■ 天誅弐 主人公紹介 ■ |
◆ 力丸 ◆ |
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忍び名:力丸(りきまる)
18歳・男
幼き頃から非凡な才能を見せ、みるみるうちに忍の腕をあげた、
卓越した技を持つ忍へと成長した少年。
勤勉実直な性格で、現状に溺れず日々鍛錬を欠かさない。
忍者としての生き方に揺るぎない自身を持ち、
主君・松之信に対する忠誠心も、厚く揺るぎない。
主君のために命をも投げだす熱血漢。
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【特徴】
忍者刀での体術を得意とし、忍びとしての能力は他の忍者を圧倒する。
それにも関わらず、決して驕る事の無い実直な性格の持ち主で、周りからの信頼も厚い。
次期当主は、彼か兄弟子の龍丸かと噂されている。
三白眼。白髪。
【性格】
実直で忠義は必ず守り通す。
しかし冷静に見える彼も実は熱血な部分を持っており、感情が爆発する事もある。
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【生い立ち】
紫雲斎が暗殺の命を受け、とある武家に数人の雇われ忍者達とともに忍び込んだ。
紫雲斎は主を暗殺するが、女房と女中にその様子が発見されてしまう。
別の忍者がすぐさま発見者達を殺害、赤子を殺そうとしたところを紫雲斎は寸前で止める。その赤子が力丸である。
親を殺された赤子を引き取り紫雲斎は育てる。よって正確な齢はわからない。
既に辰吉(龍丸)を引き取っていた紫雲斎はこの赤子も辰吉同様忍びとして育てることを決意した。
忍びとしての生き方しか紫雲斎には育てようがなく、辰吉にとって良き練習相手となるであろうと考えた。
あまりにもひ弱な赤子であったため紫雲斎は力(ちから)と名を付け育てた。
紫雲斎の命名の効果か体力も並以上であるし、腕前はかなりのものであった。
忍者として認められた力は忍び名「力丸」を与えられる。
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◆ 彩女 ◆ |
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忍び名:彩女(あやめ)
14歳・女
わずか14歳にして、東忍流の皆伝を与えられた九ノ一。
奔放な性格からくる伝統に捕われない独自の技は、
力丸、龍丸ともに一目置いている。
反面少女らしく、龍丸にほのかな恋心を抱いている。
自分の名に“殺める女”という意味を持つことを、
九ノ一の運命と悲しく思っている。
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【特徴】
東忍流忍者。
小柄な体型であるが、並以上の者でもとても太刀打ちができぬ程の技の持ち主。
彼女の扱う二振りの小太刀は、蝶の舞うがごとく艶やかである。
天才肌の為、あまり物事に感心が無いが、年頃になり色気づいているので多少格好にお洒落をしている。
【性格】
冷静。無気力。だが自分が想う者に関わる事となると、途端に熱くなりやすい。
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【生い立ち】
紫雲斎がとある事情により京都に出向いたときに河原にて流されていく
死体を見ているおもんを見つけた。
戦国時代の京の都は半分焼け野原である。その中にいたおもんは少し異質な存在であった。
紫雲斎は両親を捜し回るも見つからず、かといって女を弟子として
引き取ることも全く考えていなかった。
そして何よりもおもんはよほど辛いことがあったのか自分の名前と年しか言わない。
この時おもん6歳。
紫雲斎は組織としての忍びではなく、一匹狼系の忍者である。
よっておもんを九ノ一として育てる術を知らない。
床術や誘術、催眠術は紫雲斎の苦手とする部類であった。
紫雲斎の裾を掴んで放さないおもんを巻くのは簡単であった。
しかし紫雲斎は、おもんを男子の忍者同様に育てることにした。
資質だけであれば3人の中で一番秀でていたであろう。
兄弟子力丸とほとんど同じ時期に忍び名「彩女」を与えられる。
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◆ 龍丸 ◆ |
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忍び名:龍丸(たつまる)
25歳・男
力丸、彩女の兄弟子として、彼らと修行を共にする。
鍛え上げた肉体から繰り出される数々の拳技には、
一流の剣術家といえども歯が立たない。
紫雲斎から十六夜を託された東忍流次代頭領で、
東忍流を継ぐ最高の忍となったが、
香我美との出会いにより、大きくその運命を変えていく。
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【特徴】
東紫雲斎の一番弟子。
臨機応変に対応する卓越した技術を以って、己の身一つで任務を
遂行する。
武器の扱いにも長けているが、主に素手での攻撃を得意としている。
端整な顔立ちで、髪型は四方髪。
【性格】
冷静沈着。
しかし完璧とも言えるこころ精神の奥底には、忍びとして生きる事への惑いを持っている。
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【生い立ち】
3歳の時に戦場跡をさまよっていたのを紫丸(東紫雲斎の忍び名)が見つけ育てる事になる。
紫丸は戦場跡で死屍累々の中でたたずんでいた辰吉を見て
直感的にこの子は優秀な忍びになると思ったという。
この時、紫丸47。戦国の世に失望し、子も無く、己の技を封印する決意をしていたが
才気あふれる素材を見つけた時、継承者を育てる決意をした。
辰吉は紫雲斎(現役を離れ名前を変えた)の元で忍びの技と心を磨き、
16歳の時に、忍び名を「龍丸」を与えられる。
その後、紫雲斎の元を離れても良かったが、己を高める為、
精進をしながら力丸らの成長を見守っている。
もちろん一端の忍びとしての任務をこなしながらであるが…。
彼なりに兄弟子としての役割を感じている。
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■ 天誅弐 主要人物紹介 ■ |
東 紫雲斎 (あずま しうんさい) |
力丸、彩女、龍丸の師匠。老いてなお闊達な東忍流頭領。
幼き彼らを拾い、代々郷田家に仕える忍者として東忍流の後継者として育て上げた。
龍丸に十六夜を託し隠居を考えるが、居合に似たその太刀筋は、いまだ健在である。
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蝉丸 (せみまる) |
忍びの里で育った忍犬。
忍びの里襲撃後、龍丸の匂いを追って力丸と彩女を導いていく。
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郷田 松之信 (ごうだ まつのしん) |
私利私欲に走らず、民の幸せに重きを置いた政治を行う名君。
前当主の長子として家督を相続し、以来民の平和のために善政を敷いてきた。
一方で、その甘さに付けこむ輩も多い。
郷田家内乱で妻を失い、娘を奪われてしまう。
代々東忍流を影として雇っている。
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圭 (けい) |
郷田松之信の妻。
その身分故の政略結婚ではあったが、名君の良き伴侶となった。
松之信の温和な性格に惹かれるようになる。
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菊 (きく) |
松之信と圭の間に生まれた一人娘。
心根のやさしい女の子だが、甘やかされて育ったせいかわがままな一面もある。
彩女を実の姉のように慕うようになる。
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関谷 直忠 (せきや なおただ) |
郷田家筆頭家老。
先代の頃から郷田家に仕えている。
至って冷静沈着で忠義心も厚く、若き松之信を影から支える優秀な家臣。
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橘 十兵衛 (たちばな じゅうべえ) |
郷田家を武術の面から支える、剣術指南役で、城内警備責任者も兼ねる。
独自に編み出した二刀流で、襲いくる敵をなぎ倒す。
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浦野 武人 (うらの たけひと) |
老体に鞭を打ちつつも、数々の武勲をたて続ける郷田家重臣の豪傑。
すっかり腰は曲がってしまったものの、剣と槍から繰り出される太刀筋には、十兵衛も一目置いている。
温泉好き。
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香我美 (かがみ) |
影として生きることを否定し、新たなる忍の世を興すという野望のもと、
忍集団陽炎座を旗揚げする謎の九ノ一。
数々の手下を引き連れ、郷田軍、ひいては東一派にその牙を剥く。
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陽炎座四天王 (かげろうざしてんのう) |
香我美の眼力に見出された、強者四人衆。
玄武、白虎、青龍、朱雀の四人からなる。
東忍流忍者の行く手を阻むため、その力を尽くす。
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青龍 (せいりゅう) |
香我美に見出された、如月流四天王のひとり。
香我美が陽炎座を発足する直前に、龍丸の手によって倒される。
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玄武 (げんぶ) |
自分を認めてくれた香我美を慕い、四天王の中で唯一心の底から忠誠を誓っている。
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朱雀 (すざく) |
盲目の狂戦士。強者のみが生き残ると堅く信じ、他人や部下を思いやる心を持たない。
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白虎 (びゃっこ) |
兄弟のように育った虎の「虎太郎」とともに戦うが、単独でも卓越した技を持つ鞭使い。
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