■ 里を襲いし陽炎座 ■ |
力丸らの不在を狙い、陽炎座は忍びの里を襲撃。
非道の刃から里を守る為、死力を尽くし戦う。
一、敵から忍具を奪い取るべし |
一、里に残りし敵の数は十五なり |
一、味方の老忍者を殺してはならぬ |
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〜 任務開始時 〜 |
急ぎ、忍びの里に帰り着いた力丸は、里の変わり果てた光景に唖然とした。
至る所で殺戮が繰り広げられ、忍びの里の老いた者から
村人までその骸が転がっている。
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忍びの里の老忍者が、今にも襲われようとしていた。
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香我美 |
「
力丸…
そうか、お前が煩き蝿だな…
」 |
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見ると、戸田の陣で龍丸と闘っていた女であった。
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香我美 |
「
妾は香我美
陽炎座頭領にして
忍びの世を築きし者…
」 |
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力丸はうずくまると足元に横たわる若い娘をそっと抱き上げた。
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香我美 |
「
汝らが邪魔立てせねば
我等がこうして出向くまでも
なかったものを…
」 |
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香我美 |
「
見せしめだ
我等に逆らえば
どのような目に合うか…
その眼に篤と刻むがよい
」 |
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力丸は、門番を斬り倒して紫雲斎の屋敷に飛び込んだ。
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東紫雲斎 |
「
殿は儂に任せておけ
お主は外を
急げ!
」 |
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〜 全ての敵を殲滅後 〜 |
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敵をあらかた片付けたその時、師の叫び声が聞こえた。
屋敷に戻ってみると、血を流して倒れている師の側に龍丸が立っていた。
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自分の師を殺害したことに、龍丸は微塵も罪の意識を
感じていないかのように平然としていた。
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※ 龍丸登場後にやられた時 |
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〜 龍丸戦に勝利した時 〜 |
刀を打ち付けあう力丸と龍丸。
一瞬、龍丸に隙が出来た。
力丸はすかさず打ち払い、龍丸を地に弾いた。
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力丸は刀を振り上げた。
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斬るのを躊躇う力丸、刀は龍丸の首の前で止まった。
龍丸は不意に刀を抜き、力丸の顔めがけて一閃した。
力丸はとっさに避けようとしたが、十六夜は力丸の右目をまっすぐに斬りつけた。
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右目を痛めた力丸の背後から、
香我美が老忍者を斬りつけて屋敷に突入してきた。
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香我美 |
「
童が太刀など握るから、そうなる
退くよ、青龍
」 |
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力丸は香我美に斬りかかろうとしたが、香我美に軽く弾かれてしまった。
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香我美 |
「
おまえと遊んでいる暇など無いわ…
ふ…ふふふふふ
っはははははははは
」 |
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