エルサルバドル

中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。首都はサンサルバドル。
北西にグアテマラ、北と東にホンジュラスと国境を接しており、南と西は太平洋に面している。

カリブ海諸国以外の米州大陸部全体で最小の国家であるが、伝統的に国土の開発が進んでいたこともあって、人口密度では米州最高である。

国情報 目次

基本情報

エルサルバドル
Republic of El Salvador

正式名称
エルサルバドル共和国
首都
サンサルバドル
最大の都市
サンサルバドル
通貨
アメリカ合衆国ドル(USD)
公用語
スペイン語 国の標語
Dios, Union, Libertad (スペイン語: 神、団結、自由)
面積
21,040平方km(148位) 人口
6,163,000人(97位)
民族構成
メスティーソ90%、白人9% 宗教
伝統的にローマ・カトリックが主である。70%がローマカトリックであるが、近年急速にプロテスタントが流行しており、様々な宗派のプロテスタント教徒を合わせると既に人口の20%を超える。
国歌
誇り高き祖国に敬礼 ISO 3166-1
SV / SLV
時間帯
UTC -6 サマータイム
なし
ccTLD
.sv 国際電話番号
503

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滞在情報

祝日・祭日
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式

郵便
日本大使館
・在エルサルバドル大使館
89 Av. Norte y C. El Mirador 6 Nivel, Torre 1, World Trade Center
Colonia Escalon, San Salvador, El Salvador(Apartado #115)
電話: (503) 2528-1111
Fax: (503) 2528-1100, 2264-6061
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • ホヤ・デ・セレンの古代遺跡 - (1993年、文化遺産)
主要都市
サンサルバドル:首都。最大都市。
  周辺を含めた都市圏には200万人ほどが居住しており、中米一の大都会。
  やや高地にあり、1日の寒暖差が激しく、朝夕はかなり冷え込む。
サンミゲル:国内第4の都市。内陸・低地であり非常に蒸し暑い。
代表的な観光地

: ●
英語の通用度
その他観光情報
・エルサルバドルはスペイン語で救世主を意味する。スペインが占拠したときに砦の名前としてつけたもの。漢字表記でも「救世主国」。
・エルサルバドルではスポーツはサッカーが群を抜いて人気がある。
・エルサルバドルの特産品はコーヒー、カカオ、藍。
生鮮食材はエビと白身魚くらいで、他の魚や野菜はほぼ冷凍品。
エルサルバドル人は豚肉をあまり食べないので、よい豚肉は売っていない。
牛肉は米国やニカラグアからの輸入品が多い。
・ビットコインが法定通貨となった国だが、どの店でも使えるわけではなく、事前確認が必要。
・観光地以外の場所では、欧米と比べ、人々は朝早く起き、夕食も早い時間に食べ、夜も早くに寝るという。
夜遊びができるスポットは観光地など限られた場所のみである。
・エルサルバドルの名物料理はププサ。具の入ったトルティーヤを鉄板で焼いたもので安価。
・ガソリンをしみこませた布のボールを投げ合う、「火の玉祭り」という祭りがある。
1658年に火山の大噴火で受けた被害の記憶を忘れないための祭りといわれる。
毎年怪我人が多発する危険な祭。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


中央の紋章…「フリギア帽」と呼ばれる自由の帽子、5つの火山と5つの旗は中米五ヶ国(グアテマラ・エルサルバドル・ホンジュラス・ニカラグア・コスタリカ)を表す
リボンの文字…スペイン語で「神、団結、自由」

月桂樹の葉…14の州

周りの文字…中央アメリカエルサルバドル共和国

太平洋、カリブ海

平和、調和

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
繊維業、農業
国の有名人
●ハイメ・ロドリゲス:元サッカー選手。
元プロサッカー選手。国民的英雄。発足直後のJリーグでプレイした選手。
●マヒコ・ゴンサレス:元サッカー選手。
身体は決して大きくはないが、当たり負けはせず、ドリブル、トラップ、シュート、パス、フリーキックともに上手い。
特にドリブルに秀いで、スピードがありながらも抜群のボールコントロールでボールを離さないうえに、フェイントも非常に上手く三、四人を平然とかわしてゴールをすることも少なくない。
ハーフラインからドリブルをはじめそこからDFをかわしてゴールなどということもあった。
マラドーナも驚愕したと言うテクニックを持つエルサルバドルの英雄。
国民性
・中米の中では非常にまじめな国民性で、労働集約的なきつい作業工程が多い企業でも離職率は年間1パーセント程度と非常によく働き、連帯感も強く、自己成長に前向きである。
人なつこくて明るいところには、ラテン系らしさがある。
中米随一といっていい親日的な国。
街でも家でもさまざまなところで花を飾る文化がある。
その他雑学情報
・環太平洋火山帯の上にある火山国で地震が多いこと、国民の勤勉さが似ていることなどから中米の日本と呼ばれていた。
・国名の由来は「救世主」。スペイン軍が造った砦の名前がやがて国の名前となった。
・エルサルバドルは天然資源に乏しいので、サーフィンを観光の柱として社会経済発展を目指している。
プンタロカ、エル・スンサルといったビーチが特に有名。
・エルサルバドル、ホンジュラス、グアテマラは、麻薬組織ともつながる「マラス」と呼ばれるギャング集団による治安悪化が問題になっており、殺人被害者数も多い。
近年はメキシコの麻薬カルテルと連携を強めているとされていたり、組織同士の対立もあり、新たな組織が次々と誕生して合従連衡が繰り返されており、全体を抑え切れておらず、実態もつかめず、政府も有効な対策をとれていない。
・加えて経済格差もあるため、そのような背景から母国にいられず、移民となってアメリカなどに移動する人もいる。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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