ペルー
南アメリカ西部に位置する共和制国家である。
北にコロンビア、北西にエクアドル、東にブラジル、南東にボリビア、南にチリと国境を接し、西は太平洋に面する。首都はリマ。
紀元前から多くの古代文明が栄えており、16世紀までは当時の世界で最大級の帝国だったインカ帝国(タワンティン・スウユ)の中心地だった。
その後スペインに征服された植民地時代にペルー副王領の中心地となり、独立後は現在まで大統領制を敷いている。
国情報 目次
基本情報
ペルー Republic of Peru |
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正式名称 |
ペルー共和国 | ||
首都 |
リマ | ||
最大の都市 |
リマ | ||
通貨 |
ヌエボ・ソル(PEN) |
公用語 |
スペイン語、ケチュア語、アイマラ語 | 国の標語 |
Firme y feliz por la union (スペイン語: 団結による安定と幸せ) |
面積 |
1,285,220平方km(19位) | 人口 |
29,165,000人(39位) |
民族構成 |
民族構成はメスティーソ45%、インディヘナ(先住民、公式にはカンペシーノなどと呼ばれる)37%、ヨーロッパ系ペルー人15%、アフリカ系ペルー人、中国系ペルー人(華人)と日系をはじめとするアジア系ペルー人などその他3%とされており、非常に複雑で多様な人種から構成されている。 | 宗教 |
ローマ・カトリックが89%程であるが、近年カトリックの数は減少しつつある。その他の宗教としては福音派プロテスタントが6.7%など。 |
国歌 |
我等は自由に、常にそうあらんことを | ISO 3166-1 |
PE / PER |
時間帯 |
UTC -5 | サマータイム |
なし |
ccTLD |
.pe | 国際電話番号 |
51 |
滞在情報
祝日・祭日 |
1月1日 元日 3月下旬〜4月下旬 聖木曜日 3月下旬〜4月下旬 聖金曜日 5月1日 メーデー 6月24日 農民の日(クスコのみ) 6月29日 聖ペドロと聖パブロの日 7月28、29日 独立記念日 8月30日 サンタ・ロサの祭り 10月8日 アンガモス海戦記念日 11月1日 聖人の日 12月8日 聖母受胎の日 12月25日 クリスマス |
電圧とプラグ |
電圧は220Vで周波数は50Hz。 コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。 |
ビデオ・DVD方式 |
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水 |
水道水は、うがいをする程度は問題ないが、飲用には適さない。ミネラルウォーターは、スーパーマーケットやキオスクなどで購入できる。炭酸入り(Con Gas)と炭酸なし(Sin Gas)がある。 |
郵便 |
郵便事情は比較的よく、日本への郵便物は1週間もあれば届く。 【郵便料金】国営の郵便局(SERPOST)を利用した場合、ハガキ、封書(20gまで)とも日本までs/.9。簡易郵便、小包はs/.17.4(20g)〜s/.114(1kg)。ペルー国内には、SERPOSTのほかにFeDexやDHLなどの国際宅配サービス会社の支店がある。 |
日本大使館 |
・在ペルー大使館 Avenida San Felipe 356, Jesus Maria, Lima, Peru (Apartado No. 3708) 電話: (51-1) 218-1130 Fax: (51-1) 463-0302 |
安全情報 |
● 外務省 海外安全ホームページ 安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。 |
観光情報
世界遺産 |
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主要都市 |
・リマ:首都。最大都市。 ・クスコ:かつてのインカ帝国の首都。マチュピチュ遺跡に近い。標高がおよそ3000mあるため、訪問の際は高山病に注意。 ・ナスカ:地上絵で有名。 ・プーノ:ティティカカ湖畔の町。 ・アレキパ:ペルー第二の都市。建物が白い火山岩で造られている白い街。歴史地区は世界遺産。 ・ワラス:アンデスのふところの高原の町。ワスカラン国立公園、チャビン・デ・ワンタル、ユンガイの観光拠点となる町。 ・トルヒーヨ:ペルー第三の都市。ペルー北部の経済中心地。 ・チクラーヨ:ペルー北西部の太平洋岸の商業都市。乾燥した海岸砂漠のオアシスの町。 ・チャチャポヤス:アマソナス州の州都。 ・カハマルカ:ペルー北部を代表する都市。 ・イキトス:アマゾン熱帯性密林の真っ只中にある都市。「陸路ではいけない世界最大の町」といわれる。 |
代表的な観光地 |
● ・: ●マチュピチュ:最近では入場制限があり(2500人ほど?)、あらかじめ銀行振り込みを済ませておく必要があるらしい。 制限人数に達していない時に限り、当日券が発行されることもある。 ●チチカカ湖:ペルーとボリビアの間にある淡水湖。航行可能な湖としては世界最高所といわれる。 湖の上では、葦でできた浮島に住む民族もいる。 |
英語の通用度 |
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その他観光情報 |
・美食の国としても知られ、明治時代に多くの日本人が移住したことで、ペルー料理と和食が融合したニッケイ料理というものもある。 ・ペルー料理は近年注目されており、旅行業界のアカデミー賞ともいわれるワールド・トラベル・アワードにおいて、2019年にペルーは「世界をリードする食のデスティネーション」に選ばれた。 ・ロモサルタード、アヒデガジーナ、セビッチェなど、日本の料理と味付けが似ており、日本人の口に合いやすいといわれる。 ・マチュピシュ行の列車はすべて午前中の出発らしい。 また遺跡保護のため入場制限がある。 ・日傘は帽子のように頭にかぶるタイプのものが使用されている。 ・ペルーでは厄払いの習慣が浸透していて、市場などでは厄払い専門店もある。 ・夕食は遅い時間にたくさん食べる習慣があるという。 ・猫好きな人が多いと言われている。 家のネズミ駆除で活躍し、昔から一緒に生活しているためとも。 猫型のつぼがあるなど、猫は身近な存在である。 |
国旗・国歌情報
● 国旗の説明
リャマ、キナの木、豊饒角(富の象徴) | |
勇気と愛国心 | |
平和と名誉 |
● 国歌
国歌名 |
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作詞作曲 |
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歌詞 |
その他国情報
主要産業 |
鉱業、漁業、農牧業、製造業、水産業 |
国の有名人 |
●野内与吉:マチュピチュの観光拠点にもなっているマチュピチュ村の発展の礎を築いた日本人。 マチュピチュ村の初代村長。マチュピチュを一大観光地に押し上げた功労者とも言われている。 ●テオフィロ・クビジャス:元サッカー選手。 ペルー人として唯一FIFA 100に選出された、ペルーサッカー史上最大のスター選手である。フリーキックの名手として知られた。 ●クラウディオ・ピサーロ:サッカー選手。 ペルー代表のスターとして活躍しているフォワード。 バイエルン・ミュンヘン、チェルシー、ヴェルダー・ブレーメンなどの強豪チームに所属した。 |
その他雑学情報 |
・結婚前のカップルは「セルビナクイ」といわれる、どちらかの実家で同棲をするお試し婚が行われる(女性側の実家が多い)。 ペルーでは離婚はとても悪いことだと考えられているためとも。 ・ペルーは美食の国ともいわれる。ミストゥーラという、ラテンアメリカ最大規模の食の祭典もある。 ・上流階級に富が集中しすぎて貧富の差が大きく、泥棒の数も多いとされる。 ・小さな店には防犯用に必ず柵がある。 ・引越しと見せかけ、留守宅から家財一式を持ち出す犯罪が問題になっている。 個人で引越しをすることも多く、引越しをするトラックなのか区別がつきにくい。 業者には引越し許可証が発行されている。 ・絵を描くのが好きな人の割合が高いという。 ・アグアヘという植物がある、女性ホルモンに似た働きをする植物エストロゲンが含まれ、食べるとバストアップ効果があるとも言われる。 |
※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。
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