ならではの商品で、日本くらいしか食べられない。 ・日本は歯磨きの1回あたりの時間が世界的に長いというデータがある。 ちなみにスイスは1日3回、1回につき2分磨くらしく、トータルではスイスが上。 ・国民の「歯並びの悪さ」は先進国では最低レベルといわれる。 矯正治療率・治療意向ともに低く、日本人は「矯正装置をつけることに心理的な抵抗がある」と72%が回答したという。 矯正中のイメージについても、海外では「歯並びが良くなっていくのがうれしい」と答える割合が多いのに対し、日本は「矯正装置による不自由がつらい」と答える割合が多いらしい。 ・世界で最も火山が集中する火山大国といわれる。 日本列島は地球全体の国土の2%だが、そこに世界の活火山の7%(110個)が存在している。 ・日本は世界有数の貯金大国で、日本での貯金総額はユーロ圏全ての貯金総額を上回るといわれるほど。 これは老後、将来の年金に不安があると感じる国民が9割を超えるからである。 総資産の半分以上は60代以上の人が保有している。 ・ダイエットを健康のためと考える国は多いらしく、見た目のために行うという意識は特に日本が強いと言われる。 ・日本人にとって「おんぶ」は人を助ける時の身近な行動であるが、外国人には「おんぶ」は馴染みがない。 ・マザコンは和製英語であり、そもそも海外では日本以上に母親を愛している人が多いため、 「マザコン」という概念そのものがない国も多い。 (母親を愛し大切にすることはごく当然なことであるため) ・親子で電車に乗ると、親が立ち、子供をシートに座らせるが、 この習慣は海外から見れば特殊であるらしく、 尊敬する親をシートに座らせるのが海外では普通であるらしい。 ・親が子供の「へその緒」を保管しているのは日本くらいらしい。 アフリカでは父親が誰にも言わず、子供の「へその緒」を隠す(土に埋める)習慣がある。 これは「へその緒は悪い部分であり、人間にとってのダークサイド」であるから。 ・日本人は世界的に見て「不安」という感情に陥りやすい民族だといわれている。 不安を感じやすい遺伝子タイプを持つ人の割合が日本人はかなり高いという。(90〜97%) アフリカ系黒人は32%、白人は64%といわれる中、日本人は97%だという。 最も、遺伝子だけで性格や行動が決まるわけではないが…。 ・遺伝子レベルでは、日本人は欧米よりも時間にルーズであるといわれる。 会議が長い割に結論が出ないというのが典型例とも。 ・アフリカの人々は骨盤が前に出ているため、頭の上に荷物を乗せると重心が安定しやすい。 日本人は骨盤が後ろに傾いているため、荷物をしゃがんで背負い、そのまま立つほうが安定すると言われている。 ・女性の社会進出の度合いは、先進国の中ではかなり低い。 ・外国人が日本で力士になったのは、これまで22の国と地域である。特にモンゴル人が多い。 ・内船という、宇都宮の隣の小さな村があり、観光地として知られていない場所だが、ドイツ人観光客に人気だという。 ・日本のように表札を家の前に出すのは、世界的に珍しい。欧米ではハウスナンバーが一般的。 ・自動販売機が屋外に数多くあったり、暖かいものと冷たいものが同じ台に両方売られているのは日本ならではである。 自動販売機の台数ではアメリカがトップで次いで日本だが、アメリカなどでは建物の中に自動販売機があったり、鉄格子に覆われた自動販売機であったりする。 ・ポケットティッシュを無料で頻繁に配るのも日本ならではである。 ・日本のように車をバックで駐車するのは少数派で、欧米では頭から突っ込んで駐車する。 理由は駐車場が日本は狭く、海外は広いからとされる。 そのため海外で日本人がバック駐車をすると、お金持ちの日本人の車だと目をつけられ、車上荒らしに遭いやすいという話もある。 ・日本の高速料金は世界的にも高い。 ・プロもアマも年末にベートーベンの第九を頻繁に演奏するのが風物詩なのは日本だけである。 海外では自由と平和の象徴として、記念行事などの特別な機会に演奏される。 ・いたるところに電柱が建っている国は珍しい。 景観や交通の妨げにもなるので、地中に埋めるのが世界的な流れである。 ・国の面積で比較した場合、信号機の数は世界最高ランクと言われるほど多い。 日本は歩行者優先であり、海外では車優先であるためとも。 ・日本語はひらがな、カタカナ、漢字という3種類の文字を同時に使うが、これは世界的にも珍しく、日本語が難解な理由の1つである。 ・日本では○が正解で×が間違いという認識があるが、欧米では逆のケースが多い。 「はなまる」や「二重○」などの記号も日本独自である。 ・夫のお小遣い制度というのも外国にはあまりないものである。 ・夫婦同姓が法律で義務付けられているのは、世界でも日本だけである。 ・日本語の「いただきます」「ごちそうさま」「いってらっしゃい」「おつかれさま」「ただいま」などは日本語特有のもので、世界の言語にはこれに相当する単語がほとんどないという。 ・日本語は1秒間で最も音節数が多い言語といわれる。 例えば英語で「I love you」で済むところを、日本語では「私はあなたを愛しています」とまで言う必要があり、言葉が多いということでもある。 「あ い う え お」のように1句1句を区切り、抑揚がなく、同じリズムで話すので、外国人から見ると難しい言語であり、ジェスチャーもないので感情も読めないといわれている。 ・ぶりは日本近海でしかとれないため、日本からの輸出品としても重要な魚である。 ・タクシーのサービスは世界的に見てかなりよい方だという。 ・国の位置や地形などから雪雲ができやすく、世界有数の雪国である。 1位青森、2位札幌、3位富山の年間平均降雪量は世界のトップ3といわれている。 ・生卵を食べられるのは世界的には珍しいことである。 ・日本は世界有数の残飯大国として有名である。 日本の食料廃棄量は年間約220万トンであり、日本で1年間に出る残飯の総額は約11兆円にもなる。 ※全世界で生産されている食料のうち約3分の1は捨てられているという現実があるため、本来もっと関心が払われるべき問題ではある。 欧米ではレストランで残った食事を持ち帰るという習慣があるが、日本でも推奨すべきだと専門家は提唱している。 ・山梨県の西山温泉「慶雲館」の創業は飛鳥時代の705年(慶雲2年)。 藤原鎌足の長男、真人が開湯したと伝えられ、1300余年、枯れることなく温泉が湧き続けている。 世界で最も古い宿としてギネスブックに認定されている。 |
外国人から 見た日本 |
・大阪の「梅田スカイビル」は、コロッセオやサグラダファミリアと共に、世界を代表する20の建造物として歴史的建造物と共に紹介された。
外国人が写真撮影をよくしている建物らしく、外国人の定番観光スポットにもなっている。 ・食品サンプルは日本が発祥の文化であり、外国人からみるとアート作品のようにとらえられているのか、写真を撮る人が多いという。 ・最近は英語で話す英語落語が行われ、外国人にも人気がでてきているのだとか。 ・渋谷のスクランブル交差点はよく外国人が写真を撮っている。 規則正しく多くの人がぶつからずに行き交う姿は、外国人には珍しい光景らしい。 |
※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
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