バングラデシュ

南アジアにあるイスラム教徒主体の国で、イギリス連邦加盟国である。首都はダッカ。
インドの東側に位置し、インド洋に面する。ベンガル湾に注ぐ大河ガンジス川を有する。南東部のごく一部をミャンマーと接するほかは、インドと国境を接している。隣接するインドの西ベンガル州とともにベンガル語圏に属す。

バングラデシュはベンガル語で「ベンガル人の国」という意味。世界で7番目に人口が多い国であり、都市国家を除くと世界でもっとも人口密度が高い。
ベンガル語で、バングラが「ベンガル(人)」を、デシュが「国」を意味し、あわせて「ベンガル人の国」となる。

国情報 目次

基本情報

バングラデシュ
People's Republic of Bangladesh

正式名称
バングラデシュ人民共和国
首都
ダッカ
最大の都市
ダッカ
通貨
タカ(BDT)
公用語
ベンガル語 国の標語
面積
14万4000平方km(91位) 人口
1億5222万1000人(7位)
民族構成
ベンガル人が人口の98%。その他にウルドゥー語を話すビハール州などインド各地を出身とする非ベンガル人ムスリムが2%。
他に、南東部のチッタゴン丘陵地帯にはジュマと総称される10以上のモンゴロイド系先住民族が存在する。
宗教
イスラム教が83%、ヒンドゥー教が16%、その他が1%。 その他の宗教には仏教、キリスト教、無神論が含まれる。
国歌
我が黄金のベンガルよ ISO 3166-1
BD / BGD
時間帯
UTC (+6) サマータイム
ccTLD
.bd 国際電話番号
880

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滞在情報

祝日・祭日
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式

郵便
日本大使館
・在バングラデシュ大使館
Plot No. 5 & 7, Dutabash Road, Baridhara, Dhaka, Bangladesh
電話: (880-2)8810087
Fax: (880-2)8826737、(880-2)9882700[領事・査証班]
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • バゲルハットのモスク都市 - (1985年、文化遺産)
  • パハールプールの仏教寺院遺跡群 - (1985年、文化遺産)
  • シュンドルボン - (1997年、自然遺産)
主要都市
ダッカ:首都。最大都市。
チッタゴン:ダッカに次ぐ、バングラデシュ第2の都市。
クルナ:バングラデシュ第3の都市。
ラジシャヒ:北西部最大の都市。
ボグラ:北西部の中心都市。ドイと呼ばれるヨーグルトが名産。
シレット:北東部の中心都市。
ボリシャル:バングラデシュを代表する港町の1つ。
代表的な観光地
※ダッカは人口が多く、ごみごみした感じで物価も高く、自然に乏しく、また比較的に治安も悪いといったように、バングラデシュの他のところとは大きく違った特殊な街である。
なので、バングラデシュ旅行の際にはダッカのみの観光に絞らず、地方も観光すると旅行がますます楽しめると言われる。現地人でもダッカが嫌いな人が多いといわれる。
●チッタゴン
ウオーセメタリー:第二次世界大戦戦没者墓地(日本兵のお墓がある)。
ポテンガビーチ
シタクンドゥ:ヒンドゥ教の聖地。山登りができる。
シップブリーカー:廃船場、入るには現地のNGOに連絡したほうが良い。
英語の通用度
その他観光情報
・ダッカは人口密度が世界一。リキシャは100万台あると言われるが常に大渋滞である。
だがひとたび都会を離れれば大自然が広がる国である。
・人口過多で建物不足であるため、路上で商売をする人も多い。差し歯の交換や身体測定屋などもいる。
・床屋にいくと腋毛も剃ってくれるらしい。
・ウットラ地区の1丁目に「日本食堂ナガサキ」という店がある。オーナーは日本人女性。
・人口密度が高い国で、特にダッカでは連日、町中は大渋滞である。
・渋滞で遅れそうでもイライラしない国民性だと言われ、逆にそれが渋滞問題の解決につながらないという見方も。
・ダッカにもリキシャがあり、ルーツは日本の人力車だと言われている。
・ラマダンを終えた後にあるバングラデシュ最大の休日「イード祭り」は、帰省ラッシュになり、ただでさえひどい渋滞がもっとひどくなる。
・フスカというB級グルメのスナックがある。
・世界で1番米を消費している国。
・頻繁に笑うことは未熟さの証であると考えられており、あまり笑顔には出会わない。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


太陽、独立闘争で流された血

農業の発展、イスラム教のシンボル

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
縫製品・ニット製品産業、水産業、ジュート加工業、農業
国の有名人
●ムハマド・ユヌス:バングラデシュにあるグラミン銀行 元総裁、経済学者。
マイクロクレジットの創始者。学位は経済博士。2006年にノーベル平和賞を受賞。
称号は北海道大学・神戸大学・立教大学・関西学院大学名誉博士・立命館アジア太平洋大学アカデミック・アドバイザー。
世界で最も有名なバングラデッシュ人と言われる。
●ローラ:日本の女性ファッションモデル、タレント。
父はバングラデシュ人、母は日本人とロシア人のクォーター。
幼少時は日本とバングラデシュ両方で育っている。
※この人物は日本で活躍している人物であるため、本国内での知名度は不明。
国民性
・勤勉で手先が器用だと言われる。
その他雑学情報
・バングラデシュの女性は手先が器用で目も良く、細かい作業を集中的に、長い時間できる特徴があるという。
そのため世界中の企業の工場が進出しており、女性の働き手が活躍している。(もちろん男性もいる)
・H&M、ユニクロも工場があり、中国に次ぐ世界第二位のアパレル生産国である。
・ネクスト11の一画として、世界の工場となりつつある。
・国旗が日本と似ているのは、初代大統領ムジブル・ラフマン氏が、戦後復興を果たした日本をお手本にすべきと考えたからである。
・「ビジュワエステマ」という、イスラム教徒の聖地メッカでの巡礼「ハッジ」に 次ぐ大規模な集会が、バングラデシュで行われる。
この時はただでさえ人口密度の高いダッカが、さらに激しい群衆となる。
・バングラデシュ人の多くは、ごみを捨てる事が悪い事だという意識があまりない。
店によっては、店員が食べ残しなどのごみを躊躇なく床に捨てることもある。
・使い古した巨大な船の解体を、世界で最も行っている国である。
労働現場は過酷で、世界から現状を非難されている。
・世界で最もコメを食べる国である。
「トルカリ」と呼ばれるカレー料理とコメを一緒に食べるのが一般的。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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