ウズベキスタン

中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和国。首都はタシュケント(タシケント)。
北にカザフスタン、南にトルクメニスタンとアフガニスタン、東でタジキスタン、キルギスと接する。
国土の西部はカラカルパクスタン共和国として自治を行っており、東部のフェルガナ盆地はタジキスタン、キルギスと国境が入り組んでいる。

国境を最低2回超えないと海に達することができない、いわゆる「二重内陸国」の1つである。

国情報 目次

基本情報

ウズベキスタン
Republic of Uzbekistan

正式名称
ウズベキスタン共和国
首都
タシュケント
最大の都市
タシュケント
通貨
スム(UZS)
公用語
ウズベク語 国の標語
なし
面積
447,400平方km(55位) 人口
27,488,000人(41位)
民族構成
ウズベク人が80%を占め、5.5%のロシア人のほか、タジク人(5%)、カザフ人(3%)、カラカルパク人(2.5%)などの多くの少数民族が住む。 宗教
ウズベク人を初め多くの民族がイスラム教を信仰する。
国歌
ウズベキスタン共和国国歌 ISO 3166-1
UZ / UZB
時間帯
UTC +5 サマータイム
なし
ccTLD
.uz 国際電話番号
998

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滞在情報

祝日・祭日
1月1日 新年
3月8日 国際婦人日
3月21日 ナウルーズ(春祭り)
5月9日 追憶の日
9月1日 独立記念日
10月1日 教師の日
12月8日 憲法記念日
移動祝祭日 ハイート(ラマダン明けの祭。2011年は8月30日)
移動祝祭日 クルバン・ハイート(犠牲祭。2011年は11月6日)
※移動祝祭日は太陰暦による
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式
日本と異なるPAL・SECAM方式。ウズベキスタンで購入したビデオカセットは日本の普通のビデオデッキでは再生できない。DVDは日本のリージョンコードは2なので購入する際はリージョンフリーかオールリージョンのものを。

生の水道水の飲用は不可。砂漠地帯では塩分が含まれていることもある。飲む場合は充分煮沸したあとで。ミネラルウォーター(ロシア語でヴァダーといえば通じる)は町なかのキオスクや商店で安価に売られており、観光地では冷えたものも売られている。一般に炭酸ガスが入ったものが主流だが、入ってないもの(ロシア語でベス・ガーザ)もある。
郵便
郵便事情はあまりよくない。大切な荷物、書類などはEMSやDHLなどの国際輸送会社を利用したほうがよい。

【郵便料金】一般の航空便郵便は、日本までハガキ750スム、封書(〜20g)1200スム。タシケントから日本まで2週間ほどかかることもある。

【郵便局の営業時間】一般に、月〜金曜8:00〜18:00。土曜8:00〜17:00。各地の中央郵便局は日曜も営業、営業時間も一般局よりは長い。
日本大使館
・在ウズベキスタン大使館
1-28, Sadyk Azimov St., Tashkent, 100047, Republic of Uzbekistan
電話: (998-71) 120-80-60〜63
Fax: (998-71) 120-80-77
ウズベキスタン大使館は、在タジキスタン大使館を兼轄する。
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • ヒヴァのイチャン・カラ - (1990年、文化遺産)
  • ブハラ歴史地区 - (1993年、文化遺産)
  • シャフリサブス歴史地区 - (2000年、文化遺産)
  • サマルカンド‐文化交差路 - (2001年、文化遺産)
主要都市
タシュケント:首都。最大都市。
サマルカンド:シルクロードの中心都市。遺跡は世界遺産。
シャフリサーブス:ソグディアナの古都。古くから「ケシュ」という名で知られる。
ブハラ:イスラーム世界全体の文化的中心地として繁栄を誇った街。
ヒヴァ:古代ペルシャ時代からカラクム砂漠への出入り口として繁栄。遺跡は世界遺産。
ウルゲンチ:ソ連時代に造られた近代的な町並みがあるが、町自体に見どころは少ない。
ヌクス:カラカルパクスタン共和国の首都。
フェルガナ:1877年に帝政ロシア軍の駐屯地として築かれた町。建設当初はノーヴィ・マルギランと呼ばれた。
コーカンド(コカン):コーカンド・ハン国の首都。現地の発音はコカン。
代表的な観光地
●サマルカンド
世界遺産にも登録されたシルクロードの町。

●コーカンド
タシュケントから約250km離れたところにある町。
ナンばかり取り扱う市場ナンバザールがある。
英語の通用度
その他観光情報
・サマルカンドのレギスタン広場はウズベキスタン随一の観光スポット。
夜はライトアップされ、日によってはプロジェクションマッピングが行われる事もある。
・タシュケントからサマルカンドへ向かう列車はパスポートチェックが厳しい。
・ナンは欠かせない食べ物。地方により大きさや形が違う、様々なナンがある。
・家に入る時、靴はドアの手前で脱ぐ。
・カードが使えない事が多いが、インフレで現金の量が多く、持ち運びに苦労する。
・羊の毛で作られた伝統の帽子チョギルマはお土産にもなる。
見た目に反して軽く風通しが良いので暑い夏用のものらしい。
・ドライフルーツも名産品。様々な種類がある。
・サマルカンドのレギスタン広場に立つシェルドル・メドレセのファザードは動物や人の顔がモチーフにされている。
偶像崇拝を禁止しているイスラム教ではまれなことである。
・豊富な天然ガス資源があり安価なため、車の燃料はほとんどがガス。
・主食はプロフ(ピラフ)とノン(パン)。プロフを食べるときは一緒にノンも食べる。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


イスラム教のシンボル

国を構成する12の州

澄みきった空、澄んだ水、トルコ系住民の民族色

国を守る意思

国土、平和

農業

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
天然ガス、石油、金
国の有名人
●マクシム・シャツキフ:サッカー選手。
アジアの選手として数少ない欧州リーグ得点王のタイトルを所持し、同じくアジアの選手として、UEFAチャンピオンズリーグ最多出場、最多得点を誇る、アジアサッカー史上屈指のストライカー。
サッカーウズベキスタン代表の歴代最多得点記録保持者。
その他雑学情報
・天然資源が豊富で、観光に力を入れており、近年観光客が増えてきている。
・ソ連時代と比べると、現在は近代化してきている。
・中央アジアの中も特に親日国とも言われる。
第二次世界大戦時、旧ソ連によってウズベキスタンに抑留された日本人が、アリシェル・ナヴォイ オペラ劇場の建設に従事したためとも。
1966年の大地震で多くの建物が倒壊したが、ここは崩れなかったために避難所として活用された。
このことに敬意を表してタシュケントではソメイヨシノが1000本植えられたという。
・イスラム教徒が多い。結婚前の女性の部屋には男性は入れないが、結婚式は男女別々ではなく混同の部屋で行われる。
・結婚式は踊り続けることで祝いの気持ちを表す。
・ウズベキスタンでは子供が生まれると、親戚や友人に報告するパーティを開くのが一般的。
男性だけが参加し、子供が男の子の場合は出席するが、子供が女の子の場合は会場にすら連れてこない。
お祝い事に欠かせない料理プロフが振る舞われ、特に催しもないので食べた人から仕事や学校に行く。
そのため朝に開催されるのが一般的。
・チャイハナ(お茶を飲む場所)という、男性だけでお茶や食事、おしゃべりを楽しむ男子会のようなものがある。
イスラム教の教えから、女性は身内以外の男性とは基本的に接しなかったため、男性だけが楽しむのが伝統スタイルらしい。
・女性がメイクをする際、マユゲを繋げる方がオシャレだとされている。
・だが眉毛をつなぐ風習は現在では薄れてきており、一部の女性たちだけが眉毛を繋げているという。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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