メキシコ

北アメリカ南部に位置するラテンアメリカの連邦共和制国家である。
北にアメリカ合衆国と、南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東は大西洋とカリブ海のメキシコ湾に面する。首都はメキシコシティ。

ラテンアメリカ最北に位置し、ブラジル、アルゼンチンに次いて面積は3番目の大きさである。
また、およそ一億人の総人口は、ラテンアメリカでは2番目に大きく、スペイン語圏全体では最大を誇っている。

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国情報 目次

基本情報

メキシコ
The United Mexican States

正式名称
メキシコ合衆国
首都
メキシコシティ
最大の都市
メキシコシティ
通貨
メキシコ・ペソ (ヌエボ・ペソ)(MXN)
公用語
スペイン語 国の標語
不明
面積
1,972,550平方km(13位) 人口
109,610,000人(11位)
民族構成
人種はメスティーソ(スペイン人とインディヘナの混血)が60%、先住民族(インディオ)が25%、白人が14%とされており、その他にも日系メキシコ人やフィリピン系メキシコ人などアジア系の移民の子孫や、アフリカ系メキシコ人も総人口の1%程存在する。 宗教
ローマ・カトリックが82.7%、プロテスタントが9%、その他(ユダヤ教、仏教、イスラーム教など)が5%である。
メキシコはブラジルに次いで世界で二番目にカトリック人口が多い国である。
また、メキシコのカトリックは、もともとメキシコに存在していた先住民の土着信仰と融合したカトリックとしても知られる。
国歌
メキシコ国歌 ISO 3166-1
MX / MEX
時間帯
UTC -6 〜 -8 サマータイム
ccTLD
.mx 国際電話番号
52

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滞在情報

祝日・祭日
キリスト教に関わる祝日が多く、年によって異なる移動祝祭日(セマナサンタ)に注意。※は慣習休日で、それ以外は法定休日。

1月1日 新年
2月5日 憲法発布記念日
3月21日 ベニート・フアレス誕生日
3月中旬〜4月中旬 セマナサンタ(=イースター)
5月1日 メーデー
5月5日 ※ブエブラ戦勝記念日
9月1日 大統領教書発表日
9月16日 独立記念日
10月12日 ※コロンブスの日(アメリカ大陸発見の日)
11月1、2日 ※死者の日
11月20日 革命記念日
12月25日 クリスマス
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式
日本と同じNTSC方式を採用しているので、メキシコで購入したビデオソフトは、そのまま日本のビデオ機器で再生できる。DVDソフトはリージョンコードはメキシコは「4」で、日本の「2」と異なる。一般的なDVDプレーヤーでは再生できないこともあるが、マルチリージョンのDVDプレーヤーやDVD内蔵パソコンでは再生できる。

基本的にホテルやレストランで出される水は、飲料用の水を使用している。しかしローカルな食堂で食事をする場合などは、安全のためにミネラルウォーターを飲むよう心がけたい。ミネラルウォーターはスーパーや雑貨店で簡単に購入できる。煮沸した飲料水を出すレストランでも、氷は殺菌処理されていないケースが多いので注意。
郵便
メキシコから日本への郵便料金は、ハガキがN$14.5で、封書(20gまで)も同料金。日本へ送りたい場合は、郵便局の窓口で「A Japon」とひとことでいい。高級ホテルではフロントに投函を頼むこともできる。ハガキや封書や小包は7〜14日、EMSやDHLは4〜5日で日本に到着する。
日本大使館
・在メキシコ大使館
Paseo de la Reforma No. 395, Col. Cuauhtemoc, 06500, Mexico, D.F., Mexico(Apartado 5-101)
電話: (52-55) 5211-0028
Fax: (52-55) 5207-7743
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • シアン・カアン - (1987年、自然遺産)
  • 古代都市パレンケと国立公園 - (1987年、文化遺産)
  • メキシコ・シティ歴史地区とソチミルコ - (1987年、文化遺産)
  • 古代都市テオティワカン - (1987年、文化遺産)
  • オアハカ歴史地区とモンテ・アルバンの古代遺跡 - (1987年、文化遺産)
  • プエブラ歴史地区 - (1987年、文化遺産)
  • 古都グアナフアトとその銀鉱群 - (1988年、文化遺産)
  • 古代都市チチェン・イッツァ - (1988年、文化遺産)
  • モレリア歴史地区 - (1991年、文化遺産)
  • 古代都市エル・タヒン - (1992年、文化遺産)
  • エル・ビスカイノのクジラ保護区 - (1993年、自然遺産)
  • サカテカス歴史地区 - (1993年、文化遺産)
  • サンフランシスコ山地の岩絵 - (1993年、文化遺産)
  • ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群 - (1994年、文化遺産)
  • 古代都市ウシュマル - (1996年、文化遺産)
  • ケレタロの歴史史跡地区 - (1996年、文化遺産)
  • グアダラハラのオスピシオ・カバーニャス - (1997年、文化遺産)
  • パキメの遺跡、カサス・グランデス - (1998年、文化遺産)
  • トラコタルパンの歴史遺跡地帯 - (1998年、文化遺産)
  • ショチカルコの古代遺跡地帯 - (1999年、文化遺産)
  • カンペチェ歴史的要塞都市 - (1999年、文化遺産)
  • カンペチェ州、カラクムルの古代マヤ都市 - (2002年、文化遺産)
  • ケレタロ州シエラ・ゴルダのフランシスコ会伝道所群 - (2003年、文化遺産)
  • ルイス・バラガン邸と仕事場 - (2004年、文化遺産)
  • カリフォルニア湾の島嶼および保護地区群 - (2005年、自然遺産)
  • テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観 - (2006年、文化遺産)
  • メキシコ国立自治大学の大学都市中央キャンパス - (2007年、文化遺産)
  • オオカバマダラ生物圏保護区 - (2008年、自然遺産)
  • サン・ミゲル保護街区とヘスス・デ・ナサレノ・デ・アトトニルコの聖域 - (2008年、文化遺産)
  • エル・カミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ - (2010年、文化遺産)
  • オアハカの中部渓谷にあるヤグルとミトラの先史時代の洞窟 - (2010年、文化遺産)
主要都市
メキシコシティ:首都。メキシコ最大の都市。東京に次ぎ世界第2の都市圏を持つ。
グアダラハラ:メキシコ第2の都市。
モンテレー:メキシコ第3の都市。
チワワ:Copper Canyon (Barranca del Cobre) へ行く観光鉄道の起点。
カンクン:ユカタン半島、カリブ海沿岸にあるリゾート地。キューバ、ハバナへの玄関口ともなる街。
アカプルコ:太平洋岸にあるリゾート地。
ティファナ:アメリカに近い。
ロスカボス:カリフォルニア半島先端のリゾート地。Cabo San LucasとSan Jose del Caboの2都市からなる。
ケレタロ:美しい街並みは世界遺産になっている。
グアナファト:歴史的な市街地と近辺の銀山は世界遺産。毎年10月から2週間かけて国際セルバンテス祭が開かれる。
代表的な観光地
●その他の観光地
テオティワカン:ピラミッドで有名。メキシコシティから日帰り可能。
パレンケ:マヤの遺跡で有名。
トゥルム:カリブ海の海岸沿いにあるマヤの遺跡。
英語の通用度
その他観光情報
・テキーラとタバスコはメキシコの地名である。
・チョルーラという町にある地下に埋もれるピラミッドは世界最大の大きさで、底辺の長さでいうとクフ王のピラミッドの約2倍。
・メキシコ原産の作物はトマト、トウモロコシ、バニラ、唐辛子などさまざま。
・1人あたりの卵の年間消費量が世界トップクラスで、朝食には卵料理が欠かせないという。
・メキシコのチョコレートは美味しいらしい。チョコレート発祥の地はメキシコともいわれる。
・世界でもプロレスが盛んな国といわれている。
・日本では観賞用のサボテンは、メキシコでは野菜として食されている。味もなかなかとか。
・アボカドの生産量、消費量は世界一といわれる。
冷蔵庫には常にアボカドが入っているらしい。
・1人あたりの年間パンの消費量はかなり高く、よく食されるようだ。
・1年間で1人745本を消費すると言われる、世界一のコーラ消費国。当然これは肥満にもつながる。
・猫好きな人が多いと言われている。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


「ヘビをくわえた鷲が湖沼のほとりに生えたサボテンにとまっている場所にメキシコシティーを築け」というアステカ伝説を表す

独立

カトリック教会と宗教の純粋性

民族の統一

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
石油、製造業、農業、観光
国の有名人
●ウーゴ・サンチェス:サッカー選手、サッカ指導者。
メキシコ史上最高のストライカー。キンタ・デル・ブイトレと呼ばれた1980年代後半のレアル・マドリードの中心選手で、リーガ・エスパニョーラで5度の得点王に輝いた(この時のマドリーは1985-86シーズンから国内リーグ5連覇)。
また、リーガでの総得点は234得点を数え、252得点を挙げたテルモ・サラに次ぐ歴代2位である。
1999年に国際サッカー歴史統計連盟が行った投票において20世紀で26番目に偉大な選手に選ばれた。これは北中米地域出身者では最上位である。
その他雑学情報
・派手な衣装を身にまとい、テンガロンハットにマラカスを持つなど、日本人がイメージするメキシコ人は作られたイメージである。
実際にそのようなメキシコ人はいない。
・国民の平均身長(166.9cmほど)は低く、これは先住民族の血を受け継いでいるからとも。
・国民の肥満率は近年アメリカを凌ぐとまでいわれている。3人に1人は肥満である。
・メキシコでは日本の即席麺「マルちゃん」が8割のシェアを占め人気、「マルちゃん」という単語が「ラーメン」として通用する。
またそれが転じて「マルちゃん」が「早い」という意味を持ち、サッカーメキシコ代表の素早いカウンター攻撃のことを「マルちゃん作戦」と言ったりする。
・メキシコは政府が公式の会見でUFOの存在を認めたことがある。
・スポーツは、ルチャリブレと呼ばれるプロレスが人気。
・絵を描くのが好きな人の割合が高いという。
・チワワはメキシコ原産の犬で、500年くらい前から飼育されており、もともとのルーツはテチチという犬である。
人の魂をあの世へ導き悪霊を退散するとされ、人が死ぬと一緒にチワワも生贄に出されたという。
・オアハカ地方で作られる動物の木彫りの総称をアレブリヘといい、お土産になっている。
・メキシコでは誕生日の人はケーキに顔を突っ込まれる風習があるという。
・メキシコとアメリカの国境は世界で一番人の従来が多い。年間のべ3億5000万人が通る。
・メキシコでは貧困層が多いため、処方箋なしで様々な薬を購入可能。
ティフアナは1000以上の薬局があり、診察も薬もアメリカより安い。

・メキシコは他国人では理解が難しいような、独特の生死感を持つといわれる。
人の死を人一倍悲しみはするが、死そのものをさほど重くとらえておらず、死者を面白がり、笑い、食べてしまうような感覚が風習として残っているという。
傍から見るとそれは死者を愚弄するかのようでもあるが、大多数の先住民が少数のスペイン人によって支配された歴史があるため、異質のアイデンティティーがあったためという説もある。
・メキシコでは毎年11月2日が「死者の日」で、いわば日本のお盆のように人々が墓や遺族の家に集まる。
霊が戻ると言われる祭壇を派手に飾るまではいいが、他国ではまず見られない奇妙な習慣もあり、頭蓋骨やその形をした模型をきれいに彩ったり、花火を仕掛けてみたり、その形のお菓子がよく売られ、大人も子供もそれをガリガリと食べる。
ミイラ博物館の名物が、ミイラをかたどったアメ細工というのもメキシコならでは。
・死者の日はオフレンダという祭壇にマリーゴールドの花を供えたり、ガイコツのメイクをして仮想パレードをするのが定番。
ディズニー映画のリメンバーミーの影響もあり、死者の日の祭りの観光客が増えたという。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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