南アフリカ
アフリカ大陸最南端に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。
東にスワジランド、モザンビーク、北にジンバブエ、ボツワナ、西にナミビアと国境を接し、レソトを四方から囲んでいる。
南アフリカは首都機能をプレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)に分散させているが、各国の大使館はプレトリアに置いていることから、国を代表する首都はプレトリアと認知されている。
国情報 目次
基本情報
南アフリカ Republic of South Africa |
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正式名称 |
南アフリカ共和国 | ||
首都 |
プレトリア(行政)、 ケープタウン(立法)、 ブルームフォンテーン(司法) | ||
最大の都市 |
ヨハネスブルグ | ||
通貨 |
ランド(ZAR) |
公用語 |
アフリカーンス語、英語、バントゥー諸語9言語 | 国の標語 |
(Xam語: 様々な人々が一致協力する) |
面積 |
1,219,912平方km(24位) | 人口 |
49,320,000人(25位) |
民族構成 |
2009年の推計によると、人種の割合は黒人 (79.3%)、白人 (9.1%)、カラード(混血)(9.0%)、インド系(印僑)(2.6%) | 宗教 |
8割の国民がキリスト教で、残りはヒンドゥー教、イスラム教などである。ユダヤ教の信者や無宗教者も少数存在する。 |
国歌 |
神よ、アフリカに祝福を/南アフリカの呼び声 | ISO 3166-1 |
ZA / ZAF |
時間帯 |
UTC +2 | サマータイム |
なし |
ccTLD |
.za | 国際電話番号 |
27 |
滞在情報
祝日・祭日 |
1月1日 元日 3月21日 人権の日 3月22日 人権の日振替休日 3〜4月 ※グッドフライデー 3〜4月 ※イースターマンデー 4月27日 自由の日 5月1日 メーデー 6月16日 青年の日 8月9日 女性の日 9月24日 文化遺産記念日 12月16日 和解の日 12月25日 クリスマス 12月26日 親善の日 ※は年によって変動するので注意。 |
電圧とプラグ |
電圧は220Vで周波数は50Hz。 コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。 |
ビデオ・DVD方式 |
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水 |
水道水は飲めるが、ミネラルウォーターを飲用した方がいい。500mlのペットボトルがR5程度。なおミネラルウォーターには「Still」と「Sparkling」の2種類が売られており、普通の水は「Still」。「Sparkling」は炭酸水。 |
郵便 |
【郵便料金】日本への郵便代はハガキR4.20、封書は50gまでR4.90。小包を含め7〜10日ほどで日本に届く。 【営業時間】月〜金曜8:30〜16:30、土曜8:00〜12:00 |
日本大使館 |
・在南アフリカ共和国大使館 259 Baines Street, corner Frans Oerder Street, Groenkloof, Pretoria 0181, Republic of South Africa. (Private Bag X999, Pretoria, 0001, Republic of South Africa.) 電話: (27-12) 452-1500 Fax: (27-12) 460-3800〜1 ※在南アフリカ共和国大使館は、在スワジランド大使館、在ナミビア大使館、在レソト大使館を兼轄する。 |
安全情報 |
● 外務省 海外安全ホームページ 安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。 |
観光情報
世界遺産 |
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主要都市 |
・ヨハネスブルグ:最大の都市。 ・プレトリア:行政の首都。 ・ケープタウン:立法の首都。同国第二の都市。 ・ブルームフォンテーン:司法の首都。 ・ステレンボッシュ:南アフリカワインの名産地ワイン・ランド巡りの拠点の町。 ・ハマナス:クジラ観察で有名なリゾートタウン。 ・モッセル・ベイ:ガーデンルート入り口のリゾート地。 ・ナイズナ:ガーデンルート随一の観光地。 ・ポート・エリザベス:南アフリカ共和国の主な海港の一つ。 ・ダーバン:同国第三の都市。美しい港町。 ・ピーターマリッツバーグ:かつてのナタール共和国の首都。ヨーロッパの田舎町のような雰囲気。 ・エンパンゲニ:ズールーランドで最も大きい町。交通の要衝。 ・アピントン:カラハリ砂漠への拠点の町。 ・キンバリー:ダイヤモンドで開拓された町。 |
代表的な観光地 |
● ・: ● |
英語の通用度 |
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その他観光情報 |
・ラグビーが人気の国であるが、ゴルフもラグビーに匹敵する人気があるという。 ・「ロボスレイル」は世界一の豪華列車といわれるほどで、予約が取りづらいほどの人気がある。 ・ケープタウンのテーブルマウンテンには「チャクマヒヒ」が生息しており、人間の食べ物を物色するなど、何かと悪さをするらしい。 国立公園に指定されているため駆除することもできず困惑しているという。 ・カウントダウンの際、ヨハネスブルクの高いビルから、壊れたテレビやレンジなどを投げ捨てるらしい。 ・ワインの名産地として知られ、ワイン生産量は世界8位。 ワイン好きの中にも南ア産ワインのファンが多いという。 ・南アフリカは、フランスと北緯と南緯でほぼ同じ緯度の場所にワイン農家が入ってきた。 気候も同じなので、おいしいワインができたようだ。 ・南アフリカは世界でも有数のパラグライダー大国。 空域制限が最小限で長距離滑空が可能で、素晴らしいクロスカントリーフライトも可能。 ・裏返しのピースサインは侮辱と受け取られるので注意。 ・家畜の数を聞くことは貯金額を聞くことと同じなので、特に地方では注意。 |
国旗・国歌情報
● 国旗の説明
横Y字…あらゆる民族が協調して繁栄していく | |
黒人解放運動で流された血 | |
空と海 | |
農業と森林資源 | |
鉱物資源 | |
黒人 | |
白人 |
● 国歌
※南アフリカは2つの国歌を持つ。公式の場では2つの国歌を組み合わせて短くしたものが演奏されている。
この国歌には、コサ語、ソト語、アフリカーンス語、ズル語、英語の5つの言葉が折り込まれている。
国歌名 |
神よ、アフリカに祝福を/南アフリカの呼び声 | |
作詞作曲 |
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歌詞 |
Nkosi Sikelel iAfrika Maluphakanyisw uphondo lwayo Yizwa imithandazo yethu, Nkosi sikelela thina lu sapholwayo More na boloka Setjhaba sa heso O fedise dintwa le matshwenyeho, O se boloke O se boloke, Setjhaba sa heso. Setjhaba sa. South Afrika. South Afrika. Uit die blou van onse he reel, uit die dieptevan ons see, oor ons ewige gebergtes waar die kranseantwoord gee, Sounds the call to come together, and united we shall stand, Let us live and strive for freedom in SouthAfrica our Land. |
その他国情報
主要産業 |
農業、鉱工業 |
国の有名人 |
●ネルソン・マンデラ:政治家。大統領(第8代)、下院議員(1期)、アフリカ民族会議議長(第11代)を歴任。 賞歴としてネルー賞、ユネスコ平和賞、アフリカ賞、サハロフ賞、ノーベル平和賞、国際検察官協会名誉章受章など。 称号には名誉法学博士(早稲田大学)など。 南アフリカ共和国での愛称はマディバ。 反アパルトヘイト運動により反逆罪として逮捕され27年間に渡り刑務所に収容された。 釈放後、アフリカ民族会議(ANC)の副議長に就任。その後、議長。 デクラークと共にアパルトヘイトを撤廃する方向へと南アフリカを導き1994年に大統領に就任。 民族和解・協調政策を進め、経済政策として復興開発計画(RDP)を実施した。 ●ベネディクト・マッカーシー:サッカー選手。 南アフリカ史上最高のプレーヤーと言われるストライカー。 柔らかいボールタッチとボディバランス、強力なシュート力を武器に欧州を渡り歩き、アフリカを代表するストライカーとなった。 ●スティーヴン・ピーナール:サッカー選手。 アヤックス・ケープタウンでユース時代を過ごし、アヤックス・アムステルダムでプロデビュー。 2010南アフリカワールドカップではベネディクト・マッカーシーを欠いていたため、随一のエースとして活躍が期待されたが、南アフリカは開催国として初の予選敗退となってしまった。 ●フーリー・デュプレア:ラグビー選手。 プレトリア大学卒業。2001年よりスーパー14のブルー・ブルズへと入団した。 2007年と2009年に南アフリカ最優秀選手に選ばれ、同年にIRB最優秀選手の候補にも挙げられた。 ●松島幸太郎:ラグビー選手。 日本人とジンバブエ人のハーフで南アフリカ生まれ。 南アフリカでは国民的スポーツであるラグビーの選手で、プロチームの養成機関で活躍。 その後日本代表になるため、日本国籍を習得した。 |
その他雑学情報 |
・落雷によって死亡する動物は意外と多くいるといわれる。 天候によって死亡するケースで最も多いらしい。 ・マントヒヒが住宅や農場に出没して被害をもたらすことがあるが、保護動物に指定されているため、殺処分できずに増加しているという。 ・アフリカでは第三位の肥満大国と言われる。 主食のトウモロコシが炭水化物が豊富なことが原因の1つである。 ・フーディアという植物を食べると、満腹中枢が刺激され食欲が減退するといわれており、ダイエットに効果がある。 ・南アフリカでは、日本の相撲が珍しいスポーツと認識されているらしい。 ・不幸があった場合、次に産まれてきた子に悪い名前をつける習慣がある。(その子供を持って行かれないように) ・1歳になったら髪の毛を全て切る風習がある。1歳から新しい人生がスタートすると考えられている。 ・南アフリカ式のバーベキューは「ブラーイ」と呼ばれる。祝いの日に欠かせない伝統料理である。 ・様々な民族が共存して暮らすことから虹の国と呼ばれている。 公用語は11もあり、国歌にも5つの言語(ソト語、アフリカーンス語、英語、コサ語、ズールー語)が使われている。 ・野生動物の肉を食べる習慣がある。クロコダイルやインパラの肉などが出る。 |
※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。
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