□ 海外版天誅参情報 □

海外版天誅参の、現時点で判明している情報を紹介していきます。
これらの情報は海外のメディアで紹介されている情報を中心に作成しています。
注:現時点での情報ですので、変更される可能性は大いにあるでしょう。
またあくまで海外版の情報ですので、日本版の天誅参では
どの程度反映されるものかは定かではありません。

天誅参のメディア履歴はこちら

■ 海外版天誅参情報 ■
・ご存知の通り『天誅 参』はアメリカのアクティビジョン社と 大阪の会社K2 LLCが開発することになり、 アクワイア社は天誅製作に携われないことになりました。

・天誅参の製作元はアクティビジョンスタジオジャパンですが、 東京ゲームショウ2002会場において、 発売元はフロム・ソフトウェアと決定したようです。
フロム・ソフトウェアさんのサイトには、天誅参の仮設サイトが緊急オープンされたようです。

・発売日は海外では2003年の春と予定されていますので、 日本ではさらにもう暫く先になります。
かなり良くできてはいるものの、まだ完成には時間がかかりそうであるようです。
開発は順調だそうで、E3というアメリカのイベントで天誅参も展示されたようです。
(E3とは簡単に言えば東京ゲームショウのアメリカ版みたいなものです)

・ファミ通DVD(7月19日増刊号)の付録DVDにE3の情報と、 海外版天誅参のプロモーション映像が収録されています。
主題歌もバックに流れており、やはり村瀬由衣氏による日本語の歌詞です。
DVDプレーヤーのある方は必見ですね。

・今回はまるでRPGの様に、特殊な任務を遂行したり多彩な必殺を決めることより、 ライフゲージの上に「臨兵闘者階陣裂在前」と漢字が並んでいくようで、 全部集まると新しい技を会得できるようです。
必殺によって経験値を得て成長するシステムであり、 巻物か何かのアイテムを全てあつめることでもあるようです。

・会得したその技は必殺技や特技、術等で既にクリアーした ステージに戻って新しい通路を開くことも可能だそうです。
今までの天誅のステージより遙かに大きいステージ設定であり、 よりリアルに近づけようと工夫されたようです。
屋根裏や縁の下にも潜り込むことが可能で、 環境もリアルにするため、プレイするたびに多少異なり、 任務の進め方も多少変わるようです。(大体同じみたいですが)

・力丸の他には彩女が戻っており、任務も力丸とは異なった環境、設定だそうです。
従来の作品に見られたキャラが勢揃いしてサブキャラとして登場するようで、 例えば過去に誅された人物の親類縁者が、今作では復讐するために登場するケースもあるそうです。
時間の進行もリアルタイムで、プレイ状況によって結果や成果も変わるようです。
任務も必ずしも同じとは限らず、時には隠密、時には単にボスを倒せ、 等と違いがあるようです。

・マルチプレイのオプションもあるようで、どうやら今回は2Pプレイも可能なようです。
マルチプレイヤーで他の忍者と競争する事も出来る様です。

・任務数は25あるそうで、マップ内の敵を殲滅すれば過去のマップに移動したり、 新しいマップに移動できるようになったりするようです。
過去のマップでは、新要素が加わり内容に深みが出るようです。

・マップは広大で、過去の2作を合わせた以上の広さ。
自由度は高く、地下からでもどこからでも目的地へ行けるようです。
水面を移動するときは、方向を示すなどサポート表示があるようです。

・どの難易度でも独特の要素があり、常にキャラが修得する新要素があるとのことです。

・プレイ時にはどんな作法で臨むかを選択でき、それによっては越後屋の息子が、 必ずしも同じ行動をとらないこともあるとのことです。
(少し文章の意味が分かりにくいですが、どうやらプレイの仕方で 多少は展開が変わることがある、ということなのでしょう)

・制作者はキャラを忠実にコントロールできるよう心血を注いでいるとのことで、 操作は完全にアナログ化されており、前作よりもスムーズで格好良いプレイが出来るようになったそうです。
デュアルショック2の全てのボタンに何らかの機能が配置され、 任務遂行が従来の作品よりも楽しくなるそうです。
壁をよじ登ったり、しゃがんだり、しゃがみ歩きしたり、泳いだり、 手裏剣を投げたり、敵の武器を奪って使用したりといろいろ追加され、 直に出来る様、操作が簡単になっているようです。

・今作の敵キャラのAIはもの凄く良くなっており、 結構しつこく追ってくるようで、屋根にも上ってくる様です。
もはや過去の作品とは全く別物になっている感じのようです。

・コントロールは至って同じで、違う会社が作ったとは 思えないくらい、全く同じ雰囲気で遊べるようです。
アイテムの使い方、キャラの動き、技の出し方など、 全て見慣れた光景であるようです。

・しかし、今までの天誅シリーズよりは画質が遙かに 良くはなっているものの、他社のこれから発売される ゲーム等と比べるとかなり劣るようです。 (もちろんまだ時間はあるため、完成品は違うかもしれませんが)
感じとしてはポップアートやアニメのようなタッチで、 キャラのモーションを見ているときには、背景画が地味に沈んでいる印象があるとのことです。
ゲームはほとんど完成しているため、発売までは とにかく画質やディテールに専念するようですが。

・海外向けの開発を行っているのは、有限会社K2さんです。
設立は2000年10月、大阪にある会社で、以前ファミ通で天誅参の開発スタッフを 募集しておられました、今期売上見込は1億4千万とのことです。

・2002年の1月発売のファミ通で再度スタッフ募集の広告をされていました。
新キャラらしき人物も描かれていました、草履を履き、右手に大きめのピストルを持ち、 腰に刀を備えている浪人風の男です。

・天誅参は日本でも発売されるようです。
「日本にもファンが多いから裏切るわけにはいかないでしょう。
それに日本で始まったシリーズですから」とスタッフさんがコメントされておられました。
海外にて天誅3が先に発売されることになりますが、その後に日本上陸となりそうです。

・本作の主人公は力丸のようです。 (アクティビジョン社が世論調査をして力丸の人気度が一番高いことが判明したたためだそうです) 彩女もプレイヤーキャラとして使用することができ、この2人の他にも もう1人プレイヤーキャラがいるそうです(誰かは分かりませんが)。
ゲームのキャラは全員、全ての動作でモーションキャプチャーを取っているため、 今までの天誅の中では一番動きが滑らかであり、 敵の動きも負けないくらい細かいみたいです。

・忍具、鍵縄は健在で、天誅弐のように使用箇所が限定されたものではなく、 初期の天誅のように自由度が高いものへと仕様変更されているようです。
他には煙玉や癇癪玉のようなものもあり、忍具は従来のものが見受けられたとのこと。
しかし忍具は減る傾向にあるようです。もっと現実的な忍具を発表するとしています。
吹き矢などは簡単過ぎたので、登場しないそうです。

・映像は、力丸のグラフィックはもちろんのこと、彼の通常攻撃の動作が非常になめらかになり、 従来のものとは比べものにならないそうです。
力丸がちゃんと首を斬っているように見えるよう、努力しておられるそうです。

・主人公のアクションは8種で新たに加わったアクションもあり、 必殺時のおなじみの動作は2種類の視点から見られるようです。
他に、降っている雨が地面に当たったときの描写が非常にリアルだったようです。

・必殺技は皆アップグレードされており、見た目がもの凄く良くなっているようです。
2プレイヤーが協力プレイする場合、二人一緒に敵に必殺技を行うものもあるようです。

・天誅参のスタイルは天誅弐よりも初期の忍凱旋のスタイルに戻っているようで、 ストーリは初期の天誅の公式な続編となっているようです。
鍵縄の仕様が元に戻ったのも、そのためだそうです。

・天誅3は今までの天誅シリーズより残虐であるそうです。
詳しくはわかりませんが、ストーリーも今までのより陰険で凶悪になっており、 敵の行動も凄く惨いようです。
ただ、海外版ではかなり残酷な仕上がりになるとしても、 天誅参が日本版になれば規制がある程度かかるので、 その惨さは控えめになるはずですが。

・武器を使用しない戦いも出来るそうで、敵との取っ組み合いの様な事もできるようです。
これも同じく詳細は不明です、素手での戦闘、ということでしょうか。

・ステージの天候はリアルタイムで変化していくそうです。
同じ1つの任務でも時には晴れ、時には雨になる等、努力しておられるそうです。
デモのステージではずっと雨が降り続けており、雨が地面に当たる感じや、 力丸の体や刀に当たる雨の粒がもの凄く雰囲気を出しているらしいです。

・任務内にある松明や灯り等を(おそらく刀で)かき消すことができます。
灯りの側を通るとリアルタイムで影が出来て、 相手に影を見られると様子を見に来られるようです。
影が壁に映る感じ、地面に伸びる感じが良く再現されている様です。

・どうやら天誅3では忍凱旋のように、任務毎の敵配置が3パターン用意されているようです。

・『力丸、彩女には新しい武器が用意されている』という情報は信憑度が高そうです。
他、天誅参に関する噂として壁を上ることが可能、という話があるようです。

・残念な話ですが、虎の巻がないかもしれないという噂があるようです。
もちろん真偽の程はわかりませんが、ただの噂である事を願いたいものです。

■ 天誅参主題歌 歌詞 ■
現時点で判明している天誅参の主題歌の歌詞です。
(もちろん製品版とは異なっている可能性もあります。)
タイトル名は不明ですが、作曲・編曲は朝倉紀行氏、歌は村瀬由衣氏で、
天誅シリーズの音楽に携わってきたお馴染みの方々です。

愛という光求め闇の中に彷徨い

夢という幻を追って名もなきまま散りゆく宿命(さだめ)

風なき道に迷い雨に打たれ佇む

小さな命燃やし誰の為に微笑む花よ

赤い月夜の風に吹かれて草の匂いに故郷想う

二つの影は風に吹き流され消えても

月日は命重ね名もなきまま散りゆく宿命

■ プロデューサーインタビュー ■
アメリカのゲームスポットにて、 ACTIVISION社のプロデューサー「ホリエ タダアキ」さんとの
インタビュー報告をされていますので紹介します。
(英文ですので日本文にすると直訳になりますが、ご了承を)

:天誅3は天誅1の続編ですが、何年後のストーリーなのですか?
:天誅3は天誅1から1年後の設定です。

:天誅2では使用可能なキャラが合計3人でしたが、
  天誅3では何人ですか?名前も教えて下さい。
:二人以上の使用キャラは存在しますが詳細情報は言えません。
  キャラそれぞれ、別個の技、必殺、ストーリー、等があります。

:他の天誅シリーズから再現するキャラはいますか?
:その質問には答えられません。ネタバレになりますので。

:敵としては天誅1では魔物、天誅2では人間が多かったですが、天誅3では?
:両方出現します。

:画質、凝り方としてはどんな事をしてますか?
  どういう風にPS2の力を有利に使ってますか?
:K2ではとても才能があるデザイナー達が細かいところまで凝って
  開発しています。PS2の力を振り絞ろうとしています。
  天誅の場合、雰囲気がとても大事なゲームなので出来るだけ
  努力して開発しています。キャラクターモデルに大変凝りまして
  いかにスムーズに、自然に、そして格好良く動くよう努力しています。

:天誅2ではゲームを完成するのに随分と時間かかりましたが
  天誅3ではもっと長くなるのでしょうか?
:もちろんです。

:ゲームのカメラシステムに何らかの変化は?
:あります。どのカメラアングルが一番見やすいか、格好良いか、
  等と色々な研究をしています。

:どんな新しい武器、忍具を期待できますか?
:そこら辺の情報はまた後ほど。

:天誅2はボスの強さと多さでかなり悪評でした。天誅3のボスは
  もっと簡単になりますか?それとも難しく?そして数も多くなりますか?
  それとも少なく?
:天誅3ではボスの難易度をかなりバランス良く設定したつもりです。
  ボス対戦ももう少しやり甲斐のある、楽しい戦いにしようとしています。
  ボスの数は天誅2より少ないです。しかしボス一人、一人、違う
  戦略を持って戦わなければいけません。

:今のところ、天誅3の一番誇らしく思えるところは何ですか?
:人に見せたときの初めの意見は画質の良さ、アニメーションの良さです。
  プレイさせてあげたときは「とても楽しい」と言う意見ばかりでした。
  つまり、私にとって誇らしいのは「楽しさ」です。忍んで、敵を上から
  監視したり、鍵縄を使ってもっと近くへ行くか、逃げたり、強い敵に
  必殺を決めたときの楽しさです。
  新しく追加した連続攻撃技、動作等が既にゲームを新鮮にします。
  上記の動作や攻撃はファンを驚かし、そして初心者にも楽しめる
  物だと思います。ACTIVISIONジャパンとK2は天誅1の様に
  最高なゲームを開発するため、熱心に働いています。

:天誅3を他の機種に発売する予定はありますか?
:ありますがどれかは言えません。

:ファン達へのコメントなどはありますか?
:天誅シリーズへのファン達の支えはとても嬉しいです。
  皆さんの意見、アイデアはしっかり聞いています。
  天誅3は今までに無い正真正銘、忍者一筋のゲームになります。
  そして皆さん達が支えてくれる熱烈さに恥じないよう、
  努力して開発させていただいてます。

:お時間有り難うございます。
:有り難うございます。

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