キャラクター紹介
侍 キャラクター紹介


ここでは、侍に登場するキャラクター達を紹介します。
公式映像の画像が手に入らないので顔写真はありませんが、入手次第追加予定です。
併せて、ここに絵を載せてもよいという作品も募集中です。

主人公
男。プレイヤー。 六骨峠にふらりとやってきた剣士で、過去の経歴等は一切不明。 名前や顔、性格や剣の腕は未知数(というかプレイヤーに依存)。 プレイヤーの行動次第で善にも悪にも為り得る。 六骨峠を舞台に繰り広げられていく様々なイベントを体験し、 気に入った勢力に加担したり、あるいは一匹狼で流離ったりと、 この時代を風の向くまま生きる侍。 あてもなくふらふらと歩き回ってみたり、畑の大根を勝手にかじってみたり。 戦闘中には様々な必殺技を編み出し、相手をなぎ倒していく。 自由気ままに振舞う主人公を最後に待っているのは果たして…?

宿屋「甘栗」に加担するキャラクター
すず
女。 峠にある宿場の飯屋「甘栗」の看板娘で、 育ての親である「栗吉」と二人で店を切り盛りしてきた。 幼い頃に戦争で両親を失い、その時に栗吉と拾われ、以来ふたりで店を営んできた。 逆境に負けない明るい性格なので、峠にもファンが多いらしい。 黒生家から無法な立ち退きを迫られているが、栗吉の容態が悪い上にお金もなく、 他の土地に移るだけの余裕がないため困っている。 ゲームのヒロイン的存在で、いろいろ大変な目に遭う。
栗吉
(くりきち)
男。 背が低くて、とんがり帽子を頭にすっぽりかぶったおじいさん。 めし屋「甘栗」の開発者。戦災孤児だった「すず」の育ての親。 妻や子供はすでに他界しており、すずと2人で細々と生活している。 高齢となった現在は体も弱り、だいぶボケ始めている。 物忘れもひどくなっており、主人公との会話もやりとりがちぐはぐ。 黒生家から数々のいやがらせを受けている。
ドナルド・ドナテロウズ
男。 アフロな髪型がトレードマークのイギリス人侍。通称ドナドナ。 御雇外国人とともに高炉建造の際に作業員として来日したが、 武士道に傾倒し永住を決意した黒人青年で、峠入り口の三角橋の下で暮らしている。 明るく陽気な気持ちのいい性格で、年齢は23歳。 宿場の人たちと仲がよく、すずに密かに想いを寄せる異人の剣士。 宮本武蔵にあこがれているらしい。

黒生家に加担するキャラクター
黒生鉄心
(くろふ てっしん)
男。家父長の威厳をもって部下を束ねる、黒生家の当主、豪快頑固親父。 息子の金太郎を溺愛している。 かつては戊辰戦争にも参加し、関東八州に豪壮で名を知らしめた勇猛な武人。 良くも悪くも自分流の筋を通す男で、多くを語らないが怒ると恐い。 現在はすっかりならず者たちのボスで、部下からの信頼は厚い。 剣の道に長け、爆発的な攻撃力を誇る強敵。 その力は一個師団に値するとの噂も。
黒生邑咲
(くろふ むらさき)
女。鉄心が3年前に再婚した3人目の妻。 若くして黒生家の財政を取り仕切る。 最近、待望の後継ぎである金太郎を出産したばかり。 性格は野心家でわがまま、ちょっとキツめの強欲姉御肌。 野心家で、当時としてはリベラルな思想の持ち主。 領地の切り売りや、高炉の建設・売約などのほとんどは彼女のアイデアである。 元は、取り潰しになった武家の一人娘らしい。
黒生金太郎
(くろふ きんたろう)
男。1歳。 鉄心と邑咲の子供で、黒生家の待望の後継ぎ。 しかし、その出生にはある秘密が隠されているらしい。
知床総一郎
(しれとこ そういちろう)
男。 1857年、25歳の時に吉兆の家庭教師として黒生家に来た。 黒生家に忠義を尽くす忠臣で、 黒生家の存続を第一に考える鉄心の側近。 儒学や禅に通じる文武両道で、伝統的武士道を重んじる。 常に冷静沈着な態度を崩さないが、なぜか部下からは色男疑惑もあったりする。 「甘栗」にネチネチと立ち退きを要求する。 黒生家の用心棒になる際、手合の相手となる。
坪内八郎
(つぼうち はちろう)
男。黒生家の手下の一人で斬り込み隊長。侍大将を務める、通称坪八=B 兄貴分として、黒生家に集まってきたチンピラ侍たちをまとめている。愛刀は“一発刀”。 中途半端ハゲで、自分が好きな言葉である「一発」を、額に刺青しているのが特徴。 上半身裸で肩から肘にかけて両腕に入れ墨をしており、人相が悪い。短気、単細胞、無鉄砲。 宿屋のすずに気があるが、かなり嫌われている。
黒生家家臣
黒生家の家臣たち。 見るからに人相が悪いが弱い、いわゆる雑魚。 家臣とは名ばかりで、そのほとんどは正式な家臣ではなく、 好き放題できる峠に勝手に集まってきた、没落武士たちである。 実質はただのチンピラの寄せ集め。 幕府が滅んでからは資金繰りも厳しく、強盗や恐喝などの悪行を働き食いつないでいるため、 宿屋の人々から迷惑がられている。 だが彼らもまた、新しい時代になじめない男達なのである。

赤玉党に加担するキャラクター
吉兆
(きっちょう)
男。24歳。反政府組織、赤玉党の党首。 黒い服を着ており、髪は短い。 黒生屋の主黒生鉄心の長男で、14歳の時家を出て上京。 頭が切れ、剣の腕も超一流、だがその生い立ちのせいか、少々屈折した一面を持っている。 彼のもとには、打倒政府に燃える、吉兆に共感した志高き者達が集まっている。 活動資金調達のため黒生家の所有する高炉を狙っているが、そのために黒生家と対立している。 黒生家の後継ぎ金太郎の誘拐事件を企てる。
チェルシー
女。えげれす出身。 渡航中の吉兆と出会い、日本までついてきた。 チャイナ服を着ており、愛刀は“微熱”。 政治や思想には興味はないが、吉兆に絶対的な信頼を置いている恋人で、 祖国と家族を捨てるほど彼を慕っている。 剣の腕も始めてわずか数年ながらかなり卓越しており、小悪魔的な魅力を持った美女。
日向隼人
(ひゅうがはやと)
男。 赤玉党の参謀的存在。三重出身。頭脳明晰で冷静沈着。 幼少のころより暗殺術を仕込まれた蔓隠流忍者の末裔。 従順で控えめな好青年で、任務遂行に美徳を感じる。
刈部星雲
(かりぶせいうん)
男。 赤玉党員の一人で斬りこみ隊長。佐賀県の武家出身。 相手の技を真似て使う、明鏡流の使い手で、愛刀は“鮫肌刀”。 明治政府の士族に対する対応に怒りを感じ、吉兆の思想に共感して赤玉党に入るも、 戦いの中で弟をなくすなど、敗戦続きの中苛立ちを募らせる。 冷徹で好戦的だが芯はしっかしている。志士というより、人斬りのイメージの方が強い。
赤玉党員
赤玉党員たち。 元は新政府打倒に燃えた志高い志士の筈が、 現在は当面の寝食さえままならぬ状況でやさぐれている。 時折、旅人や近隣の人々にからむこともあるようだ。 黒生家の雑魚よりはやや強い。

政府工部省に加担するキャラクター
井ノ頭茂吉
(いのがしら もきち)
男。 6年前に宿場の派出所に配属された警察官。 すでに廃刀令が施行されているにもかかわらず、 黒生家や峠のならず者たちの帯刀には賄賂をもらって目をつぶっている汚職警官。 すぐに拳銃を撃ち、強いものに弱く、弱いものに強い。 鉄砲を所持し、何かあるとすぐに発砲してくる。 卑怯で腹黒い典型的な悪人。住人たちに対しては陰険。 黒生家の跡取り息子、金太郎出生の秘密を握っているらしい。
保世大佐エ門
(ほせ だいざえもん)
男。 ガタイのいい巨体を持った警察官で、気が優しくて力持ちだが、頭は弱い。 食い逃げで逮捕された後、井ノ頭の手下としてボディーガードをしている。 純粋な心をもっており、敬愛する井ノ頭のために働いている。 怪力自慢で、その巨体をもって敵をなぎ倒す。

どの勢力にも加担していないキャラクター
堂島軍二
(どうじま ぐんじ)
男。 宿場の一本松で鍛冶屋を営んでいる。 元は幕末、戊辰戦争で活躍した暗殺者剣士。 過去をあまり語りたがらない寡黙な男。鉄製のアイデアグッズを作るのが趣味。 世間に背を向けて暮らしており、 ひたすら鉄を打ち続けて静かに余生を過ごしたいと思っている。
東横苑仙
(とうよこ えんせん)
男。 物語の途中で六骨峠にやってくる謎の風来坊で、京都出身の飄々とした剣士。 とぼけた感じのやさ男だが、彼の目的は、 10年前に何者かに斬り殺された両親と妹の仇をとることであり、そのために旅を続けてきた。 なにかと斜に構えたような話し方をするニヒルな性格だが、剣の腕に関しては侮れない。

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