■ 三国志関連書籍 ・三国志に関連する書籍は膨大にあります。ここではその中で、いくつかお勧めできるものを紹介します。 ・三国志を知らないけど興味がある。物語を読んでみたい。もう一度復習したい。という方向けにご案内します。 ●おすすめ書籍 ・横山光輝 著 漫画「三国志」 吉川英治の小説『三国志』を元に、独自の解釈等を織り交ぜて描かれた作品。 左:単行本全60巻。画像及び、以下の情報は1巻のもの。 出版社: 潮出版社 (1974/04) 希望コミックス (16) ISBN-10: 4267901015 ISBN-13: 978-4267901010 発売日: 1974/04 右:文庫版全30巻。画像及び、以下の情報は1巻のもの。 出版社: 潮出版社 (1997/11) ISBN-10: 4267014418 ISBN-13: 978-4267014413 発売日: 1997/11 パロディを含まず、三国志という物語を題材にしてこれだけ長大となった漫画は、 横山光輝氏のこの作品くらいである。 位置づけ的には、前半の主人公は劉備、後半の主人公は諸葛亮ということになっているが、 ただ普通に読むだけで三国志物語のだいたいの流れを把握することができる。 三国志を題材にした作品ではかなり人気が高く、漫画なので活字が苦手な人でも読める。 漫画好きで三国志好きなら、是非読むべき。三国志入門者にもおすすめ。 またこの作品に関連した書籍も多く出版されており、それだけの人気があることが伺える。 ちなみに管理人はこの作品で三国志を知り、 当コンテンツ「三国志演義あらすじ」もこの作品と、 コーエーのコンシューマ作品、真・三国無双の辞典を参考に作成しています。 若干のネタバレになるが、 この作品では官渡の戦いが簡略されており、 曹操がいかにして袁紹を破った等の重要なストーリーが省かれている。 単行本は59巻で諸葛亮が死去して蜀軍が帰還したところで一通り話の区切りがついており、 60巻で蜀が滅亡したところで話が終わっている。(魏はともかく、 呉は滅亡までの話はおろか、この巻に登場すらしていない) 演義に忠実な作品であるため最後には魏蜀が滅亡するストーリーとなっているため、 漫画として本当に面白いのは59巻までである。 (見たい方はドラッグで反転してご覧ください) ・吉川英治 著 小説「三国志」 左:全8巻。画像及び、以下の情報は1巻のもの。 出版社: 講談社 (1989/04) ISBN-10: 4061965336 ISBN-13: 978-4061965331 発売日: 1989/04 中国の後漢末から三国時代の歴史物語を『三国志演義』に基づき、悪役扱いであった曹操を魅力的に描くなど人物描写に新たなる解釈を加えたり、戦闘シーンを簡略化させるなどして描いた作品。 全体として日本人の好みにアレンジされており、それまでの湖南文山版に代わって日本の三国志物のスタンダードともいうべき位置についたといえる。 小説好きはこちらを。 横山光輝氏の漫画、「三国志」もこの作品を元に描かれている。 またこの書籍以外に、「吉川英治全集」(画像右)にも「三国志」が収録されている。 ・他 ハルキ文庫、北方 謙三氏の「三国志」などが有名。 関連本も含めると、「三国志」を題材とした作品はいろんな人が描いています。 また実は、三On運営会社の光栄も、三国志関連書籍をいくつか出している。(著者がシブサワ・コウになっている) ●番外編 書籍ではありませんが、現在DSソフトとして「横山光輝 三国志」が発売されており、 DSで書籍の内容を確認したり、ゲームを楽しんだりできるそうです。 また光栄のコンシューマゲーム、シミュレーション「三国志」や、 アクション「真・三国無双」などには、三国志に関連した用語の解説が ゲーム内で閲覧できるものがあります。 特に「三国志」シリーズは多くの武将が登場し、どのシリーズでもいいので1つ手元に置いておくと、 武将別の解説がいつでも見れる資料として参照できます。 |